手作りお弁当は、健康を意識しながら節約もできて一石二鳥です。
しかし、毎朝の手間や帰宅後のお弁当箱洗いなどが面倒で、続かないケースも少なくありません。
手作りお弁当を続けるためには、準備から片付けまでのストレスや手間を減らし、無理なく取り組むことがポイントです。
今回は、「手作りお弁当を無理なく続けるコツ」と「お弁当作りに役立つ100均アイテム」を紹介します。
目次
手作りお弁当なら1食200円以下

コンビニやスーパーのお弁当価格は、400~600円が相場です。
また、新生銀行の調査によると、会社員の昼食代平均は587~674円となっています。
筆者がお弁当作りにかかっているコストは、1食200円(お茶碗1杯分のお米代約30円を含む)以下です。
手作りお弁当:200円 × 22日 = 4,400円
昼食を手作りお弁当に変えることで、毎月8,000円ほどの節約になる計算です。
ただし、市販の冷食をたくさん使ったりデザートにフルーツなどをプラスしたりする場合は、1食200円以下はむずかしくなります。
参照:2017年サラリーマンのお小遣い調査.pdf ― 新生銀行
無理なく続ける5つのコツ

実際に毎月どれくらいの節約になるかは、材料費にいくらかかるかによります。
また、無理なく取り組めるかどうかも大きなポイントです。
以下は、筆者が意識している無理なくお弁当を作るコツです。
1. 夕食の残りを活用して自家製冷食を作っておく
お弁当作りが習慣になっている人の多くは、夕食の残りをおかずカップに取り分けて、自家製冷食を作っています。
ストックがたくさんあれば、前日の夕食と内容がかぶることもありません。
休日や時間があるときにストックを作り足しておけば、平日の朝のお弁当作りもスピーディーです。
2. 好きな市販冷食を入れる
すべて手作りにすれば、節約効果は上がりますが、お弁当作りにあまり時間をかけられない場合、「作らなきゃ」という思いがストレスや重荷になります。
筆者は、週1の買い出しで市販冷食を2品購入しています。
無理なくお弁当作りをするには、新しい商品やお気に入りの冷食を活用するなど、楽できる&楽しめるなどの工夫も大切です。
3. 夜のうちにできる準備を済ませておく
朝は、何かと慌ただしくなってしまいます。
夜のうちにできることを済ませておくことで、時間に余裕をもってスムーズにお弁当を作ることができます。
・ おかずの下ごしらえをしておく
4. すき間を埋められる便利な食材を常備する
筆者は、お弁当の隙間に入れられる食材をいくつか常備しています。
・ 冷凍枝豆
・ ミートボール
・ ハムなど
お弁当に使える、
・ 冷凍できる物
・ 日持ちする物
があれば、わざわざもう1品作り足す手間が省けます。
5. 洗いやすいお弁当箱&アイテムを使う
お弁当生活の負担を軽減するためには、洗いやすいお弁当箱を選ぶことも大切です。
おしゃれでも洗うのが面倒なお弁当箱だと、毎回手間に感じてしまいます。
また、繰り返し使えるシリコンカップは節約に効果的です。
ただ、ひだが多く細かいと洗いにくいこともあるため、シンプルな形の物を選ぶことがポイントです。
お弁当作りに役立つ100均アイテム

・ 製氷皿(セリア)
・ シリコンカップ(セリア)
・ 使い捨ておかずカップ(セリア)
・ 深いお弁当箱(ダイソー ※300円商品)
筆者は、自家製冷食を製氷皿と浅いタッパーに入れてストックしています。

お弁当箱を洗う手間を省くなら、深いお弁当箱が便利です。
ご飯を詰めたら上におかずを乗せて「のっけ弁当」にすることで、
・ 洗う
の時短が叶います。
ほどよく手を抜きながら節約弁当ライフを楽しもう
お弁当をすべて手作りにすれば節約効果はアップしますが、時間に追われたり面倒に感じたり、長く続けることがむずかしくなってしまいます。
手作りお弁当は、できる日だけ持参するだけでもチリツモ節約につながります。
夕食のおかずを冷凍しておくなど、ほどよく手を抜きながら、無理なくお弁当ライフを楽しみましょう。(執筆者:成田 ミキ)