断捨離が数年前から取り上げられるようになりましたが、数か月すれば元通りという方がほとんどではないでしょうか。
私も何度か断捨離をしていますが、継続できずに挫折を繰り返していました。
しかしわが家では、自分に合った断捨離方法を実践することで、家計がラクになり貯金できるようになりました。
シングルマザーでも毎年家族旅行に行けるようになりました。
私が実践した長く続く断捨離方法を3つご紹介します。
目次
1. 保険加入内容を見直す

子どものために、あるいは人付き合いで複数社に保険加入をしている方も多くいるのではないでしょうか。
過剰な保険は家計を圧迫しますが、万が一の事を考えると加入しておきたいですし、言われたら断りにくいです。
私の場合は、未来の起こるかどうかわからない事態に投資をするのではなく、「お金は貯金に回そう」、「子どもと今を楽しく暮らそう」という方向に考え方をシフトしました。
家族のための保険は、何も起こらなければただ保険会社に投資しているだけのお金です。
保険を整理したら、今まで払った分の保険料が戻ってきて毎月の保険料もシンプルになったので、支払っていた保険料の分を貯金や楽しみに変えられます。
2. 買いだめはしない
以前はお得な感じがするので、買いだめが大好きでした。
使い切らないうちに、次の特売を見かけると買ってしまうこともよくあり、冷蔵庫の野菜も食べきれずに腐らせてしまうことはしょっちゅうで、冷凍庫は普段よく使う食材以外、何が入っているのかもわからない始末です。
大掃除のたびに冷凍庫の中身を捨てている自分が嫌でした。
でも毎月の出費に大きな振れ幅があり、その原因は買いだめをしているからだと気がつきました。
お得なつもりが、使わなかったり捨てたりして損をしていました。
買いだめをやめたら月1~2万円節約できた
毎月の出費を抑えたいと思い、どのくらいの生活費があれば足りるのか把握するため、買いだめをやめてみると、買う頻度が低くても思いのほか大丈夫でした。
家に貯めこんでいたもので4か月、ほとんど何も買わなくても暮らせて驚きました。
買いだめをやめただけで、月々1~2万円浮いて貯金に回せるようになりました。
今必要なものしか買わなくなったので、家の中も冷凍庫もスッキリし、食材を把握できるので献立に悩むことも少なくなりました。
3. 必要なものは直して使い不要なものはお金に変える

子ども服や本、雑誌、付録など、不要なものは家にあふれています。
特に子どもがいると、どうしてもオモチャだらけの家で生活することになってしまいます。
そこでわが家では、掃除のたびに子どもたちに要るものと不要なものを分けてもらって整理しています。
使いたいオモチャは「おもちゃ病院」へ
壊れているけれど使いたいオモチャは、近所にある「おもちゃ病院」へ持って行って修理してもらいます。
修理代金は電池代やネジ代だけで済むので100円くらいで直ります。
これだけでも数千円の節約になります。
水に入れて遊ぶオモチャは、どうしても電池が腐って壊れてしまうので、とても助かっています。
不要になったオモチャは「オモチャ交換会」へ
不要になったオモチャは、近くの美術館や広場で「オモチャ交換会」というのを毎月やっているので、そこに持って行って好きなオモチャと交換しています。
交換会の方法は、まず子どもたちが自分でオモチャのポイント(値段)を決めて、ポイントをもらいます。
子どもが大事にしていたオモチャであれば、壊れていても交換できます。
お店で選ぶように、たくさんのオモチャと交換できるので子どもたちも交換会を楽しみにしています。
もしも交換したものより持ってきたオモチャの数が多ければ、子どもたちの決めたポイント(値段)でお金に変えることができ、公園内や美術館内で使用できます。
わが家では、そのお金で美術館巡りをしたり館内のカフェでおやつを食べたりしています。
断捨離で生活がクリアになる
断捨離をして良かったことは、冷蔵庫や冷凍庫、家中に余分なものがなくなりスッキリしたことで、生活がクリアになったことです。
物があふれる家に生活していたときよりも、生活していてとても気分が良いです。
何よりもうれしいのは、断捨離して買いだめをやめるようになって、お金に余裕がうまれ、シングルマザーでは無理だと思い込んでいた家族旅行に毎年行けるようになったことです。
わが家は男の子ばかりなので、旅行に一緒に行ってくれるのも今の時期だけの貴重な時間です。
食べ物を捨てることもなくなり、買い物も以前のように持てないほど買うこともなくなりました。
買い物も少しの量で済むので、そのまま本屋によったり公園で遊んで帰ったりすることもできるようになりました。
断捨離の効果はさまざまな場面に現れます。
ぜひ自分に合った方法を見つけて実践してみてください。(執筆者:咲舞 さくら)