スマホが普及していない頃は、クーポンと言えばお店のチラシなどに付いている紙のクーポンが主流でした。
近ごろはアプリやLINEでクーポンを配信されることが多くなったので、昔よりもクーポンを利用する人は増えているはずです。
しかし、中にはクーポンをいまいち使いこなせていない人もいるのではないでしょうか。
今回は、クーポンアプリをよりお得に使って節約につなげる方法をご紹介します。
目次
今では気軽に使えて節約できるクーポンアプリがたくさんある
クーポンアプリの数は年々増えていますが、使いやすくてお得なクーポンが多いアプリは
「Yahoo!アプリ」
「スマートニュース」
の3つです。
それぞれ特徴と使い方をご紹介します。
LINEクーポン

今や使っていない人の方が多いのではと感じるほど有名な無料通話・メッセージアプリ「LINE」には、「LINEクーポン」という公式LINE@があります。
LINEクーポンの公式アカウントを友だち追加し、使いたいクーポンのバーコードをお会計のときに提示したり、クーポン番号をレジのスタッフさんに伝えたりすれば、通常価格よりもお得に買い物ができます。
バーガーキングやマクドナルドなどの飲食店のほかに、ローソンなどのコンビニで使えるクーポンもあります。
Yahoo!JAPANアプリ

ニュースや天気予報などの情報が閲覧できる「Yahoo!JAPAN」アプリにもお得なクーポンがあります。
Yahoo!JAPANのアプリをダウンロードし、クーポンページへアクセスするとクーポン番号が発行されるので、会計時にレジのスタッフさんへ番号を伝えればOKです。
ピザハットや吉野家、カラオケのビッグエコーなど20店舗以上のお店で使えるクーポンがあります。
スマートニュース

スマホ専用のニュースアプリ「スマートニュース」にもお得なクーポンがあり、日替わりでクーポンの内容が変わるので、見ているだけでもお得気分を味わえます。
スマホにスマートニュースアプリをダウンロードし、クーポンページを表示してください。
「クーポンを使う」をタップすれば使い方が表示されます。
ガストやイオン、バーミヤンなど多数のクーポンがあるのでぜひチェックしてみてください。
クーポンアプリをよりお得に使いこなす節約術
クーポンアプリはどれも定価で買い物をするよりお得ですが、気が向いたときに利用するだけではなかなか節約につながりません。
クーポンアプリをよりお得に使いこなす節約術を3つご紹介するので、ぜひあなたも今日からトライしてみてください。
1. アプリはすぐ使えるようにホーム画面の1番初めに入れておく
クーポンの割引率は20円引きや50円引きなどそこまで高くはないので、マメに使わないと思ったほど節約にはなりません。
すぐ開けるところにスマホアプリがなく、探すのが面倒なので使わないという人が多いです。
それを回避するために、アプリはホーム画面の1番初めの位置に移動させてください。
スマホを開いてすぐ目に入る位置にアプリがあれば、わざわざ探したり2~3ページ横へスクロールするより素早くアプリを開けるので使い勝手がよくなります。
2. ほかのクーポンと比較する
クーポンはお店の公式アプリやチラシ、公式Webページなどいろいろなところで発行されています。
たとえばマクドナルドならマクドナルドの店頭でもらえる紙のクーポンのほかに、マクドナルド公式アプリやLINEクーポン、スマートニュースにもあります。
もちろん割引額はどこのクーポンを利用しても同じではなく、それぞれ金額が異なります。
クーポンが使えるメニューにも差がありますから、「どれが1番お得なクーポンなのか」をきちんとチェックしてから利用するのが節約につなげるコツです。
「あっちのアプリのほうが50円もお得だった…」という失敗は意外と少なくありません。
3. クーポンに合わせてメニューを選ぶ
クーポンの種類は日替わりや週替わりのことが多く、全てのメニューや商品に使えないクーポンもあります。
そのため、食べたいメニューや買いたい商品のクーポンを探すのではなく、クーポンに合わせて買い物する商品を選択するというのも節約においては重要なポイントです。
「ビッグマックが食べたいけど今日はフィレオフィッシュのクーポンしかないからそっちにしよう」とクーポンの種類でメニューを決めたほうが、毎月の節約額は高くなります。
クーポンを使いこなして節約につなげよう
クーポンの割引額は100円以下の場合が多いですから、「それぐらいならその都度クーポンを出すほうが手間なのでは」と思う人もいるかもしれません。
しかし、50円割引のクーポンを30日使い続ければ、月の節約額1,500円、年間だと1万8,000円にもなります。
クーポンアプリを使ってコツコツ節約するには、今回ご紹介した3つの方法が有効なので、挑戦して節約ライフを充実させてください。(執筆者:石神 里恵)