節約とエコのために、外出時はマイボトルを持参するという人が増えています。
筆者もマイボトルをもって出かけることが多いですが、かさばらないように小さめのサイズのマイボトルを使っています。
しかし、小さめのマイボトルゆえになくなるのも早いのがネックです。
最近は、マイボトルに無料で給水できるスポットが増えています。
そこで今回は、エコと節約につながる給水スポットの概要やメリット、入れておくと便利なアプリを紹介します。

目次
給水サービスの概要とメリット
無料で給水できる給水サービスは、プラスチック消費を減らしたり気軽に水分補給をしたり、環境だけでなくお財布にも優しい取り組みです。
カフェや公共施設など無料給水できるスポットを広めている「mymizu」や、無印良品が運営する「水-MUJI Life」などを中心に、エコの輪が広がっています。
「mymizu」サポーターには、IKEA・アウディ・LIXILなど多くの企業が名を連ねています。
給水スポットの主なメリットは、
・ マイボトル持参で節約につながる
この2つです。
給水スポットが多いエリアであれば、気軽に水分補給ができます。
ペットボトル500mlの水をコンビニなら100円、スーパーやドラッグストアなら60円ほどで1回の支払いはそう高くはありませんが、「ちりも積もれば山となる」です。
夏の暑い時期やランニング中の水分補給など、使い方次第でエコ&節約につながります。
ただし、コーヒーや炭酸飲料などを飲みたいという人には節約効果は少なめです。
給水スポットはアプリでチェック
無料で利用できる給水スポットは、以下2つのアプリから探すことができます。
mymizuアプリ
世界中にある20万か所の無料給水スポットを無料で検索できます。
GPS機能を使って近くにある給水スポットを探したり、ペットボトル削減量や節約量をチェックしたりできることが特徴です。
チェックできる給水スポット情報
・ 給水方法
・ 水の種類(水道水・浄水・お湯など)

水アプリ
給水スポットを設置している無印良品店舗や各エリアの給水所を無料で検索できます。
給水量の合計やペットボトル削減量・CO2排出量をチェックできることが特徴です。
チェックできる給水スポット情報
・ 給水スポットまでの経路検索(Googleマップ)
・ 店舗情報
・ 給水所のタイプ(飲み口型水飲栓・ボトルディスペンサー型水飲栓など)

実際に利用した感想と課題
初めて給水スポットを利用したときは少し戸惑いましたが、マイボトルに水を入れるだけなのでむずかしいことは何もありません。
中身がなくなったマイボトルと買い足したペットボトル飲料でバックがかさばることもなく、良いこと尽くめだと感じました。
「mymizu」「無印良品」で販売されているボトルを使用しなくてもOKです。
ただ、飲食スペースなどに給水スポットが設置されていて、取り組みの趣旨などが表示されていない店舗の場合、「ここでマイボトルに給水しても大丈夫なのか?」と少し不安になりました。
サポーターではない企業や店舗では給水できない可能性が高いため、事前にアプリで確かめるか店舗スタッフに一声かけてから利用すると安心です。
給水スポットの活用でお財布と環境に優しい生活を
お出かけやランニング中など、気軽に水分補給できるお店を知っておくとエコ&節約につながります。
すでにマイボトル生活をしている人も、興味を持っている人も、身近な給水スポットをチェックしてすてきな取り組みに参加してみてはいかがでしょうか。(執筆者:成田 ミキ)