家を一歩出るときにはマスクをすることが新しい日常になりました。
4人家族がそれぞれ毎日1枚ずつ使うと、1か月あたり120枚ものマスクが必要です。
筆者の最寄りのドラッグストアでは大手メーカーの日本製マスク30枚入1箱が約1,600円で販売されています。
120枚となれば4箱必要になり、月の出費は6,400円にもなります。
コロナに関する出費はやむを得ないと思いつつも、想定外の出費であり、できれば節約したいと思います。
今回は、新しい日常の必要経費が節約できる100均グッズを紹介します。
目次
「洗えるマスク用洗濯ネット」110円(税込み)
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マスク代を節約する1番の方法は、使い捨てマスクではなく洗えるマスクを使うことかもしれません。
洗えるマスクは市販もされていますが、家族が多い場合は手作りもいいのではないでしょうか。
洗えるマスクは、洗い方によって寿命が変わります。
洗濯機に直接放り込んで洗ってしまえば、たった1度で寿命を迎えてしまうかもしれません。
本当は「優しく手洗い」が1番長持ちする方法です。
しかし、仕事から帰ってきてからは1分1秒が貴重であり、ゆっくりとしかも毎日マスクを手洗いしている時間はありません。
そんなときには、マスク用の洗濯ネットに入れて洗濯機で洗ってしまいましょう。
手洗いよりはマスクの寿命が短くなるかもしれないけれど、時間と手間を考えれば洗濯ネットの方が合理的ではないでしょうか。
一般的な洗濯ネットはセーターを入れる程度の大きさです。
下着用の小ぶりな洗濯ネットもありますが、立体構造になっていたりフカフカと厚みがあったりすることが多く、洗濯機に入れると想像以上にかさばります。
マスクが入る程度の小さくて平たいネットは今まで需要がありませんでした。
しかし最近は、マスク1枚が入る小さくて薄い洗濯ネットが登場しています。
1枚あたり約500円が相場です。
しかし100均にもマスク用の洗濯ネットが登場しました。
ファスナーは他の洗濯物に引っかからないように工夫がしてあり、家族分を洗濯機に入れてもかさばることはないでしょう。
とても110円(税込み)とは思えないクオリティです。
手洗いする手間を節約し、さらに洗えるマスクの寿命を延ばしてマスクの買い替え費用を節約できるでしょう。
「ちょっとだけマスク」を無駄にしない「木製ピンチ」110円(税込み)
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家の中ではマスクを外していても、突然の宅配便受け取りやごみ捨てに出るときのように「ちょっとだけマスク」が必要なときがあります。
筆者が住んでいるマンションでは「専有部分から出るときにはマスクを着用してほしい」という住民がいるため、ゴミ捨てやポストを見に行くだけの短時間でもマスクが必要です。
しかし、ゴミ捨てやポストを見に行くたびに使い捨てマスクを捨てるのはもったいないと思います。
なぜならば、ゴミ捨てやポストに行くだけでは他の人に会うことがめったにないからです。
そこで筆者の家では玄関に「短時間用マスク」をぶら下げてあります。
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「短時間用マスク」はゴミ捨てや宅配便の受取時に使い、最後は外出時に使って捨てます。
洗濯バサミでぶらさげてもいいのですが、プラスチック製の洗濯バサミでは見た目の生活感が強すぎます。
そこで筆者の家では「木製ピンチ」を活用しています。
20個入りで110円(税込み)なので家族分使っても余りがあります。
残りは食べかけのお菓子の袋をとめたり、カーテンをとめてすき間風を防いだり、アイデア次第でオシャレに使えます。
「短時間用マスク」は木製ピンチに紐をつけて玄関にぶらさげておきます。
木製なので色を塗ったりシールも貼れます。
置き場所や仕舞う場所が曖昧なマスクは、結局どこかに置かれ、そのままゴミ箱に行ってしまう傾向があります。
無駄なマスクをなくすためにも「ちょっとだけマスク」の居場所を木製ピンチで作ってみてはいかがでしょうか。
「ちょい置きに」マスク入れ12枚入り」110円(税込み)
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美容院や歯科医院のように「マスクを取らなければならない場所」があります。
筆者が美容院に行ったとき、美容師の方は筆者のマスクをタオルに包んでテーブルの上に置いてくれました。
しかし、筆者はタオルに包まれたマスクを再び使う気にはならず新しいマスクを取り出しました。
一方、筆者の子どもはマスクケースに保管したのですが、以前マスクケースを使ったときに「どちらを内側にしたか」がわからなくなり、結局新しいマスクを使うことになりました。
外出先での「マスクの一時保管」は悩みの種です。
マスクケースに保管することが一般的ですが、保管するときにマスクの内側と外側を間違えてしまっては元も子もありません。
「ちょい置き! 助かりマスク入れ」は使い捨てのマスクケースです。
透明の薄いフィルムなのでバッグの内ポケットに入れても邪魔になりません。
バッグに入れておけば、外出先で想定外にマスクを外すことになってもマスクを無駄に使わなくて済むでしょう。
バッグの中に予備のマスクを持っている人も多いのではないでしょうか。
ファスナー付きバッグやビニル袋に入れて持ち歩くとバッグの底でぐちゃぐちゃになってしまい、マスクをダメにしてしまうことがあります。
「ちょい置き! 助かりマスク入れ」は薄手のフィルム製なので保管ケースとして使えません。
保管ケースには「2way Mask Case」110円(税込み)があります。
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マスクは袋入りと箱入りの2種類で販売されています。
同じマスクならば袋入りよりも箱入りの方が単価は安い傾向があります。
箱入りマスクを購入して数枚をマスクケースに移し替えて持ち歩くといいでしょう。(執筆者:式部 順子)