楽天ふるさと納税×お買い物マラソンの攻略法　「ワンストップ特例」と「日用品買いまわり」で最大還元

「さとふる」や「ふるさとチョイス」などさまざまなふるさと納税サイトがありますが、「楽天ふるさと納税」は楽天ポイントが貯まり、とてもお得に納税できるサイトです。

定期的に行われる楽天スーパーセールやお買い物マラソンを活用すると、さらにポイントの上乗せが見込めます。

しかし「ふるさと納税のワンストップ特例は5自治体まで」という制限があるため、最大限キャンペーンを享受できないケースも多いです。

今回はワンストップ特例を活用しながら、楽天市場で「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソンキャンペーン」を最大限活用する方法を紹介します。

ワンストップ特例制度とは

ワンストップ特例制度とは、ふるさと納税の手続きにおいて、5つの自治体までであれば申請書とマイナンバーを提出すれば寄付金控除の確定申告が不要になる制度です。

勤務先で年末調整を受ける場合は寄付金控除分の確定申告が不要ですので、ぜひ利用したい制度です。

「5自治体まで」という制約が唯一のデメリット

しかしこの制度だと5つの自治体という制約があるため、仮に10万円納税したい場合は5つの自治体に寄付金額を割り振る必要があります。

そして楽天市場のふるさと納税においては、お買い物マラソン開催時に5自治体までしか買いまわりできないことがネックです。

お買い物マラソンでの最大ポイント獲得には「10店舗」必要

楽天市場のお買い物マラソンでは、購入したショップ数がそのままポイント倍率になります。

しかしワンストップ特例を利用して楽天市場でふるさと納税をする場合、5店舗しか買いまわりできないため、最大+4倍（合計5倍）までのポイントアップにしかなりません。

日用品の買い出しでプラス5店舗

楽天のお買い物マラソンで付与されるポイントは期間限定ポイントで、最大で1万ポイントです。

しかし5自治体の場合+4倍ですので、1万ポイントもらうためには25万円納税する必要があります。

25万円納税できる方は良いかもしれませんが、やはり5店舗の買いまわりで最大ポイントを獲得するのはとても難しいです。

10店舗買いまわることができれば+9倍ですので、11万1,112円お買い物すれば1万ポイントもらえます。

攻略法

ふるさと納税以外に5店舗で買い物をすれば、5自治体 + 5店舗 = 10店舗買いまわりでき、+9倍(10％還元)をねらえます。

予算のうち半分はふるさと納税でまかない、残りの予算で日用品を買いまわり、最後は1点なにか大物買いをするイメージです。

まず1万円程度ならちょうど日用品費2か月分程度の金額ですから、無駄遣いすることもなく店舗数を稼げます。

3～4万円程度は以前から欲しかった家電や、寝具やカーペットなどの季節商品を買う機会にすると良いでしょう。

わが家はお買い物マラソンに向けて毎月「お買い物リスト」を作り、日用品の買い出しや大物買いはこの時期に集約させるため、ポイント還元率は最大の10％です。

おもちやお米、飲料水などの重いもの、ハンドソープやアルコールジェル、トイレットペーパーなど、必要な日用品の買い出しを楽天市場で行えば買いまわりする店舗の数を増やせます。

特に今年の冬は帰省や旅行を控える動きが強く、自宅で長期間過ごすための日用品や季節商品が必要です。

どうせ必要な品をそろえるなら、楽天市場のお買い物マラソン開催中にふるさと納税と一緒に一気に購入してしまうのがお得です。

SPUなども活用してさらにお得にふるさと納税を

楽天市場のお買い物マラソンは、直近では先月の2020年11月に開催されていました。

12月上旬は楽天スーパーセールが開催されていましたので、ここ数年の傾向を見るとお買い物マラソンは2021年1月に開催される予想です。

スーパーセールやお買い物マラソン以外にも、「SPU」や「5と0のつく日」などを活用すれば、さらなるポイント獲得が見込めるチャンスがあります。

楽天市場でぜひお得にふるさと納税をしてみてください。（執筆者：飯田 あゆみ　監修：石田 彩子）

楽天SPUとは？