夏は、学校が長期休みになったりお盆休みがあったりして、何かと出費が増えます。
コロナの影響でボーナスがカットされたり、毎月の給与が減ったりした家庭にとって、夏にかさむ出費は痛いです。
ですが、せっかくの夏に節約を徹底しすぎるのも、仕事に張り合いがもてなくなり、休日の楽しみがなくなってしまいかねません。
充実した夏を過ごしながら節約をしていくには、どんな支出が不必要なのかを洗い出し、ムダだけを省くことが重要です。
必要なものにはお金を使い、不要な出費を徹底的にカットすれば、楽しみは維持したまま出費を減らすことが可能です。
そこで今回は、夏だからこそ注意したい、ムダな支出を4つご紹介いたします。

目次
夏に気を付けたいムダな4つの支出
さっそく夏のムダ使いの原因となるものについて、見てみましょう。
1. セールでの買い物
夏は、バーゲンやセールを行う店が多いです。
季節の変わり目に値下がりラッシュが起きて、衣服がお得に買えることが増えます。
しかし、夏は冬と比べて期間が短いです。
そのため、初夏と夏の終わりの2回、セールで買い物をしてしまっては、ムダ買いが確実に増えてしまいます。
また、夏は短いことから、セールで安く購入しても、思ったよりも使わないケースも多いです。
夏用の服や、暑さ対策のグッズなどは、使える時期も限られているため、安く買ってもムダになることがあります。
セールで安い商品に出会っても、「お得だから」とすぐに購入することは避けましょう。
本当に必要かを考えて、利用価値のあるものだけを厳選した方が節約につながります。
2. エアコン代
暑い夏を快適に過ごすために、エアコンは欠かせません。
ですが、エアコンを稼働させる時間が長くなるほど、当然、光熱費もかさみます。
エアコンをつけずに暑さを我慢するのは、熱中症になる恐れもあるため危険です。
エアコンは使い方さえ工夫すれば、電気代を節約できます。
・ 室外機周りを片付けて掃除をする
・ 短時間の外出であればつけっぱなしにする
・ 設定温度を低くしすぎない
・ サーキュレーターを活用する
上記のことを実践すれば、電気代を多少なりとも抑えることが可能です。
3. 外食費テイクアウト
コロナの影響で外食が減った分、増えているテイクアウトでの食事です。
暑い夏は自宅で美味しい食事を食べる機会も多く、暑くて食事を作る気が起きないことも多いでしょう。
そのため、テイクアウトでの外食費が増えてしまう可能性があります。
外食同様、テイクアウトも自炊するよりかなり出費が出てしまうため、頻繁に使うと食費がかさむ原因になります。
テイクアウトを使うときは、月あたりいくらまで使うかを決め、予算の範囲内に抑えることが大切です。
4. レジャー費

ゴールデンウィークに旅行や帰省ができなかった分、今年の夏に予定を立てている方も多いでしょう。
ただでさえ、旅行や帰省はお金がかかるもの。
今年の夏は、「ゴールデンウィークや春休みに自粛していたから」という気持ちから、つい財布の紐が緩んでしまう可能性があります。
久しぶりの遠出を楽しむのは良いことですが、支出が増えすぎて後から家計が苦しくなっては元も子もありません。
レジャー費も、あらかじめ予算を決め、後々苦しくなることのないように注意しましょう。
夏は財布の紐がゆるみがち
長いお休みのある夏は、1年のなかでもとくに出費がかさみやすい時期です。
今年はコロナによる影響もあり、テイクアウトの食事やレジャー費などが増えやすいと考えられます。
お金は使ってしまってから後悔しては遅いです。
あらかじめ予算を立てて、家計にしわ寄せがくることのないよう、節約しながら充実した夏を過ごしましょう。(執筆者: 三木 千奈)