「具体的にどうやるの?」
という人に向けて、平凡な主婦である筆者が、全くの未経験の状態から月収3万円に達成した方法を紹介します。

目次
Webライターの「月3万円」とは
「月3万円」は、1文字1円以上で計算すると3万文字です。これを30日で割ると1日に1,000文字です。Twitterにすると7投稿くらいの文字数です。
・ 再現性のないラッキー要素もなし
・ ツテもコネもないのでクラウドソーシングを利用
それでも、「月3万円」は完全在宅で誰もが狙える金額なのです。
未経験Webライターが3万円稼ぐまでの具体的な道のり
月に3万円達成のポイントは、いかに早く1文字1円以上の案件を受注できるかです。
道のりは3ステップです。
Step 2. 文字単価「1円以上の案件」に落とされる前提でたくさん応募する
Step 3. 文字単価「1~2円案件」を継続して受注する
要領の良い人であれば1か月、要領の悪い筆者でも3か月で3つ目まで進めました。
Step 1. クラウドソーシングで「0.5円前後の案件」を受注
コネなし未経験者Webライターは、クラウドソーシングで「プロジェクト案件」に応募しましょう。
最初からSNSなどのライター募集に応募するのは無謀です。
クラウドソーシングの「プロジェクト案件」は、自分で案件に応募してクライアントに採用されてからがスタートです。
人気の案件は経験者が選ばれやすいので、未経験者が狙うのは0.5円前後の低単価案件です。
筆者も、最初の案件は「1文字0.4円、3,000字以上で構成あり」のプロジェクト案件でした。
構成とは、見出しを並べた記事の設計図のようなものです。「構成あり」の方が初心者向けです。
低単価案件は1件だけで十分
0.5円以下の低単価案件は、実績0件を1件にするためだけに受注します。0.5円前後で何件も書き続けるのはおすすめしません。
低単価だから簡単だと思ってしまいますが、反対に執筆ルールが厳しい傾向にあるからです。
筆者が受け取った執筆ルールも「ですます調」指定などの基本的なことから、「リード文として300字。これは文字数に入りません」という理不尽なものまで盛り沢山でした。
低単価案件の場合には、クライアント側も初心者が来ると分かっています。そのため、細かい執筆ルールを設定して質を保とうとするのです。
未経験でも文字単価0.6~1円未満は狙えるので、受注するにしても1件だけをおすすめします。
Step 2. クラウドソーシングで文字単価「1円案件」に挑戦
実績を1件作ると案件は一気に受注しやすくなります。早い段階で文字単価1円案件に応募を始めましょう。
1円以上の案件には応募者が多いので落選も増えます。それが当たり前だと思って、前向きに応募し続けることが大切です。
・ 他案件の記事が公開済みである場合には実績として提示する
・ テストライティング有りの案件に応募する
この3つを守れば、実績が少なくてもテストライティングまでは進めます。
テストライティングとは、1記事だけを少し安めの文字単価で執筆してクライアントに文章力を確認してもらう採用試験のようなものです。
合格すれば正式な文字単価で発注がきます。
筆者も短文のテストライティングを経て「文字単価1円、3,000文字以上の体験談」の案件を受注しました。
悪質クライアントに注意
テストライティングと称して安く書かせようとするクライアントには注意が必要です。
低単価でテスト記事を書かせた後に「不採用」として記事だけを取っていく悪質クライアントは実は一定数存在します。筆者も1回だけ引っかかりました。
絶対ではありませんが、悪質クライアントには次のような傾向があります。
(2) テスト合格後の単価と、テストライティングの単価が倍以上違う
(3)「合格後は月10万以上!」のように、本採用後の文字単価をぼかしている
このようなクライアントに引っかかると、時間と労力以上に精神的に疲弊してしまいます。

Step 3. クラウドソーシングで文字単価「1~2円案件」を継続受注
文字単価1円以上を受注できれば、あとは何件の記事を依頼してもらえるかが勝負です。
3,000~6,000文字くらいの記事を5~10件受注できれば、月3万円以上にはなります。しかし、すべて単発の依頼だと翌月が不安です。
継続前提の案件だけを狙って応募していきましょう。
継続前提の場合には、テストの意味合いの依頼が1件だけきて、問題がなければ2件目以降も依頼してもらえます。
継続案件が増えると応募の手間が減るので、執筆時間に余裕ができて一石二鳥です。
ポイントを押さえてWebライターに挑戦
筆者のような未経験者でも、3か月で月3万円以上稼げるのがWebライターの世界です。
・ 低単価案件は実績0件を1件にするために受注する
・ 悪質クライアントに時間と労力を浪費しない
・ 継続案件の獲得を目指す
上記のポイントを押さえ、ぜひWebライターに挑戦してください。(執筆者:青井 千夏)