気候や季節によって大幅に値段が変わる野菜や果物は、時には家計を圧迫する原因にもなります。
野菜の通常販売ルートは
というルートで少しずつ上乗せして消費者に届けられるため、割高になっていることが多いです。
また、市場によって青果の基準があり、豊作で余っている野菜や見た目が悪い作物は処分されてしまいます。
そんなフードロスを減らすため、生産者から直接消費者に青果を届けようという取り組みが行われています。
中間業者を通さず、生産者と直接やりとりをすることで格安や無料で青果を手に入れることができる2つのサイトを紹介します。

目次
農家直送の規格外品が無料で当たる「フリフル」
フリフルは、ウェブサイトの広告収入で農家から野菜を買い取り、消費者に無料提供するというサービスです。
応募者の中から抽選で、野菜や果物が届きます。

フリフルは会員登録ではなく、サポーター登録を行っています。
サポーターとは、生産者に商品の良いところも悪いところも伝え、一緒になって良い作物を作っていこうという制度です。
フリフルで扱う商品
人気があるのは野菜の詰め合わせセットです。

送料は当選者負担の場合が多いです。
他にはじゃがいもや玉ねぎなどの箱詰めや、小さい野菜をレトルトに加工したものも取り扱っています。

・ 地域限定で応募可能
という条件の商品が多いので、初めての方でも当選のチャンスがあります。
「おすそ分け」の楽しみもある
・ 友達にもお裾分けします!
・ 家族で美味しくいただきました!
・ 皮まで食べられるこだわりのみかんだった。
・ 離乳食でも安心してあげられます。
たくさんのみずみずしい野菜が届くので、お裾分けして楽しんだという声が目立ちました。
また作っている人を知ることが出来るので、安心して食べられるというメリットもあります。
生産者から直接購入できる「食べチョク」
食べチョクは、生産者から直接商品を購入できるオンライン直売所です。

通常ルートの「JA → 全農 → 卸売 → 小売店」を通さないことで、格安で青果を購入できます。
安くて新鮮な青果を、全国どこからでも手に入れることが可能です。
食べチョクで扱う商品
・ 果物
・ 肉
・ 魚介
・ 卵
・ 乳製品
・ はちみつ
・ お酒
・ お茶
・ 調味料
・ 米
・ 加工品
など、何でも取り扱っています。
生産者が直売しているので、限定商品やここでしか買えない組み合わせがそろっています。
初回限定品やお試し品はお得な商品が多く、数種類の野菜が1,000円台で購入できるセットもあります。

全国の「道の駅」の商品を買える魅力
・ 相談したら子供の好きな野菜を増やしてもらえました!
・ スーパーで買うより安かった
・ 道の駅の代わりにお取り寄せしました
道の駅も中間業者を通さず、格安で食材を手に入りますが、食べチョクなら現地へ出向かなくても、全国の食材が購入できるという魅力があります。
通常の販売ルートより手数料が安く、生産者の粗利益も多いことから、全国からたくさんの生産者が集まっています。
また生産者から直送なので、安くて新鮮な食材が自宅に届きます。
私は金沢旅行に行った時の加賀野菜の味が忘れられず、スーパーで見かけても高額で手が出なかったのですが、食べチョクで格安に購入できました。
生産者と直接やり取りで、野菜を安く購入
毎日食べる野菜が高騰すると、家計を圧迫する原因になります。
通常の「農家 → JA → 全農 → 卸売 → 売店」という販売ルートを通して購入すると、中間業者の手数料が7割ほどかかっています。
中間業者を通さず生産者と直接やり取りをするシステムを利用すれば、手数料が抑えられるため格安(無料)で青果を手に入れられます。
スーパーの野菜が高いと感じている方は、利用してみてはいかがでしょうか。(執筆者:川井 奈央)