お雑煮やきなこ餅など、お正月にお餅を堪能したご家庭も多いかと思います。
しかし、まとめて買ったお餅がたくさん余ってしまうと、どう消費しようか悩んでしまいます。
余ったお餅は、ボリューム満点の節約献立にアレンジできますので、使い切らないのはもったいないと言えます。
今回は、余ったお餅を消費できる、お餅リメイクレシピを紹介します。

目次
お餅は「焼く」、「煮る」、「揚げる」なんでもOKの万能食材
お餅はお正月につい余ってしまう傾向にありますが、実は幅広い料理にアレンジできる万能食材です。
焼く、煮る、揚げるすべての調理ができますし、和洋中どのような味付けにも合います。
「お餅」そのままをいろいろな味付けでいただくのももちろんおいしいのですが、1つの食材としてさまざまなお料理に使うこともできるのです。
食べ応えもあり、簡単にボリュームを出せることから、我が家でも給料日前や金欠時のお助け食材として重宝しています。
冷凍すれば長期保存も可能
大量に余ってしまったお餅も、焦って使い切る必要はありません。
お餅は冷凍保存できるので、小分けにしてフリージングしておけば、使いたいときに必要な分だけを取り出せて便利です。
余ったお餅のおすすめアレンジレシピ3選
ここからは、お餅のアレンジレシピを紹介していきます。
お餅の豚肉巻き天ぷら

サクサクの衣とお餅が合う。
ボリュームメインおかずにぴったりです。
材料(3個分)
・ お餅:1個
・ 豚肉:100g(お安い小間切れでも、しゃぶしゃぶ用でもOK)
・ 天ぷら粉:適量
・ 水:適量
作り方
1. お餅を3等分にカットします。
天ぷら粉は分量通りを混ぜておきます。
このとき、氷水で溶くとサクサクに揚がるのでおすすめです。
2. 豚肉でお餅を巻き、溶いた天ぷら粉につけて、170度の油で揚げます。
3. 豚肉とお餅に火が通ったら完成です。
鶏肉入り餅巾着
油揚げから伸びるお餅と、鶏の旨みが絶妙にマッチします。
食べごたえのある煮物を作りたいときにおすすめです。おでんの具材としてもいいです。

材料(8個分)
・ 油揚げ:4枚
・ お餅:2個
・ 鶏肉:150g(もも肉でもむね肉でもOK)
◎ だし汁:250ml
◎ しょうゆ:大さじ2
◎ 砂糖:大さじ2
・ つまようじ:8本
作り方
1. 鶏肉を1口大より小さめにカットします。
お餅は1口大に、油揚げは油抜きをしてから、半分にカットしておきます。
2. 油揚げに鶏肉とお餅を入れ、つまようじで止めます。
3. 鍋に◎の調味料を入れ、2でつくった鶏肉と餅入りの巾着を並べます。
4. 中火でひと煮立ちさせたら火を弱め、5~10分程度煮れば完成です。
お餅と豆腐の揚げ出し

油でカリっと揚げたお餅は、いつもとは違った食感で味わえます。
めんつゆと大根おろしにたっぷりと浸していただくのがおすすめです。
揚げなすなど、冷蔵庫にある野菜と合わせるのもよいでしょう。
材料(4人分)
・ お餅:4個
・ 絹ごし豆腐:1丁
・ 片栗粉:適量
・ ししとう:8本(筆者は子どもがいるためピーマンで代用)
・ 大根おろし:大根10cm分
・ しょうが:適量(チューブでOK)
・ めんつゆ:適量
作り方
1. お餅を半分に切ります。
絹ごし豆腐は水気を切り、8等分に切ります。
ししとうは爆発防止のために数か所に穴をあけます。
ピーマンを使う場合には、洗って種をとり、4等分にカットしておきます。
2. お餅、絹ごし豆腐に片栗粉をまぶし、200度の油で揚げます。
ししとう、ピーマンは素揚げします。
3. 揚げている間に大根おろしを作ります。
めんつゆはストレートタイプのものはそのまま、濃縮タイプのものは好みの濃さに割っておきます。
4. お餅、豆腐、ししとう(ピーマン)が揚がったら、皿に盛り、めんつゆと大根おろし、しょうがをトッピングして完成です。
いろいろなアイデアで食費節約
お餅はどのような料理にも合う、使い勝手のよい食材です。
味もおいしくてお腹いっぱいのメニューを用意できるので、余ったものはもちろん、ストックしておいても食費の節約に役立ちます。
お正月に余ったお餅がある方は、ぜひ、いろいろなアレンジでお餅料理を楽しんでください。(執筆者:三木 千奈)