実は、「pixivFACTORY」であればデザインを登録するだけでオンデマンドでグッズ制作できるので、在庫を抱えるリスクなくオリジナルグッズを販売できます。
商品ごとのマージンも自分で設定でき、グッズ制作が気軽な副業になります。
目次
pixivFACTORYで得られる収益

イラスト特化型SNS「pixiv」が運営する「pixivFACTORY」では、イラストを登録するだけで自分だけのオリジナルグッズを制作できます。
制作したグッズは、pixivと連携したショップ作成サービス「BOOTH」で販売できますので、誰でも簡単にオリジナルグッズの販売が可能です。
BOOTHでは商品が購入された都度、作成して発送する「オンデマンド販売」が可能ですので、初期費用0円・在庫リスク0でショップを運営できます。
販売時に設定した「マージン」が制作者に報酬として支払われます。
グッズの販売価格は「商品の原価+マージン」ですので、マージンを高く設定すれば商品価格も高くなります。

参照:pixiv
アクリルキーホルダーの場合、マージンを500円に設定すると販売価格は1,370円です。
マージンを500円で設定すれば、月間に50個販売できれば2万5,000円の副業収入を得ることが可能です。
1つのアイテムで月間50個が難しくても、BOOTHでは登録無料で何個でも商品を登録でき、商品ラインアップを増やせばそれだけ収入を増やせます。
販売できるグッズ
pixivFACTORYでは、次のように幅広いグッズを制作・販売できます。
・ アクリルキーホルダー
・ 缶バッジ
・ Tシャツ
・ パーカー
・ ジップパーカー
・ エコバッグ
・ トートバッグ
・ 手帳型iPhoneケース
・ アクリルブロック
・ アクリルフィギュア
・ マグカップ
・ マスキングテープ
制作したグッズは、BOOTHで販売するだけではなく自分用にも注文できますので、お気に入りのイラストで自分だけのグッズを作るのもよいことでしょう。
また、大量ロットでも制作できますので、BOOTHでの販売だけではなくコミケなどのイベント販売用の制作も可能です。
登録からグッズ販売までの流れ
PixivFACTORYの登録から、グッズ販売までの実際の流れを解説します。

pixivFACTORYのトップページにログインします。

pixivのIDをお持ちでない方は、ここで新規登録しておきましょう。
TwitterやGoogleなどのアカウントで登録することも可能です。

続いて、BOOTHにもpixivアカウントでログインして、ショップ登録を済ませておきます。
ショップのアドレスは任意で設定可能です。

ショップ登録が済んだらショップを公開してグッズ販売の準備は整います。

アカウントの登録、ショップの開設が済んだら、pixivFACTORYでグッズ制作を開始します。

制作したいグッズを選択します。今回は、アクリルキーホルダーを制作してみます。

制作するキーホルダーのサイズを選択します。今回は50 × 50mmで制作します。

あらかじめ用意しておいた画像をキーホルダーの穴の位置に合うように配置します。

背景透過のPNG画像を使用した場合、自動的に画像に合わせてキーホルダーが切り抜かれます。

簡単な登録でデザインが完成しました。

デザインが完成すれば、BOOTHで販売を開始できます。

販売のための商品名を登録します。

商品説明を記載します。

販売価格を設定します。
この時に設定した「マージン」が商品が売れた際に自でが受け取れる報酬です。

商品が公開されて、グッズを販売を開始できました。
pixivFACTORY利用時の注意点
pixivFACTORYでは、著作権者によって使用が禁止されている場合、または他人の肖像権を侵害する次のようなアイテムの製造はできません。
・ 画像の制作者に、グッズ作成目的での使用許可をもらっていない画像
・ 著作権の存在する画像をトレス・模写したもの
・ 自分で撮影した芸能人・有名人の写真
・ 著作権により保護された商標やロゴが入っているもの
・ 雑誌・ポスター・看板などを撮影した写真
・ インターネットからダウンロードしたアニメや漫画の画像、動画のキャプチャ など
参照:pixiv
したがって、たとえば好きなアニメや漫画の2次創作のグッズの制作はできません。
上記の条件に該当するアイテムは、販売目的はもちろん目的が個人使用であっても制作はできません。
規約に違反するアイテムを制作しようとした場合には、代金支払い済であってもキャンセル・返金が適用されます。
ただし、著作権者や肖像権の対象となる被写体にあらかじめ許可を得ている場合には、事前に許可を受けたことを確認できる書面やスクリーンショットを提出したうえでのアイテム制作が可能です。
商業作品はもちろん、SNSなどで流れてきた他者のイラストなどにも著作権が発生しますので、マナーを守ってサービスを利用するようにしましょう。
オリジナルグッズを販売するクリエイターとして副業
pixivFACTORYでは、イラストを登録するだけで誰でも簡単にグッズを制作・販売できます。
BOOTHでは商品を何点でも登録できますので、季節や旬にあったデザインを登録することで、販売のチャンスが広がることでしょう。
イラストを用意しておけば、登録・販売開始までは5分もかかりません。
デザインを副業にしたい方は、今すぐpixivFACTORYでグッズ制作にチャレンジしてみてください。(執筆者:副業経験豊富な買取店店長 松本 勝)