来年度から小学校でプログラミング教育が導入されます。
これをきっかけに
と、お子さんに言われるかもしれません。
しかしながら、高額なパソコンを買い与えても、すぐに飽きてしまうかもしれません。
そこで今回は、パソコンがなくてもプログラミングを学べる、Nintendo Switchのゲームを実際にうちの3姉妹にやってもらいました。
目次
プログラミングを学べるNintendo Switchのゲーム
1. 全年齢が楽しめる「マインクラフト」

ブロックで表現された世界で自由に創造できるのがマインクラフトです。
男女、年齢問わず人気のゲームです。
うちの3姉妹はそれぞれ理想の部屋や家をせっせと作っていました。
例えばベッドを作るには、羊を探してハサミでウールを刈り取り、指定の木を伐採しそれを組み合わせてベッドを作ります。
プレイしている感覚としては工作気分のようですが、採取に必要な道具が決まっていたり、物を動かすには手順が必要だったりといったところにプログラミング要素があります。
身近な物の仕組みをさりげなく学べるゲームになっています。
プログラミングという概念を自然と覚えることができます。
Nintendo Switchのホームページを見ると、ダウンロード版で3,960円でした。(2019年12月現在)
2. 段ボールとゲーム機が連動「NINTENDO LABO(ニンテンドーラボ)」

ゲームのソフトと一緒に段ボールキットが入っている新しいスタイルのゲームソフトです。
段ボールを組み立てて、Switchをセットするとあら不思議、段ボールを操作するとSwitch本体も連動します。
ピアノ演奏をしたり、釣りをしたりと通常のおもちゃとしても楽しいです。
1つ1つのゲームは単純なものが多いのですが、自分でゲームを作れるプログラミング要素があります。
バラエティセットを購入した我が家では、「おうち」が人気でした。
ハンドルを差し込んだりボタンを入れ替えたりしながら、画面の中の不思議なキャラクターを動かすというゲームです。
段ボールの組み立てはけっこう複雑でじっくり作る必要があり、中学生の長女が中心に行いました。
組み立てたものは簡単に分解できませんので、デメリットは収納場所を取ることでしょう。
しかし、隣で見ていると「ちょっと貸して」と言いたくなるほどよくできているので、親子で長期休みに一緒に遊ぶゲームとしておすすめです。
「ニンテンドーラボ」は現在5種類出ています。
お子さんの好みに合わせて選ぶことができますよ。
(1) バラエティキット:6,980円+税
リモコンカー・釣り・ピアノ・おうち・バイクの5種類の遊びができます。
(2) ロボットキット:7,980円+税
手足を動かしてロボットを操作する。ガレージモードやチャレンジモード等いろんな遊びができます。
(3) ドライブキット6,980円+税
運転だけではありません。自分だけの遊びを発明してコントローラとゲームをプログラミングできます。
(4) VRキッット:7,980円+税
VRゴーグルやカメラ等6種類の遊び方ができます。
(5) ちょびっと版VRキット:3,980円+税
VRゴーグルとバズーカーで遊べます。
パソコンとの費用比較
ここでゲーム機とパソコンでやるプログラミングの費用を比較してみましょう。
ゲーム機:「Nintendo Switch」の場合
公式ホームページを見ると、
です。
ゲームソフトは高くても1万円以下ですから、
小中学生向けパソコン:「LAVIE First Mobile」の場合

先日、NECパーソナルコンピュータが発売を発表した小中学生向けの「LAVIE First Mobile」は、直販価格で7万900円+税です。
「マインクラフト」のWindows10版はNintendo Switch版と同じく、税込み3,960円です。
合わせると7万4,860円です。
パソコン購入前に触れてみる
本格的なプログラミングをするにはやはりパソコンが必要ですが、すでにNintendo Switchを持っているのであれば、高価なパソコンを購入する前にまずは楽しいゲームから試してみてはいかがでしょうか。(執筆者:田中 よしえ)