コロナの影響で仕事や収入がなくなった個人事業主がおかれている苦しい状況について、連日ニュースなどで報道されています。
いま会社に勤めている人のなかにも、社会の変化を目の当たりにして、退職し新たな道を検討している人もいるでしょう。
この記事では、会社員のうちにやっておきたいことや、ローンやクレジットカードはどうするべきなのか、紹介します。
目次
ローンを組むなら、会社に勤めているうちに
車や住宅を購入するのに、ローンを組む方もいると思います。
その場合は、会社を退職してからではなく、
車や住宅の場合は
支払う金額や動くお金が大きいので、お金を借りる必要が出てくる場合があります。
ですがこれらのローンは、クレジットカードなどよりも審査が厳しいので、ローンが通らない可能性があるのです。
それを避けるためにも、会社員のうちに車や住宅ローン関係の手続きを済ませておくことで、審査に落ちてしまってローンが組めないなどという可能性を最小限に抑えておきましょう。
クレジットカードも会社員の方が審査が通りやすい
クレジットカードも、会社に勤めている間に発行しておくことをおすすめします。
会社員の時と比べて、退職後はクレジットカードの審査に通らない可能性が高くなります。
発行できたとしても、機能制限されたものや、利用可能限度額が極端に低いカードになってしまうことがあるので注意が必要です。
そのため、退社後に個人で仕事をするフリーランサーになろうと思っている方は、会社員のうちに事前に発行しておくと安心です。
また、退職後に他の会社で会社員として働く場合も、勤続年数が短いと審査が厳しくなるので、注意しましょう。
フリーランスや自営業でも、発行しやすいカードがある
現在、クレジットカードにはさまざまな種類があります。
銀行系や消費者金融系などありますが、それによって審査の傾向が違います。
では既に退職してしまった人は、クレジットカードを発行できないのでしょうか。
楽天カード
や
イオンカードなどは、発行しやすいといわれています。
その他にも、三井住友ビジネスカード for Ownersもあります。

このカードは、法人代表者やフリーランサーに多く使用されているクレジットカードです。
「設立間もない企業様も申込可能」とうたっているだけあって、他と比べて審査が通りやすいと言われています。
将来を見据えて資金をためておく
会社を辞めれば、収入がゼロになります。
会社員として再就職する場合も、次の会社では新人です。
それにより生活水準や必要なお金も変わってきます。
会社員のうちに少しずつでも貯金をすることで、

クレカ、ローン、そして貯金は会社勤めのうちに
会社員のうちにやっておくべきことや、クレジットカード、ローンについて紹介しました。
会社にいる間だと簡単に発行できるクレジットカードや、審査に通りやすいローンも、退職してしまうとそう簡単にはできなくなります。
そして、退職したときや将来のためにも貯金をしておくことが大切です。(執筆者:板垣 瑠奈)