ふるさと納税は実質2,000円の負担で、いろいろな返礼品が受け取れます。
ただ利用するだけでもメリットが大きいですが、還元率の高い返礼品を選んだ方がよりお得に活用できます。
そこで今回は、還元率が高くコスパの良い返礼品の見分け方についてまとめました。
還元率の計算方法もご紹介していますので、ふるさと納税をお得に利用する参考にしてみてください。

目次
お得な返礼品の見つけ方
ふるさと納税ポータルサイトにもよりますが、返礼品は膨大な数があるため、そのなかからお得なものを見つ出すのは結構大変です。
とくに、人気の高いお肉は、返礼品の数もかなり多いジャンルなので、お得度が高いものを選ぶのは至難の業ですが、お得な返礼品には、ある共通点があります。
共通点さえしっかり抑えれば、時間をかけず簡単にお得度の高い返礼品を見つけることが可能です。
「限定」の返礼品はお得
ふるさと納税ポータルサイトによって、そのサイトからしか申し込みができない、限定返礼品があります。
そういった限定の返礼品は、筆者の経験上、お得な返礼品が多いです。
限定返礼品には、必ずその旨記載があります。
さとふるなら、「さとふる限定」、ふるさとチョイスなら、「チョイス限定」と記載があります。
1万円代の返礼品はコスパも高め
返礼品の寄付金額の幅は、3,000円と言った低額のものから、10万円を超える高額のものまであります。
コスパを重視するのなら、1万円~2万円のものがおすすめです。
1万円代の返礼品は種類が多いため、その分お得な品物が見つけられるチャンスも増えます。
また、2万円をこえると、返礼品も質よりは「高級志向」になる傾向があります。
そのため、お得感を優先するのなら、1万円代の返礼品が最適なのです。
1万円代の返礼品は、寄付限度額内で何度もふるさと納税を利用できるメリットもあります。
還元率が高いものを選ぶ
お得な返礼品を選ぶうえで、返礼品の「還元率」をチェックすることは必要不可欠です。
還元率が高いものほどお得感もUPするので、還元率をもとに返礼品を選ぶのが1番確実になります。
返礼品の還元率を計算する方法については、次項で詳しくご紹介いたします。
還元率の計算方法

「還元率」と聞くと、算出するのが難しそうなイメージを持つ人もいるかもしれません。
ですが、実際はとても簡単です。
還元率の計算方法は
という計算式で出すことができます。
【例】豚こま肉3kg、寄付金額1万円」という返礼品の場合
筆者が買い物をしているスーパーでは、100g 120円程度で売っているので、
「3,600円 ÷ 1万円 × 100=36%」という計算式になり、還元率は36%ということになります。
還元率が30%を超えていればお得
還元率がどれくらいならお得と言えるのか、という点です。
2019年6月に行われた法改正により、ふるさと納税の返礼品は「3割以下」にすることが定められています。
そのため、市場価格から算出した還元率が30%を超えていれば、十分お得です。
お得感を優先して選ぶ際は、還元率が30%以上であることを確認したうえで選ぶと、よりお得に活用できるようになります。
「限定返礼品」や還元率に着目しよう
ふるさと納税の還元率は、簡単な計算式で算出することが可能です。
市場価格から算出するため、どれくらいお得なのかは地域によって違いがあります。
ふるさと納税ポータルサイトごとに「限定返礼品」にも注目しながら、よりお得にふるさと納税を活用していきましょう。(執筆者:三木 千奈)
「楽天ふるさと納税」は楽天ポイントがたまるのオトク。返礼品を見てください。