筆者は、これまで100社以上の株式を保有したことがあり、現在も数十社保有しています。
株主優待好きのなかでは筆者の保有銘柄数はさほど多いほうでもなく、むしろ現在の保有数が数百社にのぼるというつわものも多くいらっしゃるのかと思います。
ズボラで記憶力の悪い筆者にとっては数十社の株式と言えど全容を記憶するのはなかなか難しいため、銘柄管理の方法をあれこれ模索した経験があり、現在もなお試行錯誤中です。
今回は、筆者が試した銘柄管理法について紹介します。
目次
1. エクセルで銘柄管理
パソコンを利用した管理方法では、表計算ソフトで表を作成して銘柄ごとの配当と優待品を管理していました。
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優待品はクオカード・商品券など金額がはっきりと分かるものはその額を、商品などは相当額で金額を入力します。
メリット
表計算ソフトで管理するメリットは、即座に合計額を計算できて修正も容易ですので、投資額に対する利回りの確認もすぐにできるという点ですね。
また、クオカード・図書カード…といったように優待品のジャンルごとに整理すると、自分がどの優待品をどのくらい頂いているのかが明確になります。
そして、年ごとにシートを作成すれば、過去の保有銘柄の振り返りにも役立ちます。
デメリット
一方で、デメリットは入力する手間でしょうか。当然のことながら、入力するためにはパソコンを立ち上げる必要があります。
また、普段持ち歩くスマホでも表計算ソフトの入力・閲覧は可能でありますが、画面が小さいので表として全体を見ようとすると字が小さすぎて見えなくなったり、入力修正時の使い勝手があまり良くなかったと言えます(筆者の認識不足なだけで、スマホでも快適に表計算ソフトが利用できる方法もあるのかもしれませんが…)。
ズボラな筆者には続きませんでしたが、細かく管理したいという方には表計算ソフト利用は王道と言えます。
2. 手帳でアナログに管理
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表計算ソフトでの管理に代わって筆者が現在行っているのが「手帳の隅に記入する」方法です。結局はアナログに立ち戻ってしまっています。
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筆者の場合には、ある銘柄を購入した場合、または保有する銘柄の権利月の3か月後のページの隅にその企業名をメモします。
そして、配当および優待品を受け取ったらチェックをしていきます。
配当や優待品を頂けるのが権利月が3月であれば6月、6月であれば9月、といったように通常は権利月の3か月後のことが多いのでそのようにしています。
3か月後に頂く優待品がカタログギフトなどで、到着後にさらに申込する必要があるときにはチェックの記号を変えて分かるようにします。
メリット
この方法のメリットは、手帳を持ち歩いている限りは、パソコンを立ち上げずとも手軽にチェックできることですね。
デメリット
一方で、デメリットは、表計算ソフトでの管理と比較すると、企業名と受取可否しかチェックしておらず、細かい管理はできていないという点です。
証券会社のスマホアプリから現在の保有銘柄の一覧をチェックできるので、手帳とスマホの併用といったところです。
ここまで書いていて気づきましたが、メモアプリをうまく利用すれば手帳に書き込む必要もなくなるかもしれませんね。
また、筆者が利用する証券会社は1社にとどまっているので自前で銘柄数を管理せずに済んでいますが、複数の証券会社を利用する投資家の方であれば一括して管理する手間が新たに発生しますね。
最適な銘柄管理法を試行錯誤中
結局のところ、筆者は現在でも最適な銘柄管理法を試行錯誤中で、紹介したものをあくまでも一例としてご覧いただけると幸いです。
今後考えられる方法として、普段持ち歩くスマホで全て管理できると楽になるのでしょうけど、「株主優待」でアプリを検索しても一元管理できるものがまだなさそうです(確認不足でしたら申し訳ありません)。
一括管理できる無料アプリが登場することを願って、今日も手動で株主優待を管理しています。(執筆者:取得優待は120以上 吉井 裕子)