シンクに溜まった生ゴミやタバコの吸殻、ペットの小屋の掃除のゴミなど、家庭で出るゴミはさまざまな種類があります。
市町村に回収してもらうための専用袋にそのままゴミを入れる方もいらっしゃるでしょう。
多くの方はスーパーでもらうレジ袋などにいったん入れるはずです。
少し前まではレジ袋が無料だったため、費用を気にすることなくレジ袋を使えていました。
しかし現在はレジ袋が有料となり、1枚あたり2~10円の費用が必要です。
そのため、「ゴミを捨てるのにお金を払いたくない」とヤキモキしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、家庭で出るゴミを入れる袋を節約するための方法を3つ紹介します。
ごみ袋にかかる費用を削減し、生活費の節約につなげてください。

目次
レジ袋有料化後でもごみ袋を節約する3つの方法とは
それではさっそく、購入した場合のごみ袋にかかる費用と、その費用を節約する方法を説明します。
意外とかかるごみ袋の費用
レジ袋が有料化となり、買い物へ行くときはエコバッグを持参するようになって早くも数か月が経ちました。
エコバッグさえ忘れずに持っていれば、買い物自体は今までと変わりなくできる方が多いでしょうが、問題は「ごみ袋」です。
ゴミを捨てるときは、市町村指定の大きなごみ袋に入れます。
排水溝のゴミやペットの小屋の掃除後に出たゴミ、タバコの吸い殻など、ニオイや水が出やすいものは、いったん不要になったらレジ袋に入れておく方は少なくありません。
しかし、生活をしていると、どうしてもたくさんのゴミが出てしまいます。
毎日1~2枚はごみ袋が必要になるケースが一般的です。
有料のレジ袋をごみ袋として、1日に2枚使っていたとすると、
1日4円
30日で120円
1枚5円なら
30日で300円
の費用がかかります。
「たかが数百円」と思うかもしれませんが、年間で計算すると1枚3円で1,440円、1枚5円で3,600円かかります。
意外とまとまった費用になってしまいます。
とはいえ、レジ袋を使わずにゴミを貯めておくのは、衛生的に考えるとあまり好ましくはありません。
そこで実践して欲しいのが、これから紹介する「ごみ袋を節約する3つの方法」です。
この方法を使えば、レジ袋をごみ袋用として購入するより費用が節約できますので、ぜひ参考にしてください。
【節約1】お菓子の袋を使う
ポテトチップスなどのスナック菓子が入っている、内側が銀色になった袋も、ごみ袋に最適です。
おせんべいなどが入っている、チャック付きのお菓子袋もおすすめです。
未開封のお菓子からニオイがしないのは、中身のニオイが外に漏れ出さないような設計になっているからです。
つまり、中にゴミを入れてきちんとフタをすれば、ゴミのニオイが外に漏れ出しにくいです。
ごみ袋の節約につながるだけでなく、ゴミの嫌なニオイもブロックできて一石二鳥です。
生ゴミやタバコの吸殻、オムツ1回分などのゴミを捨てるのに便利です。
節約額はポリ袋と同じ額をイメージしてください。
ただし、お菓子の袋は使用前にしっかりと洗って乾かしておくことがポイントです。
お菓子のカスやニオイ、油が残ったままですと、虫がわく原因になるので気をつけてください。
洗って乾いたお菓子の袋は、小さく畳んでチャック付きの袋に保管しておくと保管スペースを節約できます。
【節約2】商品の内袋を使う

雑誌の付録や洋服、コスメなど、透明または半透明の内袋に入っている商品は多数あります。
筆者はもともと、メルカリの梱包材として商品の内袋を保管していましたが、しっかりした素材が多いため、こちらもごみ袋として使用可能です。
サイズが小さいものなら生ゴミやタバコの吸殻、オムツ1回分など、大きければペットのゴミやゴミ箱につける袋などにも使えます。
こちらも1枚2円のレジ袋を使っていたなら、1枚あたり2円節約できますので、使えそうなものはどんどん保管しておいてください。
【節約3】それでも足りないときは100円均一で買える袋を使う
ここまで紹介した袋でも足りないときは、100円均一で買える袋を使うと良いです。
ダイソーでは、
・ポリ袋 → 100枚入り100円 1枚あたり1円
・スーパーのお買い物袋SS → 90枚入り100円 1枚あたり1.1円
・スーパーのお買い物袋S → 65枚入り100円 1枚あたり1.5円
・スーパーのお買い物袋L → 46枚入り100円 1枚あたり2.17円
で売っています。
ポリ袋はスーパーの無料のものとほぼ同じ、SSサイズはポリ袋より少し大きめ、
Sは500mlのペットボトルが2~3本
Lは500mlのペットボトルが5~6本
入るくらいのサイズです。
1枚3円以上のレジ袋をごみ袋にしていた方は、上記のどれを使っても節約できます。
1枚2円のレジ袋なら、Lサイズ以外のもなら節約可能です。
ダイソー以外の100円均一でもさまざまな袋が販売されているため、現状と比較してごみ袋費用が削減できるものがあれば、ぜひ利用してください。
工夫次第でごみ袋費用は節約可能
「レジ袋は有料だけどゴミ捨てに必要だから」と、買い物のときに袋代を支払っている方は決して少なくないはずです。
しかし、レジ袋有料化のあとでも、工夫次第でごみ袋費用は節約できます。
レジ袋有料化には「環境問題」という大きなテーマがありますが、うちの中の環境も保つためにはどうしても必要な袋です。
「袋」として使えそうなものを確保して、ムダなお金をかけず、環境に配慮しつつ節約をしてください。(執筆者:メルカリ取引400回以上 石神 里恵)