何でも大容量のコストコ、野菜などは特に使い切る自信がなくて敬遠している人も多いと思います。
しかし、スーパーより確実に安く手に入るのは事実。
毎日使う野菜なら、うまく保存して使いこなすととっても節約になりますよ。
今回は、薬味や臭み消しとしてどんな料理でも大活躍の生姜について、買うタイミングや便利な保存法をご紹介します。
目次
値下げ品の保存がおすすめ

どのスーパーでもあることですが、生野菜は保存期間が短いため、ある程度時間がたって売れ残っているものは値下げされる傾向にあります。
こういった値下げは、店舗の在庫によって異なるため、コストコのメルマガなどで予告されることは少ないです。
今回ご紹介する生姜も、店に行ったタイミングによってかなり値段が異なっておりますが、私がこれまで見た感じでは
でした。
とはいえ399円のときに買ったからといって目立った傷みがあるとか味・香りが落ちているというようなことはこれまで一度もありません。
どんなに新しかったところでこの量の生姜を傷む前に使い切るのは不可能です。
すぐ冷凍もしくは乾燥させて保存してしまうため、最安値で買うのが1番です。
このため、生姜を常備しているわが家では完全に使い切る前に何度かコストコを訪れて、安くなったタイミングで買うようにしています。
スーパーの6~7割の値段
コストコの生姜は500g入りとなっていますが、実際計ってみるとそれ以上入っていることがほとんどです。
今回購入したものは535g入っていました。
スーパーの生姜は大体1パック100g弱で120~150円くらいですので、大体スーパーの6~7割くらいの値段で買えることになりますね。

また、素人判断ですが、コストコの生姜はスーパーのものと比べると、つやつやしていて、品質もよく見えます。
陳列されるまでの時間はコストコとスーパーで変わるとは思えないので、スーパーのものは小さく切り分けられている分、劣化が早いのかもしれません。
生姜のおすすめ保存方法
つづいてコストコの生姜の、おすすめ保存方法についてご紹介します。
生姜のおすすめ保存法1. スライス&1片で冷凍保存
コストコの生姜は大容量なので、甘酢漬けや佃煮などにして保存してもいいのですが、私は切って冷凍するだけという手軽な方法で済ませています。
切り方は2種類、煮物などに便利な2㎜ほどのスライスと、擦りおろしに2~3cmの塊にすると使いやすいです。
端っこなどは塊のまま、真ん中の切りやすいところはスライスにするといいですね。

スライスは冷凍するとひっつきやすいので写真のようにお盆か平たい皿にラップをしいて重ならないように並べ、ラップ→生姜とミルフィーユ状にしてから冷凍するとばらばらの状態で凍らせることができます。
一度凍らせてしまえばもうくっつかないので、あとはジップ付きの保存袋などに入れると場所もとりません。

なお、生姜はすりおろしてから冷凍するより、冷凍してから擦りおろす方が繊維が断ち切れてなめらかな仕上がりになります。
スライスの生姜はすぐに自然解凍できるので、千切りにして軽く水にさらせばそのまま薬味として食べることができますよ。
生姜のおすすめの保存方法2. オーブン乾燥で常温保存
冷凍庫にスペースがない、もっと生姜を日常使いしたい、という場合には、乾燥生姜を作って常温保存するのもおすすめです。
生姜を1㎜ほどの厚さにスライスし、クッキングシートの上に重ならないように置いて100度のオーブンで40~50分乾燥焼きするだけでOK。
写真のようにかなりかさが減るので、天板1枚分びっしり作ってもジャムの瓶1つで収まります。

お茶を入れるときに乾燥生姜を加えるだけで、生姜紅茶や生姜ルイボスティーなどになるので、温活にはもってこいです。
レシピなどを見ていると、意外と少しだけ生姜が必要な場面は多いもの。
ご紹介した方法で生姜を常備しておけば、チューブ生姜で代用したりすることもなくなり、料理がより本格的な味になりますよ。
コストコの生姜を安いときに買いこんで一度にまとめて下処理し、料理やお茶などどんどん活用してくださいね。≪執筆者:岩崎 はるか…≫