最大40%ポイント還元が話題の「花王 × PayPayキャンペーン」の買い物をしてました。
実践して感じたのは「節約のためには、何を買うかではなく、どう買うのかが重要」だということです。
支払金額は4,770円でしたが、5,000円以上払った時と同じ2,000ポイントがキャッシュバックされる予定です。
実際に買ってみて「何日に買う?」「いつ買う?」など、買い方次第でお得度が変わることに気づきました。
この記事では、
・ 4,000円台支払いでもPayPay2000ポイントバックの理由(体験談)
・「花王 × PayPayキャンペーン」攻略法を伝授
・ 各ドラッグストアでお得な買い方
を紹介します。
目次
【花王 × Payay】4,770円購入でも2,000ポイントバックのからくり

「花王 × PayPayキャンペーン」での購入品は、入浴剤や洗顔料、食洗機用洗剤です。
しかし、攻略法では「何を買うか」は特に重要ではありません。花王製品であればシャンプー、洗剤、好きなものを購入してください。
カネボウ化粧品、花王ソフィーナは対象外ですが、キュレルやニベアも対象です。
大切なのは
・ 何日に買うか
・ どの店で買うか
・ どうやって買うか
です。
結論から申しあげると、クーポンを使うことで、通常は5,135円の商品を4,770円で買えました。
しかも、PayPayの通常47ポイント、スギポイントの株主優待カード150ポイントに加えて、20%キャッシュバック予定額2,000円分です。
写真の日用品が、
※ポイントは1ポイント1円として計算
で買い物できた計算です。
適用ルールがドラッグストアごとに違う

「花王 × PayPayキャンペーン」第2弾が開始されています。
「対象店舗で買おう商品をPayPayで1回税込1,000円以上お買い上げなら最大40%戻ってくる」キャンペーンで、期間は2020年12月1日~12月31日です。
ポイント還元率が40%で還元付与上限は2,000円相当額であるため、5,000円以上で2,000円相当額がつく計算です。
したがって、何も考えずに5,000円以上普通に買ってもお得ではあります。
しかし、特筆すべきは、ドラッグストアごとにルールが違うということです。攻略法ではこれが大きなカギになってきます。
ボーナス付与例にはパターンAとパターンBがある

花王対象商品a500円、花王対象商品b600円にそろえて比較
パターンA:購入合計1,100円をクーポン利用で支払額990円
パターンB:購入合計1,100円をクーポン利用で支払額990円
パターンAは、花王対象商品a、花王対象商品bを購入し合計金額1,100円でクーポンを使ったため支払金額は990円の例です。
一見すると1,000円未満の支払いにも拘らず、キャンペーンが適用になって440円相当額ボーナス付与がされています。
パターンBで、花王対象商品aが500円、花王対象商品bが600円と仮定すると、
花王対象商品aが500円 → 10%割引クーポンで450円に
花王対象商品bが600円 → 10%割引クーポンで540円に
支払額が合計990円で、1,000円未満なのでボーナス付与相当額は「0円」になってしまいます。
花王対象商品a500円、花王対象商品b700円にそろえて比較
パターンA … 合計金額1,200円でクーポン適用後は1,080円 → 40% 432ポイント相当額
パターンB … 500円 → 450円、700円 → 630円で合計1,080円 → 40% 432ポイント相当額
合計金額がどちらも1,080円の場合になり、同じポイントがつきます。
5,000円以上購入した場合
著者が購入した5,135円の買い物ではクーポン適用4,770円を支払いました。
Aパターン → 2,000ポイントバック
Bパターン → クーポン適用後の4,770円の額に40% … 1,908ポイントバック
どちらのパターンにするかは少し複雑
・ 1,000円未満の場合は、Aパターンなら440円相当額もらえて、Bパターンなら0円に注意!
・ 5,000円以上の場合は、Aパターンならクーポン併用で支払が4,000円台でも上限の2,000円相当額もらえて、Bパターンならクーポン適用後金額に準じて付与で差がでる
Aパターンを使う方が、損をしたと感じることは少ないと思いますが、お会計の前に時間があったら計算してみてください。
クーポンがあるなら「パターンA:利用前の金額が付与対象」の店で使う

対象店舗の適用条件の一覧から「パターンA」で購入できるのは、
・ 株式会社大賀薬局
・ 株式会社カワチ薬品
・ 生活協同組合コープさっぽろ
・ 株式会社島忠
・ 株式会社新生堂薬局
・ 株式会社ツルハホールディングス
・ 株式会社富士薬品
・ 株式会社ヤマダデンキ
・ スギホールディングス株式会社
・ 株式会社薬王堂
一部利用できるのが
・ 株式会社クスリのアオキ
・ ウエルシアホールディングス株式会社
・ 株式会社サンキュードラッグ
・ 株式会社キリン堂
・ 株式会社クリエイトエス・ディー
です。
周辺にドラッグストアが1店舗しかない場合には選択できないかもしれませんが、複数のドラッグストアがある、ポイントカードもある場合には「パターンB」よりも「パターンA」の店舗を選んだほうがお得です。
ドラッグストア別攻略法
ここからは、ドラッグストア別の攻略法をお伝えします。
1. スギ薬局:クーポンを併用してお得にキャンペーンを使う

今回、私が「花王 × PayPayキャンペーン」で利用したのはスギ薬局で「パターンA」の店舗です。
・ 全品5%オフになるクーポン
この2つを利用しました。
最も高額な商品1,078円が15%オフ・▲162円、それ以外の商品全体4,057円からも5%割引・▲203円でした。
クーポンを利用で購入:4,770円
PayPayの通常ポイントバック:47ポイント
スギ薬局ポイントカード:100円で1ポイントなので47ポイント
株主優待:3,000円以上で150ポイント
PayPayの2,000ポイントキャッシュバックで、2,770円相当額で買い物できました。
加えて、「PayPay通常ポイントバック47ポイント + スギポイント150ポイント = 197ポイント」までもらえる計算です。
正直にお話しますと、ブラックフライデーで洗濯洗剤のストックを大量購入していたのですが、クーポン併用で買うとお得すぎたため「買うべき」と断言したいキャンペーンでした。
同じ金額で「パターンB」のポイントバックはいくらか
仮に「パターンB」の店舗だったらどうなっていたのかを計算してみました。
クーポンを利用したため4,770円にはなりますが、4,770円の40%は1,908円なのでで2,000円はもらえません。パターンAの店舗との差額は92円です。
PayPayボーナス付与例では40円の差額でしたが、5,000円近い金額の場合には約100円の違いが生じます。
利用したのは12月6日までのクーポンでした。スギ薬局では毎週火曜日に5%オフや8%オフクーポンをアプリ配信していることが多いのです。
「パターンA:利用前の金額が付与対象」の店では、クーポン適用前金額が5,000円以上であればOKです。配信クーポンを積極的に利用してお得に購入しましょう。
2. ツルハドラッグの場合:1・10・20日に購入するのが有利

ツルハドラッグでは、ポイントカードを所有している人は、1日、10日、20日は「カードのご提示で5%割引」になります。
店頭でバーコードを読み取ってもらうことで割引クーポンが印刷されるサービスもあり、併用できるクーポンの場合にはお得です。
3. ヤマダデンキ:ポイントは利用してもOK
ヤマダデンキのドラッグストアで商品を購入するなら、「各企業で使えるポイントをご利用の場合」が「利用前」になっているので、ポイントカードのポイントを使っても使わなくてもPayPayボーナス付与額は変わりません。
4. ココカラファイン・トモズ・マツキヨ:5,000円未満ならポイントは使わない
ココカラファイン、トモズ、マツモトキヨシでは「各企業で使えるポイントをご利用の場合」が「利用後」になっています。
いわゆる「パターンB」の店舗です。ポイントを利用してしまうと、PayPayボーナスの付与額が変わってしまいます。
・ 5,000円未満ならポイントは貯めておいて次回以降に利用する
ようにしたほうがよいと言えます。
「パターンA」「パターンB」のどちらかをあらかじめ確認
ドラッグストアにはチェーンごとにポイントカードがあります。
今回のPayPayキャンペーンで「各企業で使えるポイントをご利用の場合」の「利用前」であれば、ポイントを利用してもPayPayボーナス付与額は変わりません。
しかし、「利用後」店舗の場合には、ポイントを利用せずに貯めておくべきです。
5,000円以上の購入額であってもポイントを使うと支払額が5,000円未満になってしまうので、最大の2,000ポイントが付与されないからです。
攻略法を駆使してお得に買う
「花王 × PayPayキャンペーン」は、対象店舗の適用条件がそれぞれに異なっています。最大40%のポイント還元を受けられるように、できるだけ賢く買い物をしたいものです。
クーポンやPayPayボーナス付与条件をよく確認して最もお得な方法で利用してください。(執筆者:節約への情熱は誰にも負けない 谷口 久美子)