食料品は「スーパーの特売デーで購入するのが1番お得」と思っていた筆者は、常々その日を中心に買い物スケジュールを立てていました。
ところがある日、平日の夕方に出かけると、お魚や野菜は特売デーより安いものが想像以上にあることに驚きました。
このような思い込みでお得を逃していることが、日常には意外に多く潜んでいるので、筆者の体験をもとに紹介します。
目次
赤札商品にはマイルールを作って対策を

スーパーで目を引くお買い得と言えば赤札商品ですが、本当にその価格は安いのでしょうか。
その店舗のそのタイミングではお得なのかもしれませんが、もしかしたら他店では通常価格かもしれません。
とはいえ、出かけられる全ての店舗の価格を調べることは、現実的には難しいです。
バーコードで商品を読み取りすぐに底値がわかるアプリもありますが、売り場でその都度商品を検索するのは正直面倒です。
そこで筆者は、例えばケチャップやソースなら100円、醤油は200円、お肉はグラム100円などというように、自分の中で買いどき価格を覚えやすい金額で決めてみました。
すると購入の判断になるのはもちろん、予想外のメリットとなったのが、
ことです。
しかもそこには安い商品があったのですから、他にもお値打ち品がある可能性が高く、お買い得店舗の新規開拓がしやすくなりました。
「まとめてお得」は予算厳守で対抗を
〇パックまとめて〇円やビッグサイズで〇円、という表示もスーパーでは定番で、節約したい私たちにはとても魅力的に映ります。
けれども筆者の経験から言えば、たくさん在庫を持つと大盤振る舞いしたくなります。
特に食べ盛りの子どもがいれば、「安く手に入ったんだから、たくさん食べさせてあげよう」と思って節約の紐がゆるんでしまいます。
予算内におさまっていれば良い買い物をしたことになりますが、「安いんだから次週の予算をちょっと足して、来週も使えるよう残せばいいか」などすると、次週分を残しておかなければかえって損をすることにもなります。
あくまで予算厳守、としたほうが簡単で最終的に赤字になりにくいです。
食品のお買い得店はスーパーだけではない
利用価値が高いドラッグストア
最近のドラッグストアでは、お買い得な食品に度々遭遇します。
筆者のよく出かける店舗では、
・ 豆腐 … 18円
・ 国産鶏むね肉 … 58円
・ 豚バラ肉 … 99円
と、一般的なスーパーの特売並みの価格が平常価格です。
さらにドラッグストアは、
・ Pay Pay
・ メルペイ
・ 楽天ペイ
など、さまざまな決済方法と、dポイントやTポイントなど多くの種類のポイントが使えることがあります。
つまりポイントを集中して増やしやすうえ、貯めたポイントだけでの買い物がしやすいということです。
中にはキャッシュレス決済でのポイントと、提携先のものを2重取りできる店舗もみられますから、薬だけしか購入しないのはもったいないです。
生活雑貨から化粧品や飲料水、食品まで幅広くお得な商品を検索するともっとお得になります。
お菓子やお酒が半額ほどのポイントで手に入るローソン
コンビニは品ぞろえが豊富でとても便利ではありますが、それほど安くはないというのが筆者の印象でした。
しかしローソンのお試し引換券は、Pontaポイントまたはdポイントを使うと、以下のように半額分以下のポイントで商品をゲットできます。
・ 寿がきや 富山ブラック風油そば/257円 … 120ポイント
・ サントリー こだわり酒場のレモンサワーの素/715円 … 280ポイント
※価格は、いずれも税込通常価格
参照:ローソン お試し引換券(pdf)
対象商品は限られており、先着人数も決められていますが、家計を圧迫しがちなお酒やお菓子、インスタントラーメンなどが公開されていることが多いので、「嗜好品はポイントだけ」とか「ポイント + 〇円までしか買わない」などと決めれば使いすぎの防止にも一役買ってくれます。
お得なアプリで無料クーポンをゲット
最近では多くの企業にアプリがあり、お得なクーポンが配信されていることが度々あります。
ファミリーマートのファミペイには、無料クーポンが不定期に送られてきます。
複数の商品購入で1個プレゼントというものもありますが、嬉しいのは何といっても無料です。
筆者はこれまでにコーラ、ビール、お菓子、ファミチキ、お茶などをタダでゲットしており、昨日も下のドリンクがタップ1つで手に入りました。

得を逃さず、損しないためのコツ
インターネットを通したやり取りが頻繁になったこともあり、お得な情報は次々に更新されていきます。
とりこぼさないために、立ち寄り先の情報はこまめにリサーチしましょう。
ただし、お得な情報を得たときには、使いすぎに要注意です。
予算はいくら、何個まで、など購入の見極めが一目でわかる「数字」でルールを決めておくと、赤字になりにくく予算が守りやすいでしょう。(執筆者:吉田 りょう)