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梅雨時期でも乾く 乾燥機を使わず月500円電気代を節約したわが家のコツ3つ

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梅雨時期でも乾く 乾燥機を使わず月500円電気代を節約したわが家のコツ3つ

これから梅雨を迎えますが、毎年「洗濯物が乾かない」「生乾きでクサイ」と悩む方も多いと思います。

洗濯物を天日干しせず乾かすためには

・ 洗濯乾燥機
・ 浴室乾燥機
・ 衣類乾燥除湿機
・ コインランドリー

を使うなど、いろいろな方法がありますが、筆者は近年ずっと乾燥機等を使っていません

フルタイム勤務のため、平日はだいたい夜に洗濯物を洗い、そのまま部屋干ししています

以前は洗濯乾燥機や浴室乾燥機を使用していましたが、さまざまな方法を試すうちにいくつかのコツをつかみ、生乾きで臭うことはほとんどなくなりました。

その結果、乾燥機を使用していたころの電気代から月500円前後を浮かせていますす

梅雨時でも乾燥機などを使わず、少しでもおトクにスッキリ乾かす方法をご紹介します。

梅雨時期にも 室内で早く 洗濯物を 乾かしたい

乾燥機の電気代はいくらかかるのか

さまざまな乾燥機能付き家電の電気代を比べてみましょう。

以下はそれぞれの電気代の金額目安です。

・洗濯乾燥機(洗濯乾燥機の中で最も電気代が安いタイプ、かつ洗濯・乾燥込みの電気代目安)

ドラム型・ヒートポンプ乾燥タイプ 約15円~約30円/1回

・浴室乾燥機:約30円~約50円/1H

・衣類乾燥除湿機(衣類乾燥除湿器の中で最も電気代が安いタイプ)

コンプレッサー式:約4円~約15円/1H

・コインランドリー 100円/6~8分(洗濯物:約5キロ)

乾燥機を使用せずにすめば、これらの電気代を全て浮かせられます

例えば、ドラム型洗濯機を洗濯のみで使用した場合の電気代は、約1.8円しかかかりません。

ドラム型洗濯機の電気代

≪画像元:インズウェブ!

乾燥機を使用することで、少なく見積もっても一回15円弱の電気代が余計にかかっていることになります。

数十円とはいえ、これを梅雨の6~7月の2か月間、1日1回使っていたとしたら、2,000円弱の電気代がかかることになってしまいます。

部屋干しのコツ

筆者が実践している部屋干しのコツを4つをお伝えします。

(1) 優先順位を決めて洗う(洗濯物を減らす)

家族の人数が多い、もしくは小さな子供がいるという場合などは、洗濯物の量が増えてしまいがちです。

しかし、下着や汚れ物以外の衣類で、「絶対洗わなければいけないもの」がどれくらいあるのか考えてみましょう。

翌日でも困らない、もしくはすぐに洗わなくてもいいものを選別し、少しでも洗濯物の量を減らしていきます

わが家の場合、以下の洗濯物の優先順位を下げました。

・ 汚れていない服(カーディガンやストールなど)

・ 布団シーツ・枕カバーなどの寝具

筆者は基本的に「1度着たものは洗いたい」派です。

枕カバーは毎日、シーツは毎日ではありませんができるだけ洗って干したいと思ってしまいます。

ですが、梅雨の時期だけは頻度を少なくしました。

最初から洗う衣類の量を抑えられたら、干すときに衣類と衣類の間のスペースが広く取れるので風通しがよくなり、乾燥時間が早くなります。

もちろん洗濯にかかる電気代・水道代・時間も少なくできるので、筆者のようにたくさん洗いたい人でなければ、1年中実践してみてもいいと思います。

(2) 1番日の当たる部屋、または風通しのよい部屋に干す

風通しのいいところで部屋干し

1番日の当たる部屋、または風通しのよい部屋に干しましょう

部屋の温度が高く湿度が低い状態だと、より早く乾かせます。

戸建てなどによくある、雨の日でも洗濯物を干したり、リラックススペースとして使える「サンルーム」という設備があります。

全面がガラスもしくは透明パネル張りになっており、日の光をたくさん取り入れることのできる設備なのですが、そのサンルームの状態に近づける、というイメージです。

サンルームに近づけるための条件は、主に以下の通りです

・ 日当たりがよい

・ 風通しがよい(換気ができる)

わが家の場合はリビングでした。

大きな窓があるため、洗濯物を天井からぶら下げるタイプの物干しざおを取りつけ、その窓の近くに干しています。

日中はほぼ不在のため窓を閉め切っていますが、帰ってきたタイミングで窓を開けます

気温の上がらない日や湿度が高い場合は、扇風機を当てて風通しを良くします

扇風機の電気代は1時間あたり約0.9円なので、数時間動かしたとしてもそれほど大きな金額にはなりません。

扇風機の電気代

≪画像元:価格.com

(3) 干し方を工夫する

少しでも早く洗濯物を乾かすために、干し方を工夫します。

筆者が実践しているのは以下の2つの方法です。

・ 角ハンガーを使う場合は、外側に長いもの、内側に短いものをつるす(アーチ型にする)

・ タオル類は平行に干すのではなく、角を下にして三角巾のように干す

アーチ干しでなぜ洗濯物が早く乾くのかは、分かっていないことも一部あるそうですが、主に風通しのよさ、水分蒸発がしやすい構造になるからと言われています。

タオル類を早く乾かすコツは、水切れを早くすることです。

角を下にしてタオル類の水分を1か所に集まりやすくすると、水切れがしやすくなるそうです。

ただし、この干し方はかなりスペースを取りますので、ちょっと工夫が必要になります。

筆者は無理せず、できるかぎり斜めにする程度にしています。

(4) 最終手段:どうしても乾かない場合はエアコンの除湿(ドライ)、もしくは冷房機能を使う

冷房もうまくつかう

連日雨でムシムシした状態が長く続くと、なかなか気持ちよく乾かせることが少なくなります。

そんな時は、少しだけエアコンを使用しましょう。

洗濯物を乾かすためには、部屋の湿度を下げる必要があります

ご家庭のエアコンによっては、電気代が高くついてしまうこともあります。

ですので、メーカーに問い合わせるか説明書をチェックし、どの運転が1番効率よく湿度を下げるられるのか確認してみましょう。

その方法は主に3タイプあり、それぞれの電気代目安は以下のとおりです

・冷房運転 約10円/H

除湿

・ 弱冷房除湿 約4円/H

・ 再熱除湿 約15円/H

筆者の家のエアコンはやや古い型のため、冷房運転が1番安いのですが、温度も一緒に下げてしまうため扇風機を使うことが多いです。

本当に困った時だけ、1時間程度の除湿を行っています。

ちなみに、洗濯時に脱水を長くする方法も試しましたがそれほど変化はありませんでした

理由は以下のとおりです

・ 従来の時間で十分脱水されているので、乾くまでの時間が変わらなかった。

・ 衣類が痛んでしまった。

少しの工夫で快適に

以上より、乾燥機等を使わず電気代を安くする方法は以下のとおりです。

・ 優先順位を決めて洗う(洗濯物を減らす)

・ 1番日の当たる部屋、または風通しのよい部屋に干す

・ 干し方を工夫する(アーチ干し・三角巾干し)

・ 最終手段:どうしても乾かない場合はエアコンの除湿(ドライ)、もしくは冷房機能を使う

さらに、家の家電について詳しく知る(どんなときに電気代がいくらかかるのかを知る)とよいでしょう。

最新の家電なら電気代も安く済ませられるものが多いようですが、いつでも最新のものをそろえているわけではありませんよね。

家にある家電の特徴を知り、状況に応じて使い分けることも大切だと思います。

ジメジメする梅雨時は気持ちも暗くなりがちですが、少しでも快適に、かつ電気代もおトクに洗濯して、ひそかに得した気分を味わってみませんか。(執筆者:FP2級、証券外務員1種 尋本 景子)

《尋本 景子》
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尋本 景子

二児の母で金融系ライター。銀行・証券会社・信託銀行と、長年金融業界に勤めていた経験から、おもに子育てに関するお金の話を情報発信します。趣味はパン作りと通帳記帳!子供が生まれてからは節約と資産運用に目覚め、毎日の生活の中で無理せず楽しく取り組んでいます。 <保有資格>FP2級、証券外務員1種、ワイン検定ブロンズ 寄稿者にメッセージを送る

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