パソコンやスマホからワンタップで欲しい商品が買えるネット通販は、その便利さから生活に欠かせない存在となりました。
しかし、ネットサーフィンしながらの買い物が楽しすぎて、気付けば余計なものまで買い過ぎてしまっていたなどという経験はありませんか。
そこで、この記事では、通販で浪費癖のある著者が無駄遣いを防ぐために肝に銘じている心得を紹介します。
ストレスをためずに節約するコツも紹介しますので、参考になさってくださいね。

目次
心得1.「今だけ70%オフ!」などに惑わされない
セール期間中はどの通販サイトでも「今だけ70%オフ!」といったように期間限定の大幅割引をアピールしています。
「70%も安いのなら買ってしまおう」とついつい財布の紐が緩んでしまうところですが、ここはいったん冷静になるのが無駄遣い防止の心得です。
実は、「70%オフ」と書いてある商品のなかには、単に定価を高く設定しているだけの商品も多くあるのです。
たとえば、ノーブランドの洋服を海外から500円程度で安く仕入れて、定価を7,000円に設定し、70%オフの2,100円で販売しているといったようなものです。
「今だけ!」という言葉に惑わされずに、冷静になって「本当にこれは必要な物なのか」と考えましょう。
たったこれだけでも、普段から浪費癖のある人は出費を大幅に減らせます。
心得2.「自分へのご褒美」は禁句
すてきなアクセサリーやおいしいスイーツと出会ったら、節約中であっても「頑張っている自分へのご褒美よ」と思って買ってしまいませんか。
しかし、それが大きな落とし穴です。
自分では節約しているつもりでも、自分へのご褒美が癖になってしまうと普段頑張って節約した以上にご褒美を買ってしまいます。
そこで、節約中におすすめなのが、通販サイトのポイントが貯まった時にだけご褒美を買う方法です。
節約を意識しているあなたなら、楽天市場のお買い物マラソンやヤフーショッピングの5のつく日など、ポイントが多く貯まる日はチェックしてあると思います。
特に急ぎではない日用品は、このようなポイントアップデーに買うようにしてポイントを貯めていきます。
そして、たっぷり貯めたポイントで自分へのご褒美を購入しましょう。
心得3. 同じ商品ばかりをまとめ買いしない
ポイントアップデーに必要な日用品を購入すると、ポイントが多く貯まります。
だからといって、洗濯洗剤だけを3つも4つもまとめ買いするなど、同じような商品をまとめ買いするのはおすすめできません。
著者を含め浪費癖のある人は、日用品にも浪費する傾向にあるからです。
ポイントアップデーやセールでまとめ買いする際には、特定の商品だけを買うのではなく、いろいろなジャンルの商品を少しずつ購入していきましょう。

心得4. 家計簿アプリを緩く使って必ず続ける
通販サイトでの買い物の決済にはクレジットカードを使用する人が多いです。
クレジットカードでパパッと決済できてしまうと、何にいくら使ったのかを把握するのが難しくはありませんか。
後からクレジットカードの請求書を見てドキッとされる方もいることでしょう。
通販での買い物にも家計簿アプリを活用するのがおすすめです。
家計簿に慣れていない人は1円単位で神経質に付ける必要はありません。
日用品として5,000円使った、子供用品に2,000円使った、といった程度ににザックリと付けていくのが家計簿を継続するポイントです。
家計簿を続けていれば、「今月は日用品にお金をかけすぎているから、買い物をセーブしよう」と思えます。
通販サイトで欲しいものを見つけると何も考えずに買ってしまうという方は、ぜひ緩く家計簿をつけてみてください。
通販サイトを賢く利用して浪費を防ぐ
ついつい余計なものまで買って浪費する自分に悩んでいる方は、いったん落ち着いてみましょう。
商品を買い物かごに入れる前に「これはいま本当に必要な物なのか」を考え、会計まで進んだら家計簿アプリに使った金額を入力します。
たったこれだけですが、自分の浪費グセを防ぐには効果的です。
節約を意識しすぎてストレスを感じたら、貯めたポイントを使ってちょっとしたご褒美を購入して気分転換しましょう。(執筆者:山内 理絵)