現在、IT人材の需要が急増しているので、活躍の場を求めている社会人にはIT系資格の取得がおすすめです。
IT系のスキルを習得できるオンラインスクールは多数ありますが、いきなり受講するのはハードルが高く、また比較的高額です。
コスパよく手軽にスキルアップするには、オンライン学習動画サービスの活用がおすすめです。
ITスキルやビジネスに関連する動画を多数上げている、特に人気の2つのサービスをご紹介します。
目次
セール時期ならコスパ最強:Udemy(ユーデミー)

Udemy(ユーデミー)は、グローバルでの受講者は5,000万人にのぼるという、世界最大級のオンライン学習サイトです。
IT人材やWeb系エンジニアを目指す人に向けて、プログラミング、マーケティング、デザインなどのコースが充実しています。
またプレゼンや経営などのビジネススキル以外にも、ヨガ、写真、料理など主婦も学べるコンテンツもあります。
「買い切り型」のため、1度購入したら期限なく何度でも繰り返し視聴できます。
Udemyはセール時期の購入が鉄則
月に1~2回と頻繁にセールが開催されており、80~90%という驚きの割引率です。
セール中の1コースの最安値は1,200円ですから、書籍1冊分程度と非常にお得です。
筆者もセール時期にまとめて10コース購入したことがありますが、定価25万相当を1万5,000円程度で購入できました。
セール時期については事前に告知されないのでUdemyのサイトでメルマガ通知の設定をしておけばセールを見逃さずにすみます。
しかも、30日間の返金保障制度があるので安心です。
月額980円で5,000本以上の授業が見放題:Schoo(スクー)

Schooとは、講義に参加しながら学習ができるオンライン学習動画サービスです。
1人で黙って動画を視聴するのではなく、生放送の講義に参加しながら能動的に知識やスキルを身につけられます。
内容はITスキル・ビジネススキルをはじめお金、健康、最新技術など社会の変化に対応する最先端のものです。
またさまざまなプログラミング言語が学習できる授業があり、各分野のプロのエンジニアが講師として授業を進めています。
無料でも受講できて、プレミアム会員なら見放題
「オープン会員」はすべての生放送を受講できて、なんと無料です。
例えばプログラミングであれば、未経験、ゼロから一人でWebサービスを制作することを目指す「プログラミング学部」が開講されており、生放送を無料で受講できます(2020年10月時点)。
また月額980円(税込)の「プレミアム会員」になれば、生放送に加え5,000本もの録画授業の受講が可能です。
年間契約をすれば2か月無料ですから1,960円もお得です。
オンライン学習サービスとプログラミングスクールの比較
2つのサービスと、プログラミングスクールで受講した場合を比較してみましょう。

プログラミングスクールは10万円以上の出費
有名スクールで1か月程度受講すると15万円程度かかります(対面式は割高で、オンラインだと若干安くなります)。
またそれとは別に入会金がかかります。
1か月でプログラミングを習得するのはかなり集中して学習しないと難しいので、3か月程度受講するとなると25~30万円程度かかります。
オンライン学習サービスならわずか数千円
Udemyであれば、2万5,000円程度のコースをセール時に購入すれば1,500円です。
プログラミングの書籍は1冊3,000円程度しますから、同じ金額でUdemyなら2コース購入できてしまいます。
またSchooはプログラミングに関する200本以上もの動画を視聴可能です。
3か月視聴しても2,940円しかかかりません。
ただしUdemyとSchooはいずれも講師への質問ができず独学になります。
スクールであれば講師に質問できて、自分にあったカリキュラムを組んでもらえるというメリットもあります。
まずはこれらのオンライン学習サービスで手軽に学んで、自分の興味が湧く分野や得意分野を絞り込み、本格的に学びたければさらにスクールを検討するとよいのではないでしょうか。
1回のランチを節約してオンライン学習サービスに投資しよう
いずれのサービスも、1回のランチを節約することで、莫大な知識を手に入れられます。
Udemyは「買い切り型」、schooは「生放送・録画視聴」という違いがありますので、ご自分のライフスタイルに合わせて選択するとよいでしょう。(執筆者:本田 陽子)