先週は上昇トレンドを維持するものの日柄調整的な動きをしており、トレンド維持できるか、崩すのかと意識してみてきた一週間でしたが、答えが出ることなく週末となりました。
動きとしては前週の高値と先週初めに付けた安値のレンジ内で揉み合いを始めたかのような値動きとなり12月のもみ合いを彷彿させる雰囲気が出ています。
このもみ合いが継続するのか、上放れとなるのか、はたまたトレンド崩れの下抜けを示すのか非常に興味深い週となります。
目次
トレンド変換の可能性も
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時期的に見て今週は国内の決算発表が出てくることと、バイデン新政権に対する評価が始まることや、今回の上昇の起点を10月30日と考えると概ね3カ月を迎えることでトレンド変換が起きてもおかしくない時期となります。
先週の動きはチャート的にも、上抜け下離れどちらに転ぶか悩んでいるのだと推測され、上抜けするにも材料不足とみていると見受けます。
ただ、切り上げの動きを見せてミニ三角保ち合いを形成していることや陽線勝ちとなっていることなどを考えるとまだまだ買いの力が強いように感じます。
さらに主体別売買動向の海外勢の動きを見ても、一週目の押し目のある中での大きな買い越しは強気さが伺えます。
先週の保ち合いでも大き目な買い越しとなるようであれば、もう少し上を見ていることが明確になります。
ファンダメンタル的には悪材料はなし
ファンダメンタル的には、バイデン大統領の就任も無事に済み米国マーケットもでは金曜の時点では大きく揺れることなく滑り出しています。
国内においてもコロナ感染拡大は続いても株価には影響してないと見受けられることから、悪材料は現状見えてこない状況です。
好材料が出てくると考えるとまだ上はありそうと考えてしまう所存ではあります。
しかしいつ何が起きるかわからないという気持ちは継続させ警戒感は常に持っていきたいと思います。
現状分析
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5日線
一週間を通して上向きを維持しており、もみ合いながらも強さを残しています。
位置としても概ね上を推移し週末も5日線をサポートラインとして踏ん張ったようなチャート形成となっています。
25日線
変わらず上向きを維持しており先週末の段階では切り上げています。
乖離的に見るとこのまま日柄調整となると2週間以上続く可能性があるという事となりますが、どうなるでしょうか。
75日線
変わらず上向きで上への乖離を維持しております。
週末の足型としては、「実体の小さい陽線のコマ」で迷いが見えます。
窓も無く上下どちらに振れるかの判断の要素にはならず方向感なしと考えます。
トレンドライン
10月30日と1月6日の安値を結んだ切上がりのラインを下値抵抗線として意識し、その下に12月22日と1月6日の安値を結んだラインがあり、これに対して1月14日と1月21日の高値を結んだラインで出来る三角保ち合いも意識したいと思います。
上の横軸は目先1月14日の高値のラインを上抜けするか注目です。
テクニカル指標
一目均衡表
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一目均衡表
変わらず強い形を維持しておりなかなかトレンド崩れを起こしにくそうな形状です。
ボリンジャーバンド
バンドが拡大から上向きへと変えてきました。この後+1σを維持するか注目です。
スローストキャスト
週末の押しで2本の線が角度を緩くしそうな雰囲気となり、上げきらずデットクロスということもあり得る形状になりつつあります。
今週上げきらずデットクロスしその後下まで降りることとなれば上昇に終焉という事となり、デットクロスを回避ししっかり上まで上げて行けば更なる上値追いの可能性を高くしていきますがどうなるでしょうか。
総合判断
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上昇トレンドを維持しつつ揉み合っていることで上昇に陰りという可能性はあるものの、上昇中をメインと意識に置き対応すべき状況と考えます。
トレンド変換の条件を自身で持ち、どこでどのように対応するか決めつつ臨機応変に動ける準備をしておきたいと思います。(執筆者:城 晶子)