メルカリで売上に直接つながるのは「販売価格」です。
しかしなかには、「中古品だし、だいたいこれくらいかな?」とざっくりと見積もって設定している人もいるのではないでしょうか。
少しでもお金になればいいとの思いならそれでもよいかもしれませんが、せっかく出品するなら、1円でも高く売れたほうがうれしいはずです。
そこで今回はメルカリで商品を1円でも高く売るための5つのポイントを紹介します。
ぜひ参考にして、売上金アップにつなげてください。

目次
メルカリで商品を1円でも高く売る5つのポイント
メルカリで売れた商品のなかには、中古品でも定価とほぼ変わらない価格のものもあります。
また、必ず出した値段で売れるというわけでもなく、値下げ交渉をされて、思ったよりも安い価格で売れてしまうこともあります。
適当に値段を設定すると、「もっと高く売れたのか」と後悔する結果にもなりかねないので注意してください。
1.相場価格を調べてから値段を設定する
値段設定するときは自分の見積もりではなく、相場価格をきちんとリサーチすることが高く売るためのポイントです。
出品しようと思っている商品がだいたいいくらで売れているのかを、商品の検索機能を使って調べてみてください。
ただし、相場価格より高すぎる値段にしてしまうと、今度は高すぎて売れないといった問題が発生するので注意が必要です。
2.値引きを見越して少し高めの値段に設定する
メルカリユーザーは少しでも安く買いたいと考えている人がほとんどなので、購入する前に値引き交渉をされることが多いです。
売りたいと思っている値段から出品をスタートしてしまうと、値引き交渉に応じたら最初の見積もりより安く売れてしまい、なんとなく損をした気分になります。
そのため、価格を設定するときは、値引き交渉を見越して少し高めに設定しておくのがポイントです。
たとえば、「最低でも5,000円で売りたい」と考えているなら、5,500円くらいからスタートすると500円まで値引きに対応できます。
値引きに応じたほうが売れやすくなり、希望価格で早く現金化することが可能です。
3.汚れやホコリはきれいにした状態で出品しておく
商品に汚れやホコリがついたままだと、どうしても相場価格は安くなってしまいます。
ユーザーは中古でもできる限り状態の良いものを購入したいと思います。
汚れや傷などがある状態だと、いくら高い値段で出品をしても、ユーザーは買おうとしません。
売れるとしても、大幅な値引き交渉に応じないと厳しいです。
取れない汚れや傷は仕方ないですが、自分でクリーニングすれば落とせる程度なら、必ずきれいな状態にしてから出品してください。
中古でも新品に近いぐらいきれいな状態にできれば、汚れなどがある状態よりも高く売れます。
4.付属品があれば一緒に出品する

商品によっては、箱や付属品がついていたほうが高く売れる場合があります。
たとえば電子タバコやスマホは、本体だけより充電器付きのほうが高く売れます。
フィギュアであれば、少し送料は高くなりますが箱なしより箱ありのほうがはるかに高値で売れます。
フィギュアは梱包材で包むだけでは破損する可能性があるのと、箱のまま飾りたい人もいるのが高く売れる理由ではないでしょうか。
付属品が残っているならセットで出す、箱があるなら必要に応じて箱ありで出すようにすると、なしの状態よりも高く売れる場合があるので参考にしてください。
5.商品写真や商品説明は丁寧に
どんなに状態がよく相場価格よりも高く売れそうな商品でも、商品写真が不鮮明だったり商品説明が簡素だったりすると、ユーザーは不安を覚えて購入をためらいます。
商品写真は明るい場所で撮影し、現状と違いすぎない程度に加工して見栄えをよくしてください。
商品説明は細かく書く以外に、「こんな人におすすめです」、「こんな魅力があります」とおすすめの人やおすすめポイントを記載すると購買意欲を高められます。
写真が不鮮明で商品説明が少ない500円の商品より、写りがきれいで説明が丁寧な700円の商品のほうが売れやすい傾向にあります。
商品写真の撮影のコツなどは、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
【取引実績400件以上の筆者直伝】メルカリで商品を倍以上売れやすくする「6つの工夫」
1円でも高く売ってお小遣いを稼ごう
メルカリの販売に慣れていない人は、「だいたいこれぐらいの価格だろう」とざっくり価格を設定してしまいがちです。
メルカリはバザーのように中古だから格安でないと売れないというわけではなく、人気商品なら傷があっても定価に近い価格で売れることもあります。
1円でも高く売れるよう今回のポイントを参考にして、不用品をお金に換えてみてください。(執筆者:石神 里恵)