「メルカリ」では、新聞紙やペットボトルのキャップなど、あらゆるモノが売れます。
しかし、「壊れているものは、いくらメルカリでも売れないだろう」と思っていませんか。
壊れていても物によっては売れる場合があり、ゴミから一転「お金」に換えられます。
家に残っているものがある場合には、試しに出品してみると意外と早く売れるかもしれませんのでぜひお試しください。

目次
「壊れていても売れるものベスト5」を捨てずに売ってみる
壊れているものは、買取ショップだと無料引き取りになるケース、ゴミとして捨てるとなると有料の場合がほとんどですが、「ジャンク品」というジャンルあります。
ジャンク品とは、主に壊れた電化製品のことを指します。
分解して部品として使用できるジャンク品は、基本的には格安ではありますがメルカリでも売れます。
どのようなジャンク品なら売りやすいのか、ランキング形式で5つのものを紹介します。
押し入れに眠っているものがないかをチェックしながら読み進めてみてください。
1位:スマホ本体
スマホ本体は付属品がなくても売れます。
電源がつかない、画面が割れている、ネットに繋がらないなど、スマホとして利用できない、本体が少し破損しているという状態でも売却可能です。
安いものだと300円ですが、メルカリ便を利用すれば100円弱の利益です。高いものでは2万円で売れることもあるので見逃せません。
過去に人気のあった機種や新しめの機種は高く売れる傾向にあります。ものによっては箱や説明書、ケーブル類などの付属品を付けたほうが高く売れることもあります。
壊れたスマホが手元にある人は、試しにいくらぐらいで売れているのかを確認してみてください。
2位:パソコン
パソコンを自作する人もいるので、ジャンク品の中では人気があります。
デスクトップパソコンの場合にはハード部分だけでも売れますし、ノートパソコンならかなり古くてボロボロのものでも売れているのです。
こちらも最安値は300円ですが、300円だと利益がほぼなくなってしまうので注意が必要です。1,000円以上で売れれば利益が発生するので参考にしてください。
平均的な価格は1,000~2,000円ですが、人気のApple製品が4万円で売れていた実績が見つかりました。
Apple製品はそのほかのメーカーのものと比べると相場がやや高いので狙い目です。
3位:ゲーム機
パソコンと同じように、ゲーム機を自作したり改造したりする人もいます。
ゲーム機として使えなくても中の部品が無事なら十分ですから、ジャンク品を探している人にとって壊れたゲーム機はお宝です。
ゲーム機も最安値は300円ですが、こちらも送料を考えて価格設定する必要があります。
相場は1,000~1,500円で、この価格なら送料と手数料を差し引いても利益が出るはずです。
今では入手困難な古いゲーム機は付属品やコンピューターなどがセットになって8万円以上の価格で取引されたこともあるようです。
ゲーム機として遊べなくなるとゴミと思ってしまうものですが、メカニックにとっては大金を払ってでも手に入れたいものだということが分かります。
4位:カメラ

カメラ類も「分解して部品だけが欲しい」という人は多く、映らない、電源が入らないといった状態でも売れます。
ときどきエラーが出る、機能の一部が使えないという程度なら、そのまま使ったり自分で修理したりする人もいるため比較的高値で売れます。
最安値は300円ですが、利益を確保できる価格で出品してください。
直近では、箱やケーブル類がついている状態で6,000円で売れていましたから、壊れたカメラをお持ちの人は出品してみてはいかがでしょうか。
「付属品がある」「年式が新しめ」だと高く売れる傾向にあります。
5位:テレビ
ほかの電化製品と比べるとやや需要は低いのですが、テレビも壊れていても売れるものの1つです。
ただし、全く電源が入らない、液晶が割れている、ブラウン管である、という特徴に当てはまる場合には格安にしても売れない可能性があります。
テレビの場合には、CASカードが反応しないなど、放送を受診できずテレビ番組を見られないという状態のものしか売れないと思っておいたほうがよいようです。
テレビのジャンク品を欲しがる人の多くがモニターとして利用したいと考えているからです。
たとえば、ゲームだけをするためのモニターが欲しい、ノートパソコンにつけるモニターが欲しいというパターンなどです。
モニターとして利用する場合には放送を受信できなくても問題はありませんが、液晶が壊れていると使えません。そのため、あっても意味がないので購入しないのです。
テレビをジャンク品として販売する場合には、液晶に損傷はないか、電源はつくかなど、モニターとして使用できるかを必ず確認してください。
こちらも最安値は300円ですが、配送のことを考えると2,000円以上で売れる状態であればよいと言えます。高いものだと5万円で取引されていた実績もあります。
出品時の注意点
・ 壊れている箇所の説明
・ 壊れている箇所の写真
この2つは必ず記載します。
「ジャンク品」とすれば、多くの人は壊れているだろうとわかりますが、中には使えると思ってしまう人もいます。
きちんと「使えない」と記載して出品してください。
その際に、どのような状態かを詳しく書いておくとやり取りの回数も減り、後々のトラブル防止にもなります。
壊れた箇所はわかりやすい写真を載せることで、説明もしやすくなります。
メルカリでは「壊れている=ゴミ」ではない
普通の生活の中では「壊れている=ゴミ」と考えますが、電化製品の部品を欲しい人にとってはゴミではなくお宝です。
部品の使用ではなくても自分で少し直して使えるようなものであれば、意外と高値で売れることもあります。
たとえ利益が100円でも積み重なればまとまった金額になりますので、壊れたまま放置してある電化製品が残っていたら、捨てずにメルカリに出品してみてください。(執筆者:メルカリ取引500回以上 石神 里恵)