メルカリの売上げを少しでも増やすには、送料を節約するのも忘れてはいけないポイントです。
たとえば、工夫せずにそのまま送ると送料が500円かかるものを、節約術を使うことで200円にできれば売上は300円アップします。
300円は少ない金額に思えるかもしれませんが、10個売れば3,000円ですから決してあなどれない金額です。
今回はメルカリで送料を節約して売上金アップにつなげるコツを5つ紹介するのでぜひ参考にしてください。

目次
メルカリで送料を節約するコツ
メルカリで送料を安くするポイントは大きく分けると
「送料が安い発送方法を選ぶ」
の2つです。
この2つに焦点を当てながら、具体的な節約方法を5つ紹介します。
1. 圧縮袋を使って厚さを調節
発送方法のなかには、メルカリ便やクリックポストなど、厚さに決まりがあるものもあります。
衣類など布製のものはかさばりやすいので、「あと5ミリ薄ければメルカリ便で送れるのに」といった経験のある方も少なくないはずです。
そのようなときに便利なのが圧縮袋です。
圧縮袋は100均で売られているものでかまいません。
たとえば、そのまま送ると厚さ5cmだったものを100均で買った圧縮袋を使って2cmに圧縮したとすると、送料は次の通りです。
圧縮前の送料
2.5cm以上なのでらくらくメルカリ便の宅配便コンパクトに該当
専用ボックス70円 + 送料380円 = 450円
圧縮後の送料
厚さ2.5cm以内なのでらくらくメルカリ便のネコポスに該当
圧縮袋110円 + 送料195円 = 305円
【圧縮前と後の送料の差額】
450円 – 305円 = 145円
少し手間をかけるだけで、1商品あたり100円以上も節約できます。
送る商品を圧縮できそうなら、メルカリ便やクリックポストで送れる厚さまで薄くできないかを一度は試してみてください。
2. メルカリ便を積極的に使う

メルカリ便はヤマト運輸や日本郵便がメルカリと提携している発送方法で、個人でヤマト運輸・ゆうパックを利用するより送料が安いのがメリットです。
たとえば、ヤマト運輸の宅配便コンパクトの場合には専用ボックスの値段は変わりませんが、送料はメルカリ便だと380円、メルカリ便を使わないと660円と約倍です。
メルカリ便のサイズに収まる商品を送る際に積極的に使っていくことも送料を節約するのに重要なポイントです。
メルカリの取引実績が400以上ある筆者は、発送の8割以上にメルカリ便を利用しています。
メルカリ便を使わずに着払いで発送しようと思ったことがあったのですが、
3. 安い商品を送る際には普通郵便を使う
先ほどメルカリ便を積極的に使うと説明しましたが、「薄くて軽くて安いもの」を送る際に普通郵便のほうが送料を節約できる場合があります。
たとえば、割引券やチケット、はがき、チラシ、記念切手などは、薄さ1cm以下で重さも軽いことが多いはずです。
メルカリ便の送料の最安値は175円ですが、普通郵便の提携郵便物なら25g以内84円、50g以内94円です。
定形外郵便物でも規格内の50g以内なら120円です。
ただし、販売価格が高いものは、普通郵便のほうが安い送料で済むとしてもメルカリ便の利用をおすすめします。
普通郵便には万が一のときの保証や追跡機能がありません。
もし、荷物が紛失してしまっても自分が責任を負うことになります。
メルカリ便であれば保証・追跡機能があるので、もしもの時にも安心して発送できるので参考にしてください。
4. 不要な梱包材・付属品はなしの状態で出品する
商品によっては外箱やケースなどの梱包材や緩衝材などが必要ないことがあります。
たとえばスキンケア用品のトライアルセットです。
トライアルセットは3~5種類の化粧品のミニサイズがセットになっています。
もともとついていた外箱は中身よりも大きく、メルカリ便の1番安い発送方法が使えないことが少なくありません。
しかし、中身だけを取り出して発送すれば、トライアルセット程度なら薄手の緩衝材で包んでも3cm以下に収まることが多いのです。
このように、もとから付いていた梱包材や付属品をなしにしても相場価格が下がらないのであれば、あらかじめなしの状態で出品しておくと送料を節約できます。

5. 梱包材は中身のサイズに合わせる
送料は薄さだけではなく重さや縦横高さ3辺の合計サイズによっても変わります。
たとえば、らくらくメルカリ便のネコポスの場合には、サイズはA4と決まっているのです。
つまり、いくら軽くて薄いものでも、A4サイズ以上の大きさだとらくらくメルカリ便のネコポスは使えないということです。
そのため、商品を送る際には、中身のサイズに合わせて梱包材を選んでください。
中身が小さいのにA4サイズ以上の袋や封筒を使う必要はなく、商品に支障が出ない程度でA4サイズ以下に納めたほうが送料の節約になります。
梱包材はそのまま使わずに商品の大きさに合わせてリサイズするのも節約につなげるための大切なポイントです。
送料は簡単に節約できる
「今回はこの発送方法でいいや」と適当に決めてしって、必要以上に高い送料を払っていたことに後から気づくケースは少なくありません。
送料込みで出品すれば送料は必ず必要です。
紹介した節約方法を参考にして最も安い発送方法を選び、売上金のアップにつなげてください。(執筆者:石神 里恵)