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交通費をかけずに「無料」で「何時間でも」「自宅」でじっくり楽しめる「美術館・博物館・劇場」4選

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交通費をかけずに「無料」で「何時間でも」「自宅」でじっくり楽しめる「美術館・博物館・劇場」4選

なかなか外出できない日々が続いていますが、皆さまどのようにお過ごしでしょうか。

見逃していたドラマや映画を観たり、読み損ねていた本を読んだりするには最適な時期です。

しかし、実際に足を運ばないと見られないもの、たとえば美術館、博物館、劇場への渇望はなかなか満たされません。

そこで今回は、自宅でも楽しめるアートを紹介します。

外出できない時だからこそ、新しいアートの楽しみ方が広がっているようです。

美術館・博物館を家で楽しめる

ニコニコ美術館

ニコニコ美術館の公式サイト

≪画像元:DWANGO

休館中の展覧会を、ニコニコ動画が専門家の解説付きでネット配信する「ニコニコ美術館」(ニコ美)

をご存じでしょうか。

日本中の美術館から配信されているので、遠方だと諦めていた展覧会も楽しむことができます。

交通費を考えたらものすごくお得ですね。

筆者は大清帝国展(東洋文庫ミュージアム)、チェコ・デザイン展(京都国立近代美術館)をリアルタイムで視聴しました。

展示を見ながら、館長や研究員さんのこぼれ話などを聞くことができたり、2万人を超す視聴者の皆さんとチャット・Twitterで盛り上ったりと、1人で見るのとは全く違う新しいアートの楽しみ方を知りました。

ライブを見られない方は、後日に録画で見ることも可能です(タイムシフト視聴)。

気になる方は、チャット(画面の文字)はオフにもできますよ。

今後も続くようで、筆者は次回の隅田北斎美術館(5月1日生中継)を狙っております。

国立科学博物館をバーチャルで楽しむ「かはくVR」

VR博物館で子供も楽しめる
≪画像元:National Museum of Nature and Science, Tokyo

休館中の

国立科学博物館が、4月24日より「地球館」と「日本館」の展示室を「3Dビュー+VR映像」で楽しめる「かはくVR」を開始

しました。

国立科学博物館といえば、日本が誇る最大級の科学館です。

関東圏以外からはかなり遠いうえに大人気でいつも混雑しているため、じっくり見るには1日では足りないと言われています。

ずっと行きたいと憧れていましたが、往復の旅費・宿泊費や時間を考えて二の足を踏んでいたのです。

その自宅のパソコンから見られるようになりました。

「くっきりとした高画質で、好きな展示の前に何時間でもいられる幸せ…」まるで貸し切りのフリーパスを手に入れた気持ちです。

サイエンス好きのお子さんにもおすすめですよ。

ゴールデンウィークは家族で「かはくVR」を楽しんでみるのもよいですね。

ちなみに、「VR映像」の鑑賞には専用ゴーグルかメガネが必要なのですが、「3Dビュー映像」であればパソコンやスマートフォンで楽しむことができます

上野の森バレエホリデイ

バレエの芸術を楽しむ
≪画像元:公益財団法人日本舞台芸術振興会

「バレエと出会おう、バレエで遊ぼう!」というコンセプトで毎年開催されている「上野の森バレエホリデイ」も今年はオンライン開催

となりました。

こちらも上野に行かなくても視聴可能なので、地方のバレエファンには嬉しい企画です。

東京バレエ団などの貴重な公演映像やバレエダンサーによるインタビュー、オンラインレッスンなど国内トップレベルのバレエイベントは見逃せません。

ブルメイステル版「白鳥の湖」やモーリスベジャールの「ザ・カブキ」、お子さん向けに見やすくアレンジされた「ねむれる森の美女」や「ドン・キホーテの夢」、モダンなNoismさんの舞台まで幅広くそろっています。

オンライン美術館HASARD(アザー)

超高画質なオンライン博物館
≪画像元:HASRAD

「誰でも・いつでも・無料でアートを楽しめる」をコンセプトにする唯一のオンライン美術館として誕生したのが「HASARD(アザー)」

です。

ゴッホやモネなどの誰でも知っている有名な絵画を誰にも邪魔されずご自宅でじっくり鑑賞できます。

大き目のモニターやテレビに映して、まるで本当の絵画のように飾ってみてください。

すてきな絵を見るたびに、あなたの心が落ち着きを取り戻せるとよいですね。

交通費をかけず本物の芸術に触れられる

外出自粛が始まった当初は、食料品や生活必需品の心配に追われていましたが、それがだんだんと日常になると「自宅から出られない不自由な日々をどう過ごそうか」と見えないストレスがたまってきます。

疫病を退散させるという不思議な妖怪「アマビエ」のイラストがたくさんインターネット上に投稿されたように、このような時にこそアートでほっと一息つくのも大切なのではないかと感じます。

「行きたい時にミュージアムに行ける」そのような日が早く戻ってくることを願いつつ、自宅でアートにどっぷり浸って今を楽しんでみませんか。(執筆者:安藤 鞠)

《安藤 鞠》
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安藤 鞠

子供のころから実験が大好だった根っからの“リケジョ”ママライターです。常にコスパと合理性を追い求めた結果、お金をかける/かけない部分の差がはっきりとしてきました。隙あらばお金をかけずに海外旅行に飛び立ちます。ネコ派。工学修士(環境工学) 寄稿者にメッセージを送る

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