ハンドメイド作品の販売を副業に考えている方は、実は販路が幅広いということをご存じでしょうか。
そうは言っても、どのような方法で販売していくのかが分かりづらい面もありますよね。
「販路を組み合わせてもっと売上をアップしたい」
ハンドメイド作品を販売しようと考えた際に上記のような疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、「ハンドメイド品を副業として扱う際の販路や組み合わせ方について」をまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
ハンドメイド作品を売る際の販路
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ハンドメイド作品の販売は専用ECモールでできるほか、実店舗やオンラインショップといったところで販路の拡大が見込めます。
1つの手段で売るよりも、併用しながら露出を高めて販路を拡大していくほうが良いと言えます。
ハンドメイド作品を売る際には、いくつかの販売方法があります。
(1) ECモール
(2) 独自のネットショップ
(3) 実販売
(4) 委託販売
(1) ECモール
ECモールは、「minne(ミンネ)」や「Creema(クリーマ)」といった登録して自分の作品を販売できるハンドメイドマーケットです。
販売が決まると一定の手数料を支払いますが、認知度の高いサイトに掲載できることから販売チャンスが多めです。
(2) 独自のネットショップ
独自のネットショップはすでにあるサイトを使うのではなく、自分でネットショップを作成して運営します。
自分で作ると言ってもサービスを利用すれば難しくはなく、最近ではネットショップ作成サービスの「BASE」の利用者が圧倒的に増えています。
(3) 実販売
実販売では自身の店舗を持つほか、街頭販売やフリーマーケットでの販売が該当します。
ただし、実店舗では販売チャンスが限定的なので、ネット販売も併用したほうが良いことでしょう。
(4) 委託販売
委託販売はハンドメイド作品を扱うお店に自身の作品をおいてもらい、代わりに宣伝や販売をしてもらう販売方法です。
売れても売れなくても販売手数料が引かれるため、資金がないうちには販売手段としてあまり適切ではありません。
販路の組み合わせ方

私の友人でハンドメイド作品を販売している方は、最初にミンネを利用して販売したところ1か月の売上が合計で数百円ほどでした。
同じ商品をほかのサイトにも出品したところ、お客さまの目にとまって少しずつ売上が向上しました。それでも月に1万円前後が限界だったようです。
そこで、ブログを開設して作品の仕入れから作成までの流れを掲載すると一定のファンがつくようになり、ブログ経由で購入してくれる方が増えました。
友人の場合には販売サイトに出品するだけではなく、自分が更新しやすかったブログ運営と相性が良かったようです。
そして、
ようになっています。
このように、
のです。
作品を登録するほかにも広め方はたくさんある
現在ではブログ形式のほか、YouTubeのような動画コンテンツが非常に好まれています。
たとえば、実際に作品を作る過程を撮影してYouTubeに投稿(顔出しはしなくてもOK)します。
そのYouTube動画を解説する形で、ブログに動画を掲載しつつテキストでも投稿します。
そのうえで作品を実際に複数の販売サイトへ出品すれば、一連の流れで作家は複数の客層にアプローチが可能です。
複数のサービスを含めて伝え方を変えれば、より多くのお客さまに気付いてもらいやすくなります。
自分に合った方法で露出を増やしていくのが正解
自身の作品や売り方、利用するサイトによって客層が変わるため、具体的な正解は1つではありません。
少しでも売れやすくするには、自分に合った方法で露出を増やしていくのが正解です。
より多くのお客さまに気付いてもらえる工夫が必要で、そのためには自分が継続しやすい方法で少しずつ作品を広めていくと良いと言えます。(執筆者:奥泉 望)