「手作り弁当」は、家計費の節約に効果的ですが、仕事や家事・育児に忙しいなか、毎日のお弁当づくりを継続するのが面倒に感じる人も少なくないでしょう。
実際、途中でお弁当づくりに挫折してしまい、続かなかったという話もよく聞きます。
お弁当づくりを継続するには、できるだけ“手抜きをすること“が重要です!
今回は、毎日お弁当づくりを継続している筆者が決めた、「お弁当づくりのマイルール」についてご紹介いたします。
目次
お弁当作りは「手抜き」が継続のコツ

毎日のお弁当づくりを継続するには、
頑張らないことを最優先させることが重要です。
朝食の準備や子どもたちの登園準備など、やることが満載に朝の時間に、凝ったお弁当を作るのは負担が大きすぎます。
手間や時間を最小限に抑え、いかにラクして作るかが、お弁当づくり継続のポイントです。
面倒な手間を省くことで、お弁当作りのハードルが下がり、毎日作り続けるのが苦に感じなくなります。
お弁当づくり5つのおすすめルール
主人のお弁当を毎日作っている筆者ですが、挫折せず作り続けるために、以下5つのマイルールを実践しています。
1. お弁当のおかずは前日に用意
朝のお弁当作りは、「どれだけ時間をかけないか」が勝負です。
そのため、朝からお弁当のおかずを作っている暇はありません。
夜のうちに翌日のお弁当おかずを用意しておき、“詰めるだけ”の状態にしておけば、ものの3分で出来上がります。
前日のうちに用意することで、「お弁当の中身何入れよう」と考える時間も節約することができるのです。
夜のうちの調理もアリ
オフィスワークで、職場に冷蔵庫や電子レンジがある場合は、いっそのこと前日のうちにお弁当を作ってしまうのもおすすめです。
朝は冷蔵庫からお弁当を出して包むだけで良いので、さらに負担が軽減できます。
食べるときは、お弁当をチンするだけでOKです。
2. 「前日の残り」を必ず入れる
お弁当のおかずは、メイン・副菜問わず、前日の残りを必ず入れています。
同じおかずを入れることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、お弁当はおかずを何品か入れるので、1品2品前日と被っても案外そこまで気になりません。
前日の残りを入れることで食費の節約にもなりますし、冷凍食品に頼る回数も減るので、健康面でもメリットがあります。
筆者は、前日のメインおかずと副菜どちらも入れることが多いので、冷凍食品はほぼ使っていません。
お弁当用の冷凍食品は5~6個入りで150~200円程度と割高です。
1日2個使い、週5でお弁当をつくったとしても、冷凍食品を買わず残り物で済ませるだけで、1か月1500~2000円程度、食費節約に繋がっています。
3. 定番おかずはローテーション

毎日お弁当を作っていると、おかずのマンネリ化に悩む方も少なくないはずです。
そこで筆者は、お弁当の定番おかずをローテーションで必ず入れるようにしています。
アレンジ幅が効く卵は必須、そのほか、ウインナーやちくわなど、簡単に加熱ができる食材は定番おかずとしておすすめです。
定番おかずもローテーションすることで、「中身がいつも同じ」という悩みを解消できます。
たまご類:卵焼き(砂糖、塩昆布、のり、カニカマ、ネギ、そぼろなど)、出汁巻き卵、ハムエッグ、ゆでたまご
その他:ウインナー、魚肉ソーセージ、ちくわきゅうり、青のりちくわ
4. 彩りは二の次
インスタグラムに載っているお弁当は、どれもおしゃれでキラキラして見えます。
ですが、筆者はコスパと時短が最優先、彩りは二の次です。
お弁当作りに気合を入れても、そのレベルを毎日継続するのはそう簡単ではありません。
「今日はなんか全体的におかずが茶色いな」と思っても、気にしなくてOKとしています。
お弁当作りに完璧を目指さないことが、毎日継続する一番のコツと言えるかもしれません。
筆者は、彩りを少しプラスしたいというときのために、ゆかりや野菜のふりかけ、パセリなどを常備しています。
5. 隙間は冷凍食品で埋める
お弁当作りでよくある「隙間埋め」。
どうしても隙間があいてしまい、「何を詰めよう…」と考えることもあるはずです。
そんなとき筆者は、迷わず冷凍食品に頼っています。
調理不要でコスパが良く、栄養面にも優れている冷凍野菜はとくにおすすめです。
前日のうちに解凍しておけば、お弁当が水っぽくなってしまうのも防げます。
しゅうまい、枝豆、ほうれん草、ミックスベジタブル、揚げ調理済みポテト、ブロッコリー
ゆるいルールでランチ代の節約を
お弁当の用意を前日のうちに終わらせておき、ゆるくルールを決めておけば、ものの3~5分でパパっと作れるようになります。
朝ごはんのパンを焼いている間にお弁当作りが終わるので、時間的にも効率が良いです。
お弁当作りは、時間をかけずいかに手を抜くかが、毎日継続する重要なポイントとなります。
無理なく続けて、手作りお弁当作りに励みましょう。(執筆者:三木 千奈)