毎月きっちり家計管理をして節約を頑張っていても、予算内に収えるのが難しい場合もあるかと思います。
わが家も、
「体調不良で料理ができず、食費がかかった」
などの理由で、生活費の予算が足りなくなってしまうこともありました。
予想外の支出があると、どうしても生活費がかさんでしまうことはつきものです。
そこで今回は、生活費が足りなくなったときの乗り越え方について、筆者が行っている対策もあわせて紹介します。

目次
他の支出を減らして、不足分を補填する
生活費が足りなくなったとき、筆者が真っ先に行うのが、他の支出を減らすことです。
わが家は、生活費のなかで、食費の予算が不足してしまうことが時々あります。
できる限りお金を使わないように頑張りますが、それでも次のお給料日までもたせるのが難しい場合もあります。
そんなときは、食費以外の支出を見直し、節約して不足した食費に充てることが多いです。
不足分を補填する際は、日用品費や子ども費ではなく、支出を減らしやすいレジャー費や外食費から補うと、家計もうまく回ります。
もちろん我慢は必要ですが、あくまでも期間限定です。
筆者は、
「お休みの日はどこへ出かけよう」
と考えたり、無料で楽しめる施設や公園を利用したり工夫しています。
積み立てた「特別費」を見直して捻出する
車検代や税金など、金額が大きな出費を、「特別費」としてためている人も少なくないでしょう。
こういった特別費として残している積立も、足りなくなった生活費の補填になる場合があります。
わが家では、特別費として用意しているものを、本当に必要なものかどうか、見直しを行っています。
家具・家電などの購入費の場合、購入を急がないものであれば、そこから不足分を補填します。
補填で使った分は、ボーナスや月のお給料で余剰金があったとき、戻すようにしています。

あらかじめ「予備費」を積み立てておく
そんなときのために、毎月「予備費」を立てておくことも重要です。
筆者も、家計に無理のない範囲の金額で、毎月予備費を積み立てています。
支出が多く余剰金がないときは、予備費の積み立てはしていません。
ですが、毎月数千円でも積み立てをしていけば、チリも積もって山となります。
予算が足りなくなったとき、家計の助けとなります。

「貯金を崩す」は最後の手段
支出を減らせる部分がまったくなく、予備費の積み立てもしていないときは、貯金から補填しましょう。
生活費が足りなくなると、すぐに貯金を崩してしまう傾向にありますが、貯蓄を使うのはあくまでも最後の手段です。
予算が足りなくなっても、できる限り「その月の予算内」でやりくりすることが、貯金を増やすことにつながります。
極力、貯金を崩すことは避け、予算立てして生活費で乗り切れるよう頑張りましょう。(執筆者:三木 千奈)