小売店では環境問題を考慮し、プラスチック製レジ袋を有料化にする取り組みが進められています。
今後、環境はもちろん、お財布にも優しい買い物をするためにはエコバッグが必須です。
今回は、レジ袋有料化になった場合、エコバッグなしだとどれくらい損をするのか、またコスパ抜群のエコバッグを選ぶポイントについて紹介します。

目次
1枚1円以上が基本、GU・ユニクロは1枚10円
GU・ユニクロでは、4月からレジ袋の有料化がスタートします。
価格は1枚10円(税別)です。
また、7月からは全小売店でレジ袋の有料化が義務付けられます。
レジ袋の価格はお店が自由に設定できますが、1枚1円以上がルールです。
ただし以下のレジ袋は、有料化の対象外です。
理由:丈夫で繰り返し使用できるため
(2) 海洋生分解性プラスチック袋
理由:微生物などによって海で分解されて自然にかえるため
(3) バイオマス素材を25%以上配合
理由:自然に優しい素材で地球温暖化にも効果的であるため
参照元:経済産業省「プラスチック製買い物袋有料化」
エコバッグがないとどれだけ損をするか
多くの小売店でレジ袋が有料化となった場合、エコバッグを持参しなければ必要に応じてレジ袋を購入しなくてはなりません。
【スーパー】2袋分の買い物を月4回する場合
1袋2円の店:月16円
1袋4円の店:月32円
【コンビニ】1袋分の買い物を週5回する場合
1袋2円の店:月40円
1袋4円の店:月80円
【衣料品店】1袋分の買い物を月2回する場合
1袋10円の店:月20円

100均エコバッグなら1か月で元が取れる
買い物頻度が高い人の場合、月に100円以上レジ袋にお金を使うことも考えられるでしょう。
100均や300均でエコバッグを購入しておけば、1 ~ 2か月もあれば元は十分取れます。
100均エコバッグは、安い・おしゃれ・コンパクト
レジ袋有料化に備えて、エコバッグを準備しようと考えている人は、100均や300均をチェックしてみてましょう。

ついつい見た目重視で選んでしまう人もいますが、せっかくのエコバッグも機能が不十分だと、使い勝手が悪かったり壊れて買い直したりする必要が出てきます。
エコバッグを選ぶポイント
エコバッグを購入するときは、以下のポイントに注目して選びましょう。
・重量はどれくらいを想定しているか
・コンパクトにまとめられるか
仕事用・お出かけ用など、持ち歩くバッグが複数ある人は、それぞれにエコバッグを忍ばせておくことで、うっかり忘れによる無駄な出費が防げます。
筆者は最近、3COINSで買い物かごにセットして使えるエコバッグを購入しました。
会計済み商品を入れるかごにかぶせ、レジ打ちが終わった商品から順に店員さんが詰めてくれるためとてもスムーズです。
ただし、お店によって「サイズが合わない」「袋詰めはセルフ」という場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
エコバッグ持参で環境とお財布に優しい買い物をしよう
レジ袋有料化が始まると、エコバッグを忘れただけで無駄な出費が発生します。
エコバッグを持っていない人はもちろん、すでにエコバッグを愛用している人も、この機会にお気に入りのエコバッグを探してみてはいかがでしょうか。(執筆者:成田 ミキ)