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節約や貯金を続けるためには「家族一丸」が大事
節約や貯金を続けるためには、1人ではなく協力者と一緒に取り組むことがおすすめです。
家族と一緒なら節約や貯金の目標を見失いにくく、第三者の目があるぶん節約意識を持続できます。
今回は、家族と一緒に節約と貯金を目指すメリットや方法、さらにやってはいけないNG行動について解説します。

家族団らんの時間はサクッとマネー会議
家族が集まる団らんの時間は、
「外食費の予算は月1回、5,000円はどうか」
など、サクッとマネー会議をするのがおすすめです。
家計管理は「妻の役割」または「夫に任せている」という家庭がほとんどです。
1人がメインで管理するのは問題ありませんが、家族がお金の流れに無関心だと節約や貯金が上手くいかないことがあります。
我が家の家計管理は筆者が行っていますが、こまめに家族でお金の話をするようにしています。
「収入と支出額」、「節約と貯金をする目的」について家族が理解できているため、入浴時の水の使い方や買い物での無駄遣い防止にも効果が現れています。
お子さんが小学生高学年であれば、自分のお小遣いとリンクさせてお金の使い方を考えるきっかけにもなります。
家族でシェアすること1:旅行の目的
節約や貯金の目的が「旅行」である場合は、家族の協力度も必然的に高くなります。
旅行資金の貯まり具合を確認したり、旅行当日までカウントダウンしながら過ごしたりすることで、無駄遣いを防げます。
ただし、旅行を目標に節約を頑張ったのですから、当日はあまりお金に厳しくなり過ぎないように注意が必要です。
「貯める時はしっかり、楽しむときは思いっきり」メリハリを心がけてください。
家族でシェアすること2:買い物の予定
買い物に行く前日には、家族に必要なものがないか確認しておくことがポイントです。
文房具やシェービングフォームなど、なくなりそうなアイテムを聞き出しておけば、安いお店で購入しておけます。
筆者は、買い物に行く日を家族に伝えて、みんなの目につく場所にメモ用紙を貼っています。
買っておいてほしいものは各自記入して、当日はメモを持って買い物に行くだけです。
メーカーやサイズにこだわりがある場合は、買い間違いを防ぐために細かく記載してもらいます。
お小遣いの使い道は詮索NG
パートナーや子どものお小遣いの使い道が気になるという人も多いと思います。
お金は大切に使ってほしいと考えるあまり、
「何に使ったの?」
などと質問をしてしまいがちですが、お小遣いの使い道を詮索するのは得策ではありません。
自分にとっては無駄に感じる出費も、パートナーや子ともにとっては十分に価値があるお金の使い方かもしれません。
お金の使い方を家族で考えることは重要ですが、お小遣いに関してはやりくりして使っているのであれば、見守ることも大切です。

「家族の目」と「共通目標」が無駄遣いを防ぐ
ダイエットや勉強と一緒で、苦手なことも誰かと一緒なら続けやすいです。
節約や貯金を成功させるためにも、積極的に家計管理に家族を巻き込むことをおススメします。
まずは、水道光熱費や固定費に1か月当たりどのくらいお金がかかっているのか、家族でシェアするところから始めてください。(執筆者:成田 ミキ)