メルカリで洋服を出品すると、
「着丈はどれぐらいですか」など
サイズに関する質問を受けることが多いです。
簡単に答えられる質問は良いですが、わざわざ採寸したり、ネットでサイズ表を調べたりする必要があるケースも少なくありません。
そうなると、「洋服を出品すると、面倒な質問が増えるな」と思い、出品を控えてしまう方もいらっしゃるはずです。
しかし「ある対策」を事前に実施しておくだけで、質問されるのを最小限にでき、手間をかけずに洋服を素早く売れます。
今回はメルカリマニアの筆者が考案した対策を紹介します。
出品を諦めた洋服がある方はぜひ役立て、売上アップにつなげてください。

目次
質問されるとなぜか「売れない」メルカリのジレンマ
筆者はこれまでに400品以上メルカリで不用品を販売してきましたが、洋服に関しては「無駄な質問が多い」ということを常々感じていました。
無駄な質問とは、購入につながらない質問のことを指します。
不思議なことにメルカリでは、サイズ感や着丈などを質問してくる方は、丁寧に回答したにもかかわらず、「検討します」といって、購入をしないケースが多いです。
理由ははっきりとはわかっていませんが、おそらく「購入を断念する理由」を探しているのでは、と筆者は予想しています。
本気で購入する気があるのなら、質問している間に他の人に買われるのを防ぐために、即購入をするはずです。
洋服に関してのサイズ感やカラーなどの質問は、答えるだけ無駄になってしまうケースが多いということです。
「せっかく答えたのに」という気持ちを何度も味わうと、次第に洋服を出品しなくなります。
しかし、洋服はメルカリの中でも売れやすい商品ジャンルですから、出品しないのは非常にもったいないです。
解決方法
この問題の解決方法は「必要な質問だけに絞る」です。
質問されそうな情報をあらかじめ商品説明に記載しておき、質問をされる頻度を下げるということを指します。
具体策
メルカリで洋服を出品したときに、無駄な質問を回避し、不要な手間を省くための方法は以下のとおりです。

1. サイズは事前に調べておく
「Sサイズ」、「Mサイズ」などの表記は、出品時の必須項目に含まれてるため、質問されることはほぼありません。
聞かれることが多いのは、
「着丈はどのくらいですか?」など
細かなサイズです。
筆者の場合、最安値である300円で出品するときは、細かいサイズを採寸する手間をかけたくないので、サイズ数値までは記載せず、「格安ですので、サイズに関するご質問はご遠慮ください」と商品説明に記載します。
「安いから失敗しても仕方ない」と思っている購入者だけにターゲットを絞ることで、無駄な質問・手間を回避するということです。
1,000円以上で出品するときは、まず洋服の公式サイトにサイズ表がないか調べ、あればスクリーンショットを商品写真に追加しておきます。
サイズ表がなければ、メジャーで測った数値を商品説明に追加しておけばOKです。
この3つの方法を実行しておけば、細かなサイズを聞かれたり、採寸して欲しいと依頼を受けることを回避できます。
2. サイズ感の目安を記載しておく
細かなサイズを聞かれるケースの次に多いのが、「サイズ感」を聞かれることです。
例えば、「身長185センチで痩せ型ですが、ゆったりめで着られますか?」というものが、サイズ感に関する質問に該当します。
この質問を回避するには、自分の身長と、差し支えなければだいたいの体重、そしてサイズ感を商品説明に記載しておく方法が有効です。
筆者の場合は
という記載をしています。
出品者の身長・体重・サイズ感から、購入希望者自身が着たときの状態をイメージできるため、サイズ感に関する質問をグッと減らすことが可能です。
3. カラー・柄についても詳しく記載
商品写真は撮影した環境によって、実物と違って写ることもあります。
特に黒やネイビーは写真から色が判断しにくいため「黒ですか?」、「色あせて見えますが、大丈夫ですか?」などの質問をされることが多いです。
カラーについての質問を回避するために、正式なカラー名を商品説明に記載しておきます。
濃いカラーの場合は、色あせているか新品に近いのかまで書いておくのがおすすめです。
柄についても写真で見にくいようであれば、どんな柄なのかわかりやすく文章で説明しておいてください。

出品したくなるだけでなく売れやすくなる
買われないのに質問に答えることを繰り返すと、徐々に洋服を売るのが面倒に感じる気持ちはよくわかります。
しかし、売れるものを出品しないのは非常にもったいないことです。
1,000円、2,000円でも、売上になれば生活費などに使えます。
今回紹介した方法を実行すれば無駄な質問を回避できるため、ほとんど質問なしで売却できます。
それだけでなく、購入希望者は商品説明を読んだだけでどんな洋服なのかがイメージできるため、売れやすくなることにもつながります。
出品した洋服がすぐに売れるほど、出品者としてうれしいことはありません。
もし「面倒だから」と出品せずにいた不要な洋服があれば、ぜひ今からでも回避策を実行して出品してみてください。(執筆者:メルカリ取引400回以上 石神 里恵)