1回の飲み会に3,000~5,000円以上、1回のランチに1,000~2,000円以上かかるという人もいることでしょう。
行かなければ節約になりますが、付き合いもあってなかなか断りにくいこともあります。
「楽しい時間を過ごしたい!でも節約もしたい」という人は、参加する前にひと工夫してみましょう。
今回は、家計を圧迫しやすい「飲み会費」、「付き合い費」を上手にセーブする方法を紹介します。
費用を抑えるコツを実践して、飲み会やランチを気兼ねなく楽しみましょう。

目次
飲み会・付き合いの費用を抑える3つのコツ
男性なら同僚や仲間との飲み会、女性なら友達やママ友とのランチ会のお誘いを受ける機会はあることでしょう。
これらの会への参加費用を抑えるために、以下の3つを実践してみましょう。
1. お得なお店を自分から提案
少々面倒に感じるかもしれませんが、飲み会やランチ会のお店選びを率先して引き受けると、飲み会やランチ会の費用をセーブできます。
たとえば、楽天IDから「ぐるなび」にログインして予約・来店すると楽天ポイントを「人数 × 100ポイント」もらえます。
5人であれば500ポイント、10人であれば1,000ポイントもお得です。
また、「ホットペッパーグルメ」であれば、ネット予約・来店でPontaポイントが「人数 × 50ポイント」付与されます。
3人であれば150ポイント、5人であれば250ポイント付与される計算です。
子連れ可・ワンコイン・個室・食べ放題のカテゴリーからお店検索できるので、友達やママ友とのランチ会のお店選びに役立ちます。
2. 参加するのは1次会だけ
飲み会によっては、2次会や3次会まで続くことがあります。
1次会に比べて人数が減っていくことが多く、割り勘でも料金が高くつく傾向にあります。
お財布の中身と相談しながら飲み会を楽しむのであれば、1次会で済ませるのが賢明です。
そうは言っても、会社の付き合いでなかなか断れない場合もあることでしょう。
そのような時に備えて、事前に安いお店をリサーチしておくのも1つの手です。
3. オンラインで飲み会・ランチ会を開催
わが家では、離れて暮らす夫の家族とオンライン飲み会を開催しました。
コロナウイルスによる県外移動自粛が理由でしたが、結果的に飲み会代をセーブできました。
必要なのは、SkypeやLINEのグループビデオ通話機能、そして自分が飲みたいお酒と料理やおつまみだけです。
ビール350ml缶 × 6本、おつまみやお惣菜を買っても2,000~3,000円程度で足ります。
安いお酒を選んだ場合やアルコール抜きのランチ会なら、さらにコストダウンできることでしょう。
ただし、LINEのビデオ通話の場合にはデータ通信料は1時間で307メガバイト程度かかります。
Wi-Fi環境下であれば問題はありませんが、そうでなければ長時間のオンライン飲み会・ランチ会でギガ不足になることもあるので注意しましょう。
参照:LINE

家計簿の費目は「飲み会代」「お小遣い」を分けて管理
お付き合いにかかる費用をお小遣いに含めているというご家庭は多いのではないでしょうか。
わが家も以前はお小遣いから支払う方式でした。
しかし、歓送迎会シーズンなど飲み会が多いシーズンは、どうしてもお財布が寂しくなってお小遣いの追加が頻発します。
そこで、飲み会にかかる費用をお小遣いと切り離して管理することにしました。
家計簿の費目を「飲み会代」と「お小遣い」に分けるメリットは、次の3つです。
・「飲み会代」の予算を取っておくことでお小遣いの追加に悩まずに済む
・ 1か月にどのくらい飲み会にお金がかかっているのかを把握しやすい
家計管理をしている側は、お小遣いの追加で予定が狂うこともあります。
しかし、事前に予算を準備したり、お小遣いと分けて管理することで、付き合いにかかる費用をうまく捻出できるようになります。
参加する会を厳選するのも効果的
楽しいことや目的があって使うお金には罪悪感を感じにくく、乗り気ではない飲み会やランチ会の場合には出ていくお金が気になります。
飲み会費や付き合い費をセーブするには、できる範囲で参加する会を厳選するのも1つの手です。
節約するなら、飲み会やランチ会に誘われたとき、集まる目的を1度は考えて決めるとメリハリがつきます。
お付き合いにかかる費用は、回数が増えると家計を圧迫します。
飲み会やランチ会にかかる費用を抑えるには、お店選びや予約方法、さらに会を切り上げるタイミングを工夫し、お付き合いの目的や必要性を考えて集まりに参加しましょう。(執筆者:成田 ミキ)