最近では「詰め替え」が一般的となり、シャンプーやトリートメントだけではなく、ボディーソープや洗濯用洗剤など多くの商品で詰め替え用が販売されています。
そんな詰め替え用を使用している人の多くは、「少しでもエコや節約につながれば」と思っている人が大半かと思います。
詰め替え用は、どのくらいお得なのでしょうか。

目次
ボトル付きと詰め替え用の実質的な価格差
詰め替え用を愛用している人の中には、
と思い込んでいる人も多いのではないでしょうか。
価格差で比較すると、詰め替え用の方が価格は安く設定されている場合が多いです。
実際にシャンプーの
・ 詰め替え用の一般的サイズ
・ 詰め替え用の大容量サイズ
に、どのような差が生じているのか検証してみましょう。
ドラックストアなどで手軽に購入することができる一般的なシャンプーの中でも人気の高い「ラックス ルミニーク ボタニカルピュア シャンプー」で、比較します。
価格は楽天市場を参照しました。
ボトル
内容量:450g
税込価格:610円
100gあたりの価格:135円

一般的な詰め替え用サイズ
内容量:350g
税込価格:410円
100gあたりの価格:117円

大容量の詰め替え用サイズ
内容量:700g
税込価格:670円
100gあたりの価格:95円

詰め替え用はボトル2回分なのか
大容量の場合も2回分と明記されているのに450gの倍ではなく、350gの倍の700gです。
大容量(700g)670円は、ボトル610円(450g)×2回分ではありません。
100g単位で比較する
内容量で比較すると、大容量とボトルは
700gの詰め替え用を購入すると、450gのボトルを買うより45円節約できます。
大きな節約にはなりませんが、ほぼ毎日使うので、年間単位でみたら重要です。
ドラックストアの特売なら、ボトルの方がお得な場合もありそうです。
詰め替え用の袋に書いてある「2回分」に惑わされず、100gあたりの価格を計算してみてください。
詰め替えのデメリット1:手間
詰め替えの作業が手間と感じたことはありませんか。
また慌てて詰め替えをしたために大量にこぼしてしまったり、最後までキレイに入れることができないなどの悩みを抱えている人も多いと思います。
詰め替えのデメリット2:衛生面
詰め替えの時は、使い切ってからボトルを洗浄し、十分に乾燥させたのち新しいシャンプーを入れるのが詰め替えないと、雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
面倒な作業なので、洗わず継ぎ足してしまうと不衛生なので、気を付けてください。
エコと「名もなき家事」と節約
海洋プラスチックのゴミ問題から考えると、詰め替え用はエコにつながります。大切なことです。
100gで18円の節約になり、地球にも優しいと考えたら、大容量の詰め替えには大きな意味があります。
忙しい主婦の「名もなき家事問題」と衛生面も考えつつ、エコと節約を両立してみてください。(執筆者:上野 雅美)