涼しくなってくると、献立もそれに合わせて変化していきます。
食卓にもほっこりあったか系メニューが恋しくなってくる季節です。
お鍋といった冬の定番に加えて、最近はチョコレートフォンデュやチーズフォンデュ、オイルフォンデュやバーニャカウダなど、フォンデュポットを使ったメニューが人気のようです。
けれど自宅でフォンデュメニューをするにあたって、
「フォンデュポットがそもそも高そう」
といった印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ダイソーでもお手頃価格でフォンデュポットが販売されています。
筆者が購入して、チョコレートフォンデュを試してみました。

情報は調査時のものであり、内容等が変更となっている場合があります。
また価格の計算は小数点以下第2位を四捨五入している場合があります。
店舗により取扱の内容は異なります。お求めの際には事前にご確認くださいますようお願いいたします。
目次
ダイソーフォンデュポットの基本スペック

ダイソーフォンデュポットは300円製品です。
・ ポット:直径11cm × 高さ7cm(容量は最大で約350ml程度です)
・ 台:直径11cm × 高さ7cm

カラーはブラウンとアイボリーの2色です。
筆者はブラウンを購入いたしました。
箱の両面にブラウンとアイボリーのそれぞれの写真が記載されています。
ブラウンの写真だからブラウンが入っているのだろう、と思いこまないよう要注意です。
購入時には裏面の中身のカラー表記(中身のカラーにシールが貼られています)をチェックするようにしてください。
写真にはキャンドルとピックが写っていますが、内容物は本体のみです。
実際にやってみた
さっそくチョコレートと少しの牛乳をポットに入れ、ろうそくをセットしました。
今回はダースを1箱と牛乳20mlを入れています。


熱や本体底面の凹凸などでテーブルを傷つけないよう、本体下に鍋敷きなどを敷くことを忘れないようにしてください。

すぐにふつふつと小さな泡が立ち始め、7分程度ですべてチョコレートは溶けました。

しっかり混ぜると牛乳とも混ざり、なめらかなチョコレートソース状に。
マシュマロをつけた写真がこちらです。

チョコレートフォンデュやチーズフォンデュ、オイルフォンデュはさまざまなレシピがありますので、ぜひお好みのものを調べてみてください。
筆者の使用の感想
思ったほど高温になることもなく、キャンドルに直接触れてしまうことに注意すれば、さほど取り扱いにも危険はないように感じました。
またキャンドルで加熱するので「すす」が出るのでは、と思ったのですが、それほど気になりませんでした。
フォンデュポットで上記の方法でチョコレートフォンデュをしてみたところ、焦げ付きなど特に気になる点は見られませんでした。
こちらはレシピの内容によっては焦げ付きやすい場合も考えられますので、ご注意ください。
家具量販店との比較
大手家具量販店のキッチン雑貨でも、フォンデュポットが販売されています。
900~1,075円で、サイズはやや大きい程度、ほぼ同クラスのサイズになります。
内側にフッ素加工されていたり、ピックがついていたりという付加価値はあるものの、基本的な機能としてはほぼ同等と言えそうなので、価格だけだとダイソーの圧勝です。
ダイソーのフォンデュポットの注意点
このダイソーのフォンデュポットは固形燃料ではなく、ティーキャンドルというろうそくを使うタイプです。
燃料の購入の際にはご注意ください。
筆者の近隣店舗では、ティーキャンドルはキッチングッズではなく、仏具やアロマグッズの近くに置かれていました。
写真は無香料タイプですが、キャンドルは香りのついているものと並べて陳列されていましたので、ご購入の際には香りの有無をご確認ください。
このティーキャンドルが隠れたお得製品です。
さきほどの大手家具量販店で購入しようとすると、48個入りが税抜き380円、1個当たりは7.9円。
ダイソーであれば15個入りが税抜き100円、1個あたりは6.7円となり、ダイソーの方にコスト面で軍配があがります。
しかも大手家具量販店の燃焼時間は2.5時間、ダイソー製品は4時間なので、記載された燃焼時間を見ると、倍近くもつことになります。
フォンデュポットで秋のメニューを楽しもう
大手家具量販店の製品レビューなどでは、添付のピックの数を少なく思う人もいるようでした。
ダイソーではピックももちろん購入できます。
最初から必要な本数を別途購入できるのはありがたいです。
こちらのフォンデュポットは電源を必要としないため、アウトドアでも楽しめます。
バーベキューの前後のレクリエーションにもおすすめです。
ほっこりあったかメニューにチャレンジしてみてください。(執筆者:新木 みのる)