2020年もあとわずかで終わろうとしています。
ここ数年は台風や地震、豪雨など自然災害が毎年のように起こっており厄災が続くと感じていましたが、今年は新たな疫病の恐怖におびえ続けた1年となってしまいました。
2月終わりの学校一斉休校に始まり、外出自粛、渡航制限、休業要請…など、海外のロックダウン措置ほどではないにしろ、ひとりひとりの行動が著しく制限されたのは初めての経験をしました。
まさかこんな形で日常が覆されていくとは想像だにしていなかった1年でした。
目次
株価も影響
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2月以降
日経平均は急降下し始めます。
3月
日経平均は1万6,000円台まで下落しました。
新型コロナウイルスの収束が見えず世界中が混乱する中、
「どこまで下がるのか?」
「もっと下がるのか?」
と損切りのタイミングを思案していました。
4月以降
株価は上昇していきました。
凄腕の投資家の方は「ここぞ」と言うとき安値で一気に買い向かうと言いますが、2~3月のナイアガラ下落のなかで「買う」メンタルはかなり勇気がいると感じます。
どこまで下がるのか全く予測できませんでした。
結果今年資産を増やせたのは、
だったと感じます。
暴落時に勇気を持って買い下がれるよう、日頃の銘柄研究が大事なのかと感じました。
2020年12月の時点
日本各地や世界各国で再び新型コロナ感染拡大する中でも、株価は2万6,000円台の高値を保っています。
景気の指標となる株価が示すのは、アメリカなどでワクチン接種が始まり、先行きが明るいということなのでしょうか?
もしくはジェットコースターの頂上にいるのかもしれません…
日本国内はいまだ感染拡大のさなかにあり、先細りそうな景気しか見えませんが、いずれ実体経済の回復が株価に追いつく時がやってくるといいですね。
ダメージを受けた企業
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さて、外出自粛の影響を大きく受けた観光関連や外食産業などの企業は深刻なダメージを負ってしまいました。
他方、リモートワークやリモート飲み、ひとり〇〇など「三密」を避けた「新しい行動様式」が次々と生まれ、それに付随した産業では業績が伸びました。
株主優待株には新型コロナウイルスの影響を受けた外食株や運輸・観光株なども多いため、日経平均株高にあっても筆者のポートフォリオは回復していません。
なかでも鉄道各社などは業績が常に良好な安定株と考えていたので、利用客がこんな形で激減するとは想像だにしていませんでした。
新型コロナが収束しても、通勤などで日常的に移動する人は減っていくのでしょうか。
2020年は今までの価値観が大きく変わった一年となり、いまだに年が暮れる実感が湧きません。
来年こそ、新型コロナウイルスが収束して穏やかな年になることを祈ります。(執筆者:取得優待は120以上 吉井 裕子)