コロナに伴い在宅ワークが増えています。
「ずっと家で仕事をするのは息がつまる」と、カフェに避難する人も少なくないようです。

カフェ代は1日ほんの200円程度、しかしその200円も積もれば大きな金額になります。
家にカフェがあったら、リフレッシュと節約が同時にできるのに……そんなわがままを解決するのが、おうちカフェです。
おうちカフェを本物のカフェに近づけるアイディアを、いくつかご紹介いたします。
目次
「おうちカフェ」で節約できるカフェ代
ちょっとカフェでお茶を…とひとくちに言っても、毎日続けばそれなりの出費になります。
例えば、人気カフェ「スターバックス」の中で1番安いドリップコーヒーは290円です。
同じくスターバックスで販売している自宅用のドリップコーヒー「オリガミ」は、6袋入りで670円、1杯110円程度です。
差額は180円ですが10日カフェに行くのを我慢すれば1,800円、豪勢なランチが食べられる金額です。
とはいえカフェの大きな魅力は「雰囲気」にあり、差額の180円はコーヒーの味だけでなく、場所代や雰囲気代も含まれていると考えられます。
おうちカフェがもっと本物のカフェに近づけたら、180円分の差を感じなくなるかもしれません。
おうちをカフェを本物に近づけるポイント
おうちカフェを本物に近づけるのに、難しいポイントはありません。
ほんの少し、カフェタイムにこだわりを持つだけでOKです。
1. 食器はお気に入りのものを使う
カフェの雰囲気づくりに欠かせないのが食器です。
普段遣いはしないようなお気に入りのマグカップなら、いつものコーヒーに違う味わいが生まれます。
また、コーヒーに添えるお菓子も袋のまま食べたりせず、ワックスペーパーを敷いたお気に入りのお皿を用意すれば、すてきなカフェセットの完成です。
2. お気に入りの場所を見つける
おうちカフェタイムを楽しむのは、ダイニングテーブルでももちろんかまいません。
しかし毎日使うダイニングテーブルでは雰囲気が出ない……そんな場合は、家の中にお気に入りの場所を作るのがおすすめです。
たとえばベランダや庭に椅子を出しても良いですし、普段は飲み食いをしないソファとローテーブルをゆったりしたカフェスポットにするのも良いです。
「普段とは眺めの違う場所」というだけでおうち感が薄れ、気持ちを切り替えるきっかけになります。
3. テーブルメイクをしよう
お気に入りのカフェスペースを見つけたら、テーブルメイクをしましょう。
テーブルメイクとはその名のとおり、テーブルを飾ること。
お花やグリーンなど、いつもの食卓にはない小物を用意すると、よりカフェ風に近づけます。
わが家ではカフェでよく見かける「FREE-Wifi」のポップを作成し、カフェタイムや仕事タイムのみテーブルに飾っています。
【手作りPOPでカフェ気分】

実際にはフリーではないのですが、通常、家には置かないものがあるだけでカフェっぽさが生まれ、仕事の集中力も増します。
4. カフェレシピをマネする
カフェ風のレシピをマネするのも、おうちカフェを充実させる大事なポイントです。
・ ラテは100均の電動泡立て器で泡立てる
・ ワンプレートディッシュを作る
など、普段のカフェレシピにプラスアルファをするだけで、本物の雰囲気が追加されます
ちなみにわが家では、インスタントコーヒー(加糖)+牛乳+ココアを混ぜて凍らせ、ミキサーでフロート状にし、上から業務スーパーの生クリームを絞ったものを自作することがあります。
【手作りカフェメニュー 】

スターバックスの「ダークモカチップフラペチーノ」を意識して作ったものですが、色がだいぶ薄いのは、私がミルク濃い目が好きなためです。
見た目を本物に寄せつつ、味は自分好みに調節ができ金額は1杯60円程度と、かなりお得感を得ながらカフェメニューを楽しめます。
5. 生活感は視界から除去
カフェ風と生活感は切り離してしたいもの。
家中から生活感を消すのは無理なため、せめてカフェタイム中は生活感が視界に入らないようにしましょう。
たとえば、リモコンやティッシュペーパー、チラシ類は目の届かない位置に置きます。
散らかったおもちゃや小物類は大きな箱を用意して、とりあえずそこに入れて隠してしまう、といった工夫をすれば視界が落ち着き、カフェタイムをのんびり楽しむことができます。
大きな箱は急な来客時の片付けにも便利なため、ひとつ常備しておくのがおすすめです。
小さな工夫でおうちカフェはもっと豊かなものに変化します。
お金をかけずおうちカフェを楽しみながら、カフェ代の節約しましょう。(執筆者:遠藤 舞衣)