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【3/12~】クレカ+nanacoポイント2重取りに制限 新規登録はセブンカードなど4種のみ

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【3/12~】クレカ+nanacoポイント2重取りに制限 新規登録はセブンカードなど4種のみ

nanacoへクレジットカードを使ってチャージし、「クレカのポイント」と「nanacoポイント」を2重取りする節約術は、節約家の間でだいぶ浸透していると思います。

ところが先日、nanacoへチャージできるクレジットカードの新規登録を、セブンカードなど4種に限定するというショックなニュースが入ってきました。

nanacoのクレカチャージとは

nanacoへのチャージ方法は大きく分けると、現金とクレジットカードの2種類です。

クレジットカードからのチャージはチャージ分のクレカのポイントを獲得できるぶん、現金チャージよりもユーザーにとって利点があります

ただし、nanacoのクレカチャージの手続きにはいくつかの段階を踏む必要があり、少々手間がかかります

(1) 今後チャージに使用するクレジットカードの登録

(WEBのnanaco会員メニュー、もしくはnanacoモバイルアプリより)

※ 事前登録から24時間経過後に、チャージの申し込みができます
※ 本人認証サービスに登録済みのクレジットカードが必要です

(2) WEB上で金額を入力してチャージ申し込み

(3) 店頭やセブン銀行ATMでチャージ金額を受け取る

(1) は1度登録を済ませてしまえば毎回行う必要はありませんが、(2) と(3) のステップはチャージするごとに毎回必要です。

WEBと店頭(もしくはATM)で2度手続きしなくてはならないのは、ちょっと面倒だと感じます。

新規登録はセブンカードなど4種に制限

これまで、クレカチャージは少々手間がかかるものの、チャージに使えるクレジットカードの種類の多さは魅力でした。

ところが3月12日から、nanacoへチャージするクレジットカードの新規登録は、以下の4つのクレジットカードのみに限定されます。

セブンカード・プラス【一体型・紐付型】

セブンカード・プラス(ゴールド)【一体型・紐付型】

セブンカード

セブンカード(ゴールド)

セブンカードプラスnanacoチャージ

≪画像元:セブンカード・プラス

既に登録済のクレカは今までどおりチャージ可能

今回のクレカチャージ制限は、3月12日以降の新規登録のみ適用されます。

つまり、すでに登録が済んでいるクレカは、3月12日以降も今までどおりチャージを行えます

最も残念な点はセブンカードの還元率の低さ

セブンカードなど4種ともに、nanacoへのチャージでもらえるnanacoポイントは、200円のチャージにつき1ポイントです。

還元率に換算すると、0.5%です。

このポイント還元率0.5%という数字があまり高いとは言えないため、還元率1.2%のリクルートカード(月間30,000円までポイント付与対象)などからチャージをするのが、nanacoポイント2重取り術の要でした。

リクルートカード還元率

≪画像元:リクルートカード

ところが、nanacoポイント2重取り術に興味があったけれど、まだクレカの登録を済ませていなかったという方は、3月12日以降、残念ながら新たにセブンカード以外の登録はできません

同じ還元率ならこれからは楽天Edy

nanacoのクレカチャージ還元率が0.5%では満足できない場合、他の電子マネーを検討するという方も出てくるかもしれません。

イトーヨーカドーやセブン-イレブンで使えて、クレカチャージできる電子マネーというと楽天Edyがあります

楽天の発行する電子マネーですが、クレカからのチャージを楽天カードに限定しているわけではありません。

楽天カードからEdyへのチャージで付与される楽天ポイントは200円のチャージにつき1ポイントです。

セブンカードからnanacoへチャージする場合と同じ、還元率0.5%
です。

よって、さらに高い還元率の他のクレカでチャージした方がより多くのポイントを獲得できます。

ただし、楽天カードからのチャージでポイント付与率をアップするキャンペーンを行っている場合もあるので、そのときはエントリーの上、楽天カードからチャージした方が良いでしょう。

楽天Edyクレカチャージ

≪画像元:楽天Edy

ハッピーデーがあるからnanacoは持っていよう

nanacoは、nanaco利用の買い物で付与するポイントを「100円 → 1円」から「200円 → 1円」へ半減させるなど、2019年以降バッドニュースが続いています。

クレカチャージも、カード会社が警戒してクレカチャージでポイント付与する金額に上限を設定したり、クレカチャージではポイントをもらえなくしたりと、年々ユーザーにとってうまみは減ってきていました。

そこへ今回のセブンカード以外のチャージ制限のニュースです。

思えば、nanacoのクレカチャージに手間がかかるのも、1度設定してしまえば以後手続きのいらない「オートチャージ」へ顧客を誘導するねらいがあったのでしょう。

オートチャージができるのはセブンカード(プラス、ゴールドも含む)だけだからです。

ユーザーにとっての利点が減ってしまったnanacoですが、イトーヨーカドーのハッピーデーに利用すれば5%オフで買い物ができるという大事な役割をまだ持っています。

nanacoと他のキャッシュレス決済を、時と場合によってうまく使い分けることがこれからは大事です。

常に自分にとって1番お得に買い物ができる方法を探して、アップデートしていきましょう。(執筆者:石田 彩子)

《石田 彩子》
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石田 彩子

執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子 石田 彩子

新卒で地方テレビ局の記者を経験し、人材サービス会社のウェブ担当や、広告代理店でテレビショッピングの考査担当などを経て、3年前から退職し専業主婦になりました。戦略的な家庭経営を目指しています。世帯年収が200万円ダウンしても、貯蓄ペースは退職前の額を維持。特技は食洗機に食器をきっちり収めること。趣味はフィギュアスケート観戦で、最近は子供といっしょにリンクで滑ることも。 寄稿者にメッセージを送る

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