年末から情報が解禁され、年始に販売がスタートされる福袋は、個別に商品を購入するよりはお得ですが、「使わない」、「見切り品ばかり」といった状況だと、本当にお得とは言えません。
筆者もこれまで数々の福袋を購入してきましたが、大半が失敗ばかりでした。
これなら同じ金額で好きなものを買ったほうがよかった、と何度後悔したかわかりません。
そこで今回はそんな筆者の失敗談をもとに、本当にお得な福袋を購入する方法をいくつか紹介しますので、今後の福袋購入の参考にして「本当にお得な福袋」を購入してください。

目次
本当にお得な福袋が欲しいなら3つの方法を知っておいて
福袋は「2万円相当の品が入って5,000円」など、買いたくなるような情報が書かれているため、つい衝動買いしてしまう人も多いのではないでしょうか。
たしかに1つずつ定価で購入したときの価格と比較すると、数万円以上もお得になるケースもあります。
しかし、使わないものだったり、明らかに見切り品だったりすると、福袋に使ったお金で本当に欲しいものを買ったほうが賢い買い物です。
安さにつられて福袋選びに失敗しないための方法を紹介するので、ぜひ役立てて今年の福袋は心から「良かった!」と思えるものだけ購入してください。
1. 中身があらかじめわかるものを購入する
一昔前はお得なだけでなく、何が入っているか開けないとわからないドキドキ感を味わえるというのも、福袋の魅力の1つでした。
しかし最近では、「何が入っているかわからないものは怪しくて買えない」と思う消費者が増えたからでしょうか。
あらかじめ中身を公開している福袋が増えてきました。
節約家・倹約家の目線でも、やはり何が入っているかわからない福袋は、ギャンブル性が高いので購入を控えたほうがよいです。
中身が見えるものの中でも、「全て使う」と断言できるものしか入っていない福袋を選ぶと、もとを取れるぐらい中身を使用できます。
2. 使う頻度が高い福袋を選ぶ
福袋を購入する人の中には、「よく買うブランドだから」、「お得だと聞いたから」という理由で購入する人もいるはずです。
たしかによく買うブランドなら、趣味趣向が合っているので使う頻度が高いかもしれません。
しかし、福袋の中身は毎年変わります。
たとえば、昨年はシックな服が多かったけれど、今年は自分には合わないフェミニンな服が多い場合もあります。
「御用達のブランドだから」という理由だけで購入してしまうと、自分に似合わず、タンスの奥にしまいこんでムダになります。
いくらお得で好きなブランドだったとしても、使う頻度を考えてから福袋を購入するのがベストです。
数回しか使わないものは避け、ボロボロになるまで使うと思える中身の福袋を選んでください。
3. 買った人の口コミを見てみる

福袋のチラシや公式の情報だけ見ていると、福袋を買いたい気持ちは高まるばかりです。
公式のチラシ類は「買わせる」ことが目的ですから、魅力的な内容しか書かれていません。
そこでチェックして欲しいのが、実際に買った人の口コミです。
もちろん購入する年の口コミはまだありませんので、過去のものをチェックしてください。
「昔のものでも参考になるの?」と思うでしょうが、福袋の質がどれくらいかは、だいたいメーカーごとに決まっています。
ネットでリサーチすると、「ここの福袋は買い!」、「ここはなし……」などの情報が出てきますから、そのような口コミもぜひ利用してください。
使わないものは「売る」
もし買った福袋の中身であまり使わないものが出てきてしまったら、メルカリなどフリマアプリで売るという手もあります。
福袋の購入を諦めた人の中には、「中身の一部だけ欲しかった」という人もいます。
そのような人は、福袋を買うより多少割高でも、フリマアプリで購入します。
仮に5,000円の福袋を買い、中身のうちの2つの売った利益が1,500円だと、実質3,500円で欲しいものだけが入った福袋を買ったことになるので、使わないまま放置しておくよりお得です。
福袋を買う前にいろいろとリサーチしておくのも大事ですが、購入後に不要と感じたら、早めに売ってしまうのも福袋のお得度をアップさせるために忘れてはいけないポイントです。
満足のいく福袋を買ってお得気分を最大限に味わおう
福袋はどんなものでもお得というわけではなく、不要なものが入っておらず、使用頻度の高いものが入っているものを選ぶ必要があります。
ある程度は事前にリサーチできますが、実際に購入すると、「思ったより使わないかも」と感じるものがあるのは仕方のないことです。
そのようなときはメルカリなどフリマアプリで売却すれば、福袋にかかった費用を少なくでき、使わないものをお金に換えられます。(執筆者:メルカリ取引500回以上 石神 里恵)