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特売・割引につられて損してない? 時短で節約になる「5つの買い物術」

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特売・割引につられて損してない? 時短で節約になる「5つの買い物術」
「あ!今日はスーパーAでホットケーキミックスが50円安い。今から買いに行かなきゃ!」

「あら、本日トイレットペーパーが特売ですって。ストックはあるし少し遠いけど…行かないと損よね」

といった具合に特売品・割引品を購入している方はいませんか。

確かにどちらも通常価格で購入するより1つあたりの価格が安いため、一見すると「節約」につながっている気がします。

しかし、お店までの距離や交通費、かかる時間を含めて計算すると、場合によっては「損」をする可能性があるので要注意です。

そこで今回は、時短で節約につなげる食料品や日用品の5つの買い物方法を紹介します。

時短で節約になる 「5つの買い物術」

実は損する日用品・食料品の買い物方法

定価で買うより割引のものを買うほうが購入価格が安くなる分の節約になります。

しかし、割引があるから買い物するのではなく、日にちを決めて買い物をしたほうが節約になることもあるのです。

賢い買い方を紹介する前に、まずは損をする可能性のある日用品・食料品の買い方を紹介します。

自分に当てはまる項目がないか、チェックしながら読み進めてください。

1. 欲しいときに欲しいものだけを買いに行く

食料品や日用品をまとめ買いしようと思うと、買い物に出る前に必要なものをリストアップしなければなりません。

食料品の場合には数日分の献立を考えるところからスタートすることになりますから、面倒に感じる方もいるはずです。

しかし、必要なときに必要最小限のものだけを購入すると1週間に何度も買い物に行かなければなりません

買い物に出ると、

・ 交通費
・ 買い物時間
・ お店に行くまでの時間

その都度かかります

買い物時間はまとめ買いのほうが長くなりますが、あらかじめ必要なものをピックアップしておけばそこまで長い時間にはなりません。

問題は交通費とお店に行くまでの時間です。たとえば、往復の電車賃が1,000円で、お店までの時間が1時間だったとして比較します。

電車賃の比較

必要なときに必要なものを買いに行っているので週に4回買い物に行く:1,000円 × 4 = 4,000円

買い物はまとめて週に1回だけ:1,000円 × 1回 = 1,000円

【差額】まとめ買いのほうが3,000円安い

かかった時間の比較

必要なときに必要なものを買いに行っているので、週に4回買い物に行く:1時間 × 4回 = 4時間

買い物はまとめて週に1回だけ:1時間 × 1回 = 1時間

【時間の差】まとめ買いのほうが3時間短い

交通費の差を見ると、まとめ買いのほうが3,000円も安く済みます。

時間もまとめ買いのほうが3時間短くて済み、その分を家事や趣味の時間に使えることが分かります。

専業主婦の方は家事を時給に換算しにくいのですが、働いている主婦の方であればお店までの時間も時給換算できます。

時給900円の方なら「900円 × 3時間 = 2,700円」で、必要なときに買い物に行くよりも2,700円も節約に成功していると考えられるのです。

時給換算してみる

2. お買い得情報をキャッチするたびに買い物に出かける

近頃は新聞広告以外にメルマガやLINEなどでセール情報を手にできます。

お買い得品の情報をキャッチしやすいのですが、こちらも買い物方法によっては節約から遠のいてしまうのです。

考え方は先ほどと同じですが、改めてまとめてみます。

セール情報をもとに買い物に行った場合

1週間の割引金額:2,000円

買い物に行った回数:4回

往復の電車賃:1,000円

お店までの時間:1時間

仕事の時給:900円

1週間で買い物に行くのにかかった費用:電車賃1,000円 × 4回 + かかった時間を時給換算900円 × 4時間 = 7,600円

割引金額との差額:費用7,600円 – 割引額2,000円 = 5,600円

【結果】買い物にかかった費用のほうが5,600円高い

買い物は週に1回まとめて行く場合

1週間の割引金額:2,000円

買い物に行った回数:1回

往復の電車賃:1,000円

お店までの時間:1時間

仕事の時給:900円

1週間で買い物に行くのにかかった費用:電車賃1,000円 × 1回 + かかった時間を時給換算900円 × 1時間 = 1,900円

割引金額との差額:費用1,900円 – 割引額2,000円 = 100円

【結果】割引金額のほうが100円高い

このように、セール情報につられて買い物に何度も行くと結果的に交通費やお店に行くまでの時間の割合のほうが高くなってしまうのです。

一方で、買い物に出かける回数を少なくすれば割引金額のほうが高くなるため節約につながるのです。

「たかが100円」と思うかもしれませんが、1か月で考えると

セールのたびに買い物に行くパターンは割引額より買い物費用のほうが2万2,400円高くなり、まとめ買いは割引金額のほうが400円高くなる

のです。

時短で節約につなげる5つの買い物方法

ご主人にも手伝ってもらう

人間は「お得」「セール」「割引」という言葉に弱い生き物ですから、セール情報を入手すると忙しくても時間を作って買い物に出たくなるのが本能かもしれません。

しかし、交通費とお店に行くまでの時間を時給換算して考えると、場合によっては損をしてしまうことはもうお分かりいただけたと思います。

では、具体的にどのような点に注意すれば賢くお得に買い物ができるのか、ポイントを5つに絞って解説します。

1. 買い物の回数はできるだけ少なくする

前述のとおり、買い物の回数が増えれば増えるほど交通費とお店までの時間は増えます。従って、買い物回数はできるだけ少なくするのがポイントです。

食料品、日用品はまとめて週に1~2回に抑えるのがおすすめです。

家族の人数が多くて買い物の量が多いため1~2回では難しいという場合には、旦那さまに手伝ってもらえる日に買い物に行くのも1つのコツです。

週に4回以上になると交通費、お店に行く時間が多くなり過ぎです。3回以下になるよう工夫してみてください。

2. 回数を決めたうえでセール情報を上手に利用

買い物回数を決めたうえでセール情報を利用すれば、セールにまどわされて損をしてしまうのを防げます。

まずは買い物に行く日を決め、前日またはお店に行く直前に行くお店のセール情報をチェックしてください。お買い得品に合わせて献立を考えれば、スマートに買い物できます。

日用品の場合にはセール情報を見る前にストックを確認してください。十分に在庫があるなら、割引品でも買わないほうが節約になります。

ストックがたくさんあるのに買ってしまうと「たくさんあるからどんどん使ってしまおう」とムダに使用してしまうことがあるので注意してください。

3. できるだけ近場のお店で買い物する

家からお店までの距離が遠いほど交通費は高くなり、お店に行くまでの時間も長くなります

頻繁に購入する食料品、日用品を購入するお店はできるだけ近場を選ぶのも忘れてはいけないポイントです。

片道30分前後が目安です。片道10分以内にお店があればラッキーです。

ただし、近いからといってムダに買い物に出てしまわないように注意してください。

4. 安い交通手段を使う

お店まで行く手段は「徒歩」「自転車」「バイク」「自動車」「バス」「電車」など、人によってさまざまです。

賢く買い物をするには、交通費の最も安い交通手段を使うのがポイントです。ただし、お店につくまでの時間も視野に入れて選ぶのを忘れないでください。

たとえば、自転車なら交通費は0円ですが、40分以上かかるのであれば車で15分で済ませたほうが時給換算すると安いケースがあります。

ここでも交通費だけにとらわれずに忘れずに時給換算することが重要なポイントです。

5. ネットスーパーも上手に利用

もし、

「まとめ買いをすると家に運び込むのが大変」

「近くに食料品、日用品を安く買えるお店がない」

「交通費が高くなる」

というのであれば、ネットスーパーを利用するのも1つの手です。

店舗のセールと同じぐらいの価格で購入でき、一定の金額以上であれば送料無料になるネットスーパーも増えています。

買い物回数を増やしたり高いスーパーで買うよりも節約になることがあるので参考にしてください。

交通費と時間を計算してみる

買い物にかかる交通費やお店に行くまでの時間を計算したことがないという方は決して少なくないはずです。

時給換算する方もあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。

これを機会に一度計算してみて、もし「高い!」「節約になっていない」と感じるのであれば、紹介した5つの方法を実行してください。

・ 買い物にかかる交通費を計算する

・ お店までの時間を時給換算する

この2つのポイントを考える癖をつけておくと、賢い買い物ができる人になれます。(執筆者:メルカリ取引400回以上 石神 里恵)

《石神 里恵》
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石神 里恵

執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵 石神 里恵

OLとしてブラック企業に7年間勤めたのち、ライターとして独立。美容・恋愛・節約系を中心に記事を執筆しています。ライター活動の傍らで、ライティングスクールのアシスタントも担当。読み手が「助かった!」と思えるような記事の執筆を心がけています!メルカリ公式サロンメンバー 寄稿者にメッセージを送る

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