新生活が始まるこの時期、引越しを済ませた方は
と思うのではないでしょうか。
部屋をきれいに保つには、整理整頓しやすい環境づくりと簡単にお掃除ができるアイテムが必須です。
ただし、全て揃えていくとそれなりの金額になってしまうもの。
一方で、100均には、整理整頓&簡単お掃除をかなえるアイテムが豊富にあります。
今回は家を汚さない工夫ができる、おすすめの100均アイテムをご紹介します。
目次
キッチン周り
キッチン周りはちょっと気が緩むと、あっという間に生活感があふれてしまうエリアです。
100均アイテムであらかじめ散らかりと汚れを防止しましょう。
1. 換気扇フィルター

換気扇フィルターは、大掃除完了後や引越し後、真っ先に設置をおすすめしたいアイテムです。
つけておくのとつけていないのとでは大違い、わが家では2年前に引っ越してきて以来、1か月に1度はフィルター交換をしているせいか、換気扇本体はほとんど汚れていません。
ダイソーの換気扇フィルターは磁石とマジックテープも付属なため、取り付けも取り外しも簡単にできます。
2. 多目的クレンザー

セリアやダイソーで販売されている多目的クレンザーは、水垢や油汚れといったキッチン周りの汚れをこれ1つで解決してくれます。
これまで、水垢用・油汚れ用・電子レンジ用と洗剤を分けていたわが家も、100円のクレンザーひとつでキッチンを丸ごとお掃除できるので、洗剤代の節約にもなりました。
しかし、クレンザーで掃除後は水垢を防止できる、というわけではありません。
キッチンを今以上に汚さないようにするためにも、水周りのお掃除の習慣化におすすめしたいアイテムです。
3. カトラリー類

散らかりやすい引き出しの中は、カトラリーボックスで間仕切ることで整理整頓が実現します。
100均のカトラリーはサイズ展開も豊富なため、ご自宅のキッチンにぴったりのものが見つかるはずです。
洗面所まわり
洗面所まわりもキッチン同様、水垢汚れがつきやすい箇所です。
それと同時に、狭いスペースなため、バスタオルやタオル類の収納にも頭を抱えがちです。
大きなリフォームを行わずとも、100均のアイテムでお得に解決させましょう。
4. モノトーンボックス

洗濯機上に収納スペースが欲しいと考え、わが家ではダイソーのモノトーンボックスを採用しています。
奥から順に、母・父・子供たちのパジャマとタオルが放り込まれています。
家が散らかる原因のひとつが、脱ぎっぱなしの衣類です。
ボックスを活用することで、「家族が脱いだパジャマをその辺に放置 → 衣類の放置癖が増えていく」という負の連鎖がなくなり、散らかる原因の排除に成功しました。
5. スキマブラシ

このスキマブラシは、起き上がりこぼしのように自立できるタイプです。
洗面所の水栓周りは細かい水垢がたまりやすい箇所です。
スキマブラシを洗面所に置いておくことで、気づいたときに掃除ができます。
ただ、小さいお子さんがいるご家庭ではうっかり口に入れてしまわないよう、手の届かないところに置いた方が良いです。
その他の収納術
家をきれいに保てる100均アイテムを使った収納術は、他にもあります。
キッチンや洗面所以外にも、リビング、子供部屋、書斎などさまざまなシーンで活用してください。
6. ファイルボックス
ファイルボックスは何かと便利です。
その名の通り、ファイルを保存しても良いですが、実はキッチンのフライパンや鍋蓋収納にも活躍できるのです。
いくらフライパン収納を整理整頓しても使っているうちに散らかる…という方は、ぜひ活用してみてください。
ボックスに穴が空いているタイプなら、ルーターをはじめとするコード類を隠す収納にもおすすめです。
7. ラベル類

冷蔵庫の調味料、ファイリング、子供のおもちゃ収納など、ボックス収納と合わせてラベルを活用すると、どこに何があるのかひとめでわかるようになります。
とくに冷蔵庫では、調味料や食材を正しい位置に戻す習慣づけと、在庫把握にも役立ちます。
その結果、冷蔵庫内の食品でありがちな、「なくなったと思っていた調味料・食材を購入後、冷蔵庫のすみで在庫発見」といった、無駄な出費を防ぐ効果も期待できます。
8. 突っ張り棒

突っ張り棒は、そのまま突っ張らせてS字フックをかける「つるす収納」や、100均のラックと合わせて棚にすることも可能な、収納に欠かせないアイテムです。
わが家でも、モノトーンボックスの設置は突っ張り棒とラックを使用しています。
賃貸などで壁に穴を開けられない家庭には、「ディアウォール」という2,000円前後で販売されているつっぱりアイテムもあります。
しかし、100均の突っ張り棒とラックなら強度は劣るものの300円で棚が作れます。
軽いものを置く棚を取り付けたい、という方はぜひチャレンジしてみてください。
100均グッズできれいをキープ
100均グッズのきれいを保つアイテムを使えば、お金をかけず収納場所確保や簡単なお掃除が実現します。
さらに、整理整頓による在庫把握、お掃除による光熱費の上昇防止など、きれいを保つことで節約効果が生まれる場合もあります。
ぜひ、きれいな状態を心がけるためにも、100均アイテムを工夫して活用してみてください。(執筆者:遠藤 舞衣)