家計費のなかでも1番減らしやすいのが「食費」です。
しかし、必要なものしか購入せず、外食を控えているつもりでも、案外とかさんでしまうものです。
子育て中の家庭は、子どもの成長とともに食べる量も増え、食費が足りなくなってしまうこともあります。
わが家も、食べる量が日に日に増える娘たちを見て、嬉しく感じながらも家計管理に焦りを感じることが増えました。
しかし、子どもが大きくなったからといって、収入もトントン拍子に増えていくとは限りません。
そこで筆者は、月2万5千円の食費を維持するために、買い物時へ行く際のルールをいくつか決めています。
ルールを決めて買い物をすることで、ムダな出費を抑えられます。
目次
1. 食材を購入するスーパーは3つに絞る

食費を抑えるには、買い物に行くお店が定まっていることも重要なポイントです。
同じスーパーに足を運んでいると、「この店は野菜が安い」、「ここはお肉が安い」など、店ごとの特徴を把握できます。
また、見切り品を入手しやすい曜日・時間帯や、特売になりやすい日など、通っていないと掴めないような情報も自然と手に入れることができ、お得に買い物できるメリットもあるのです。
それぞれのお店の特徴を掴むためにも、
ようにしましょう。
2. 食材は「特売日を狙って」週1回のまとめ買い

筆者の場合には、基本的に週に1度しかスーパーに買い物に行きません。
ちょこちょこ買い物に行くよりも、まとめ買いをした方がムダな支出を抑えやすいので、すでに実践している人も多いかと思います。
まとめ買いの日をなんとなく決めるよりは、「特売日」を狙って買い物に行く方が圧倒的にお得です。
特売日にまとめ買いをすることで、割安の目玉商品や割引商品を購入できるので食費の節約になります。
ちなみに筆者は、毎週土曜日の夕方に卵が100円で購入できる行きつけのスーパーで、1週間分の食材をまとめて購入しています。
3. 週ごとに食費を決めて予算内に収めるさ

「食費月3万円以内」など、月ごとの食費を決めている方は多いことでしょう。
しかし、
が大切です。
筆者は、月2万5千円の食費予算を組んでいるので、1週間の食費は5千円ほどです。
スーパーでのまとめ買いは、余裕をもって3,000円~3,500円程度になるように心がけています。
スマホの電卓を片手に買い物すると、レジに行ってから「予算オーバーしてしまった」と焦ることもありません。
4. 食材購入に冒険は禁物、スタメン食材を優先的に購入
使える食費が決められている以上、ムダな食材の購入はできるだけ避けたいものです。
新商品の調味料やあまりお目にかからない野菜など、物珍しさからつい購入してしまいたくなることがあります。
しかし、優先すべきは、使い勝手がよい万能スタメン食材です。
筆者は以下の食材を優先的に購入するように心がけています。
・ 豆腐
・ 納豆
・ 油揚げ
・ ソーセージ
・ ちくわ
・ たまご
・ 食パン
は、買っておいてムダになることがありません。
そのほかに牛乳など必ず購入しなければならないものも優先的にカゴに入れています。
5. メイン食材には100g or 1切れ100円以下のものを選ぶ

スタメン食材の次に購入しておきたいのが、献立のおかずになるメイン食材です。
筆者は、どの肉、魚を購入するか事前に決めずにスーパーに行ってから決めています。
購入する際には、
が判断基準です。
特売品であっても、100gあたり100円以上であれば購入は見送ります。
例えば、3パック1,000円で購入できるお得なパック商品であっても、グラム単価が100円以上であれば無理にまとめ買いしない方が安いこともあるのです。
また、お肉を購入する際には、手羽元などではなく、アレンジしやすい鶏もも肉やむね肉、ひき肉を購入するようにしています。
6. 野菜類はなるべくカットされていないものを購入
カット済みの野菜は、そのまま使えるのでとても便利です。
1袋100円程度で購入できるので、食費節約にも助かります。
しかし、カット野菜は加工済みのものなので、野菜を丸ごと購入するよりも傷みが早いうえに量も少ないのです。
カット野菜は、時間がない場合や疲れている時には重宝しますが、まとめ買いする際には、野菜を丸ごと購入した方が節約になります。
ムダ購入をカットする6つの心がけで食費を節約
食費を節約するには、買い物上手になることが1番の近道です。
必要なものだけをムダなく購入することで、予算内で栄養&ボリューム満点の食事を用意できます。(執筆者:三木 千奈)