ドン・キホーテには安い商品が多いため、無計画で買い物にいくとつい衝動買いをしてしまい、結果的には無駄遣いとなってしまうことがあります。
筆者も何度か経験しているのですが、大量に商品の入った袋を抱えて帰宅するたびに「絶対に買い過ぎている」と後悔したものです。
そこで今回は、ドン・キホーテでの無駄使いを防いでお得に買い物する5つのポイントを紹介します。
目次
「いつでもお得とは限らない」ドン・キホーテの意外な罠
ドン・キホーテでは、定価よりも安い商品や期間限定で安くなっている商品は、目立つポップとともに見えやすい場所に置かれています。
さらに、お買い得品の品数は一般的なスーパーよりも多く、目についたものをどんどんとカゴに入れていくと、とんでもなく無駄使いしてしまうことがあるのです。
お買い得品の中には1,000円以下で買える商品も多数あります。単価が安いので、カゴに入れる時点では「そこまで高い買い物金額にならないだろう」と思ってしまいます。
しかし、500円の商品でも10個購入すれば5,000円です。5個にしても、1,000円の商品を2つ買えば簡単に5,000円はオーバーしてしまいます。
「お買い得品が目につきやすいこと」「単価の安い商品が多いこと」この2つはドン・キホーテのメリットですが、買い方によってはデメリットにもなることを覚えておいてください。

衝動買いを防いでお得度をアップさせる5つのポイント
ドン・キホーテにおいて衝動買いを防いで、お得度をアップさせるポイントは以下の5つです。
1. 欲しいもの・在庫が少ないものを事前にリストアップ
ドン・キホーテに行く前に、欲しいものや在庫の少ないものをリストアップしておきます。リストは次のように簡単なもので構いません。
【買うものリスト】
・ トイレットペーパー
・ 箱ティッシュ
・ トイレの芳香剤
・ シャンプー
・ 洗顔
・ 砂糖
・ ホットケーキミックス
・ ポテチかスナック菓子
・ チョコレート
紙のメモではお店につくまでに紛失したり、持っていくのを忘れるので、スマホのメモ機能を使うのがよいと思います。
2. マジカアプリのクーポンをチェック
ドン・キホーテの専用アプリ「マジカ」には、商品をお得に買えるクーポンが入っています。
マジカクーポンと呼ばれ、店頭の特売価格からさらに値引きされるので見逃し厳禁です。
マジカクーポンは店舗の機械でも発行できますが、店舗では落ち着いて見られず、必要かどうかを冷静に判断できません。
ドン・キホーテに行く前にチェックしてください。
クーポン一覧を見て、先ほどの1.のリストにある商品のクーポンがあるかどうかをチェックします。
クーポンがあれば最優先で購入するものと判断できるので、「使う」をタップして「保有中」にしておいてください。
店舗でクーポンを使用しないと割引になりませんので、会計時にマジカアプリの会員証を提示することを忘れないようにします。
保有中にしておくと会員証を読み取ってもらうだけでクーポン価格が反映されるので便利です。

3. 店舗へ行ったらまずお買い得コーナーからチェック
店舗に着いたら、いきなり欲しい商品のコーナーに行ったり、入り口から順番にチェックするのではなく、まずは「お買い得コーナー」から見ていきます。
お買い得コーナーとは、筆者独自の呼び方です。ドン・キホーテはその日にお買い得なものを何箇所かにまとめて置いています。
たとえば、クッキーの中でも定価の50~100%オフになっている商品は、クッキーコーナではなくお買い得品コーナーに置いてあるのです。
クッキーコーナーしか見ていないと、お買い得品に気がつかない可能性があります。
クッキーコーナを見たあとにお買い得コーナーに行くという流れにすると、「クッキーコーナーで安いものを取る → お買い得コーナーへ行く → こっちのほうが安い → クッキーコーナーへ戻って棚に返す」という手間がかかります。
したがって、先にお買い得コーナーに行くの重要なのです。お買い得コーナーは棚の角にあったり、少し広めに専用コーナーを設けてあったりと、店舗によって異なります。
「奉仕品」「50%オフ!」「激安」などのポップのついた商品ばかりがまとめて置いてあるので、注意して見ていればすぐに気付くはずです。
買い物時間短縮のためにも、よく利用する店舗のお買い得コーナーがどこにあるのかを把握しておいてください。
さて、お買い得コーナーに行ったら、良さそうなものを買えばよいというわけではないので注意が必要です。
事前に用意しておいたリストを見て、マジカクーポンに該当しない必要品の中で、お買い得コーナーで販売されているものがある場合に購入します。
4. マジカクーポンで買う商品をカゴに入れて残りの商品を探す
次に、マジカクーポンで買う商品を探してカゴに入れます。そのあとに、リストにあるまだ買っていない商品を探してカゴに入れてください。
このときに、定価より安い価格であっても「本当に安いかどうか」をチェックすることがポイントです。
「ドンキは安い」という固定観念から価格をよく見ずに購入すると、「しまった!地元のほうが安かった…」という失敗になりかねません。
もちろん、その場で1つ1つをネット検索するのは手間がかかるので、できる範囲でOKです。
ほかのお店のほうが安いと分かったら、ドン・キホーテで買うのは見送ってください。
5. リストを制覇したら長居せずに退店
必要品リストにある商品を全てカゴに入れたら、あとはレジに行ってマジカクーポンを忘れずに利用すれば買い物は完了です。
長居すると余計なものを買ってしまうため、欲しいものをカゴに入れたら速やかに退店するのがポイントです。
「欲しいものだけ」を購入する
ドン・キホーテで買い過ぎてしまう方は、無計画に買い物をしてしまうのが大きな要因です。
5つのポイントを押さえて「計画的な買い物」を実行すれば、無駄買いを防げます。
お買い得品の多いドン・キホーテには誘惑がたくさんありますが、「欲しいものだけ」を購入するという強い意志を持って節約を成功させてください。(執筆者:メルカリ取引400回以上 石神 里恵)