メルカリで欲しいと思った商品が、予算より少し高いとき「値引き交渉」を考えます。
割引クーポンや売上金があれば多少高くても購入できるかもしれませんが、本音を言えば予算内に納めたいです。
しかし値引き交渉は1つ間違えると、ブロックをされたり、値引きを断られたりするので注意が必要です。
今回はメルカリ利用実績3年、取引数400以上の筆者が、メルカリで上手に値下げ交渉をする方法を紹介します。

目次
失敗しない値下げ交渉のコツ
値下げ交渉はやり方を間違えると、出品者が気を悪くし、値下げしてもらえないだけでなく、ブロックをされて定価での購入すらできなくなる可能性があります。
しかし成功すれば定価より安く購入できれば、節約につながります。
これから紹介する5つのコツを参考にして、予算内で商品を購入しましょう。
1. 値下げ交渉OKかどうか、まずは確認
出品者のなかには、
としている方もいます。
それに気が付かずに交渉すると、
・ 値下げ交渉のコメントを無視されて、定価でも買いにくくなる
・ 出品者が気を悪くして出品を取り下げる
といったトラブルが発生する可能性があります。
そのため、値下げ交渉可能な商品なのかを、事前に確認しておく必要があります。
出品者のプロフィールか、商品説明に書かれていることが多いのでチェックしてください。

2. 交渉するときの文章は丁寧に
値下げ交渉を禁止にしていなくても、出品者にとっては売上が減るわけですから、交渉をされるとあまりいい気持ちにはなりません。
そのため、相手を嫌な気持ちにさせないよう、丁寧な言葉遣いで交渉することが大事です。
たとえば「値下げできますか?」だけではなく、
こちらの商品の購入を検討しているのですが、〇〇円ほどお値下げは可能でしょうか。
お手数ですがご検討をお願いします。
と、柔らかな言葉遣いを心がけてください。
3. 具体的な値引き金額を書く
たとえば「お値引き可能ですか?」だけだと、出品者が「いくらが希望ですか?」と質問し直さないといけません。
忙しい出品者だとそのやりとりが手間に感じ、値引きをしてもいいと思っていても、コメントを返信せずにそのまま放置する可能性もあります。
そのため、値下げ交渉をするときは、
のがポイントです。
4. 値引き額は相場を見て決める
相場価格が5,000円の商品に対して、「2,000円値引きして3,000円にしてもらえませんか?」と交渉するのは、常識の範囲から外れていると言えます。
「非常識な人だ」と出品者が腹を立てると、ブロックをされて購入ができなくなる可能性があるので注意が必要です。
値引き交渉をするときはあらかじめ相場価格を調べておき、相場価格5,000円なら4,800円というように、常識の範囲内での値引き交渉を心がけてください。
相場価格別の値引き範囲は、以下を参考にしてください。
・ 相場価格が1万円以下で5,000円より高い商品:最大1,000円まで
・ 相場価格が1万円より高い商品:最大3,000円まで
値引額は、
•相場価格が5,000円以下の商品・・・最大500円まで
•相場価格が10,000円以下で5,000円より高い商品・・・最大1,000円まで
•相場価格が10,000円より高い商品・・・最大3,000円まで
こちらを参考にすると良いです。
5. 値下げ交渉は基本的に1度まで
「500円値下げしてほしい」とコメントしたところ、出品者から
と言われたとします。
そこで粘って
と再交渉すると、面倒くさいと思われたり、「100円が限界と言っているのに」と、出品者が気を悪くするかもしれません。
その結果、ブロックや出品削除などをされて、購入不可となってしまう可能性があります。
どうしても値下げ交渉をした商品が欲しいのなら、出品者の値下げ金額に従うか、ほかの出品者に値下げ交渉をするのがおすすめです。
メルカリ内でトラブルを起こしてしまうと、
ので注意してください。

交渉成功は節約につながる
メルカリの値下げ交渉は、コツさえつかんでいれば意外と簡単に成功することが多いと言えます。
なぜなら、多くの出品者が、多少は値下げ交渉をされることを見越して高めの金額で設定しているからです。
「きっと値下げは無理だろう」と最初から諦めず、ダメ元でもいいので1度値引き交渉をしてみると、定価より安く買えるかもしれないので参考にしてください。(執筆者:メルカリ取引400回以上 石神 里恵)