使い捨て手袋はひき肉をこねたり、掃除に使ったり、家事を楽にしてくれるアイテムです。
他にも、「肌荒れ予防」や「感染予防」のために使うこともできます。
今回は、100均と業務スーパーの使い捨て手袋を比較して、コスパと使いやすさをチェックします。
使い捨て手袋を使う頻度が高い人ほど、安く手に入れてチリツモ節約につなげましょう。
目次
枚数と価格を比較

ダイソー・セリア・業務スーパーの3社で販売されているポリエチレン手袋の枚数と価格を比較します。

※セリアには120枚入り商品もありますが、欠品中(入荷未定)のため100枚入り商品を参考にしています。
価格面では1枚あたり約1円の100均商品が優れています。
とはいえ、1回(2枚使用)あたりわずか0.8円の差です。
材質と使いやすさを比較
3商品とも材質はポリエチレンで、食品衛生法に適合しています。
サイズ感と使いやすさに注目して、コスパの良い商品を選びましょう。

ダイソー商品(Мサイズ)とセリア商品(フリーサイズ)は、ほぼ同じサイズです。
業務スーパー商品(Sサイズ)は、全長29cm × 手のひら周り28cmですが、ダイソー商品と重ねてみるとやや小さく感じます。

加工
・ ダイソー → 内側にエンボス加工※
・ セリア → 記載なし(ダイソー商品と似ている)
・ 業務スーパー → 外側にエンボス加工
※凹凸をつける加工
ダイソー商品とセリア商品は、サッと取り出せて着脱しやすく、パッケージがコンパクトでキッチンや戸棚にスッキリ収納できます。
ただし、業務スーパー商品に比べると薄くてフィット感がありません。
使っているうちにずれてくる点がやや気になります。

業務スーパー商品のエンボス加工が外側にあるため、すべりにくくひき肉をこねるときにもべたつかずとても使いやすいです。
ただし、少し小さめなので男性や手が大きめな人は作業しにくいかもしれません。

結論
・ 100均商品と業務スーパー商品の価格差はわずか
・ どちらも食品衛生法に適合
・ 業務スーパー商品はすべりにくさとフィット感に優れている
・ 100均商品は着脱しやすくコンパクトに収納できる
筆者は、キッチンではすべりにくくフィット感がある業務スーパー商品、掃除では1枚あたりの価格が安いダイソー商品やセリア商品など、用途に合わせて使い分けています。
水仕事には綿手袋 + ゴム手袋がおすすめ
便利な使い捨て手袋ですが、100均や業務スーパーなどで販売されているポリエチレン手袋は強度がなく水仕事や長時間の使用には不向きです。
水仕事をする場合は、水が入り込んだりする心配がないゴム手袋やビニール手袋が役立ちます。
ただし、肌が弱い人は肌荒れを起こす可能性もあるため、素材をチェックして使いましょう。
筆者は、ゴム手袋をすると肌がかゆくなってしまうので、綿手袋の上にゴム手袋をして作業をしています。
綿手袋 + ゴム手袋だと、寒い時期の水仕事も冷たさが気になりません。
安くて使いやすい使い捨て手袋は「快適・安心」につながる
繰り返し使うことが節約というイメージがありますが、洗う手間・洗剤・水道代などを考えれば安い使い捨て商品をうまく活用したほうがお得ということもあるでしょう。
使い捨て手袋は、料理や家事だけでなく、「手荒れ防止」や「感染予防」にも活用できます。
100均や業務スーパーで買い物をするついでに、使い捨て手袋もチェックしてみてはいかがでしょうか。(執筆者:成田 ミキ)