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休校・テレワークで「光熱費」にダメージ 暖房器具の節電方法

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休校・テレワークで「光熱費」にダメージ 暖房器具の節電方法

新型コロナウイルスの影響が、いろいろなところで出ています。

想定外の出来事に、お金の出入りもこれまでの見込みとは変化しているのではないでしょうか

そこで今回は、特に見直しておきたい光熱費について、その節約術とともにご紹介します。

見直しておきたい光熱費について

電気代が上がる

子どもたちの学校の休校だけでなく、われわれ大人の職場でも在宅勤務に切り替える企業が出ています。

通常なら冷え込みが和らいでくるこの時期は、光熱費は何もしなくても徐々に下がっていくご家庭が多いでしょうが、自宅にいる時間が増えるということは、例年通り減らない可能性があります

また、職場や学校に行かない暮らしは生活のリズムが狂ってしまう危険性が高く、夜遅くまでエアコン、パソコン、照明器具と電気がフル活動したままになっていないでしょうか。

冬の電力消費のピーク時間帯に最も稼働している家電は、一般家庭ではエアコン(全体の30%)、エアコンを使っていない家庭では照明(全体の19%)と報告されています。(参考元:経済産業省

つまり、暖房費と照明をいかにうまく使うかが、光熱費削減のキーポイントといえます。

エアコン(暖房)

設定温度1度下げたら年間約1,430円節約

1時間使わなければ約1,100円節約

フィルター掃除(月1~2回)約860円節約


資源エネルギー庁の試算によると、外気温度6度の時エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21度から20度に1度下げただけでも(使用時間:9時間/日)年間約1,430円節約できるとされています。


また、1日1時間使用を控えると、約1,100円(年間)お得になるというのですから、冷えには十分気を付けながらも、寝る前や外出前に少し早めに電源を切ることを心がけてみましょう。

さらに、フィルターの掃除を月に1~2回するだけでも、目詰まりしているものとを比較すると、約860円(年)電気代に差がでています。

風向は下向きに、室外機の吹き出し口付近には物を置かないことは、手間もかからずに暖房効果を上げられますから、すぐに実践してみましょう。

省エネを考えたエアコンの使い方

≪画像元:経済産業省(pdf)≫

ガス・石油ファンヒーター

【ガス】

設定温度1度下げたら約1,470円節約

1時間使わなければ約2,380円節約

【石油】

設定温度1度下げたら約650円円節約

1時間使わなければ約1,130円節約


設定温度を21℃から20℃にすると(使用時間:9時間/日)

ガスは約1,470円、石油では約650円

節約になります。


1日1時間運転を短縮すると(設定温度 20℃)ガスは約2,380円、石油は約1,130円の節約につながります。(参考元:経済産業省(pdf))

ヒーターは、窓際に置く方が効率よく暖めることができ、湿度が低いと寒く感じられるので、加湿にも注意してみてください。

加えて石油ファンヒーターをご使用なら、灯油をいかにお得に買うか、安い店舗やサービスディ、キャッシュレスのポイント還元などができないか今1度リサーチしましょう。

TPOに合った暖房器具を

冬に使える暖房器具は、エアコンやファンヒーターのほかにもさまざまにあります。

商品の性能にもよりますが、特にこたつは電気代からみると1時間あたり、強でも約4.3円、弱になると約2.2円と優秀です。

参考元:YAMAZEN

電気カーペットでは設定温度が高だと約9円ですが、中になると約6円(1時間の標準電気料金室温15℃)です。

参考元:Panasonic

ですから、これらを上手に利用して、費用がかかりやすいエアコンなどの使用時間や温度を調節するのも1つの方法です。

また、肩や首筋は冷えを感じやすいのでショールやネックウォーマー等を使って保温してみてください。

脱ぎ着がしやすいため、この時期には特におすすめです。

省エネタイプに取り換える

省エネタイプに取りかえ

照明器具は、言うまでもなくつけっぱなしにしないことが1番大切です。

電球形LEDランプの使用を1日1時間控えると差額は約90円(9Wの電球形LEDランプ)である一方、白熱電球(54Wの白熱電球)では年間約530円になります。

点灯を短くするだけで省エネになります

≪画像元:経済産業省(pdf)≫

値が張るといわれるLEDではありますが、年間電気代は白熱電球60Wが2,920円に対して510円と6/1、寿命はなんと40倍になります。

照明器具の交換の目安は10年といわれていますから、特に長時間使用するリビングからチェックしてみてください。

体調管理に十分気を付けて

光熱費の節約方法をお伝えしましたが、ただでさえ季節の変わり目、体調を崩しやすいときです。

ちょうどよい環境を見極めるのは難しいですが、負けずに乗り越えましょう。(執筆者:吉田 りょう)

《吉田 りょう》
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吉田 りょう

執筆者:FP2級 吉田 りょう 吉田 りょう

働くシングルマザーです。息子二人を大学卒業させるため、さまざまに工夫をこらし勉強しました。節約は勉強したものだけに与えられるご褒美です。リアルな情報、実際に使える情報にこだわってお届けしたいと思います。 <保有資格> 登録販売者、日文コンサルタント協会 着付1級講師 FP2級 寄稿者にメッセージを送る

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