子供服はとてもかわいいです。
筆者は、カラフルでポップな子供らしい服が大好きです。
特に好きなのは0~1歳くらいの子が着る「ロンパース」というつなぎのベビー服で、ついつい手に取ってしまいます。
一般的な子供服は、サイズやブランドにもよりますが、だいたいの値段設定が500~2,000円の間のものが多いです。
なんとなく「これくらいの値段なら買ってもいいかな」と思ってしまいます。
筆者は以前、子供服を機会があるごとにチョコチョコと買い、5万円以上になってしまった月がありました。
しかし、以下で紹介する内容を実践したところ、ストレスなく最低限のものだけ買うにとどめることができるようになりました。
そのやり方をご紹介します。

目次
1. 子供が大きくなったら「また買える」と考える
子供服はすぐにサイズアウトします。
今すぐたくさん買わなくても、また買わなきゃいけない機会が必ず訪れます。
特に第1子の服は、事あるごとに買うタイミングがやってきます。
最短で買えるタイミングは「季節の変わり目」です。
2~3か月だけ、買いたい気持ちをちょっと我慢してみましょう。
筆者の場合は、その間、次にどんなかわいい服を買おうかと、通販などを見ながら考える時間にしています。
2. 家族や本人と買いに行く
1人で買いに行くと、誰も止めてくれる人がいないので、ついつい買い過ぎてしまいます。
必ず家族、もしくは、服の趣味がはっきりしている場合は本人を連れて行くといいと考えています。
理由は以下の通りです。
・ 本人と行けば「これがいい!」と勝手に決める
特に女の子に顕著ですが、服の好き嫌いもはっきりしているお子さんの場合、親に選んだ服は着てくれません。
つまり、本人に決めてもらう、というやり方で、買い過ぎを防ぐことができます。
予想外のものを欲しがる場合は注意
すごく高い服や買う予定のない服を欲しがることもよくあります。
そこでわが家は以下のやり方で対応しています。
・ 気に入りそうな高い服の陳列棚に近寄らせない
・ 予定外のものを欲しがったら買い物中断。すぐに店を出る。
・ 余分なお金を持っていかない。クレジットカードはなるべく見せない

お子さんの性格によってやり方が違ってきますので、いろいろ試してみるとよいでしょう。
ある程度、お金のことを理解しているお子さんの場合は、
「余分なお金やカードを持っていかない」がとても有効です。
わが家の場合、長女がそうなのですが、
「今日はこれしかお金を持ってきてないから、このお洋服は買えないよ」と伝えると、しぶしぶながらも諦めてくれます。
また、お金を余分に持っていかない方法は、自分の買いすぎ防止にもつながるのでとてもオススメです。
クレジットカードで買いたがる場合
クレジットカードの場合は上記の作戦は効かないので、なるべく見せないようにします。
わが家の場合は3歳なので、まだクレジットカードについてあまり理解しておらず、この方法で対処できますが、もっと大きくなると「カードで買えるじゃん」と言われることもあるようです。
小学校低学年や年長のお子さんがいるママ友数人に聞いてみたところ、こんなふうに対応していると教えてくれました。
・ カードの上限額が低いものを1枚用意し、「今月はこのカードいっぱいまで使っちゃった」と言って諦めさせる
・ 普段から家計簿をつけているところを見せて、節約に協力する姿勢を身につけさせる
子供の年齢によって、いろいろ対応を変える必要がありそうです。
【番外編】お古をもらうのはほどほどに
子供服は、お古をもらう機会も多いかと思いますが、もらう量はほどほどにしましょう。
なぜなら、子供服好きは「子供服を自分で選びたい」と思っている人が多いと思います。
お古をたくさんもらうと、家計的には助かるのですが、「買う機会」がなくなってしまいストレスがたまります。
以前、筆者は親戚から大量に子供服をもらってしまい、しばらく子供服を買わなくてもよくなってしまったとき、「私も選びたかったのに…」とストレスを感じてしまいました。
そのため、また買う機会が巡ってきたときに、我慢していた分までと思い、大量に買ってしまいました。
自分の楽しみのためにも、買う機会を少し残した方がよいと思います。
ただ、お古自体はとてもありがたく使っています。
お古で回せる子供服は質のよいものが多く、とても丈夫で重宝しています。
しっかり吟味しつつ、節約も、自分の納得のいく方法でできたらいいでしょう。
子供服好きの方は、ぜひ参考にしてみてください。(執筆者:銀行・証券会社・信託銀行に勤務経験 尋本 景子)