「仕事や子育てでクタクタで料理なんてしたくない」
疲れているときには普段の家事をこなすのも大変です。
そのようなときには、割り切ってスーパーの総菜やデリバリーに頼るのも1つの手ですが、節約も兼ねるなら家事貯金をして楽をできる日を作っておきましょう。
※家事貯金とは、あらかじめ料理の下準備やできることを済ませておき、心と時間に余裕を作ることを意味します。
今回は、疲れたときの自分を救ってくれる家事貯金のコツを紹介します。

目次
同じ作業は「まとめて」が鉄則
料理の効率を上げるなら、同じ作業はまとめて済ませてしまうのがポイントです。
「お弁当用のおかずも一緒に作る」
などまとめて作業することで時短につながります。
料理に必要な食材をまとめて冷蔵庫から出すクセをつければ作業も効率的です。
野菜は切ってビニール袋に入れて冷凍しておけば、忙しい日の料理は包丁要らずです。
「えのき + ねぎ + 油揚げ」で「みそ汁セット」
など、献立をイメージして段取りをしておけば簡単に家事貯金ができるようになります。
メインとサブは定番をローテーション
「献立を考える」と食材を無駄なく使えて節約にもつながります。
しましょう。
いくつかの組み合わせが決まっていれば、ローテーションするだけで献立を考えたり必要な食材を考えたりする手間と時間が省けます。
筆者の場合には、
「焼き魚 + 青菜の胡麻和え」
「煮物 + ピーマンの塩昆布炒め」
のように、わが家の定番メニューを決めています。
あとは、冷凍してある「みそ汁セット」を使えば、料理にかかる時間を大幅に削減できます。
時間がない時の救世主「レトルト」や「冷凍食材」は賢く使う

休日にお弁当用のおかずを作ったり普段の料理を少しずつ冷凍したり、できるだけストックを作っているという人もいることでしょう。
家事貯金はバッチリという人も「レトルト食品」や「冷凍食材」をうまく活用すれば日々の慌ただしさをさらに軽減できます。
筆者は、業務スーパーの
「ミートボール500g(税込172円)」
「ブロッコリー500g(税込159円)」
の3種類を冷凍庫にストックしています。
食卓に並べるときには、コロッケは揚げてそのまま、ミートボールは甘酢あんに絡めたり鍋に入れて、ブロッコリーはシチューに入れたり卵と一緒に炒めたりするといった具合です。
温めるだけのレトルトや調理済み食材があれば、帰りが遅くなったときや体調がすぐれないときにも助かります。
さらも、商品によっては1から作るよりも安上がりなものもあります。
無理せずコスパも考えながら「家事貯金」を増やしましょう。
忙しい人ほどできる範囲で家事貯金を始めよう
家事貯金を増やす方法はいろいろあります。
「お弁当おかずのストックを作る」
「便利かつコスパが良い加工済み食材を活用する」など
自分がやりやすい方法で無理のない範囲で始めてみましょう。(執筆者:成田 ミキ)