冬場になると、あんみつやおしることいった和菓子が恋しくなります。
また、個人的には、白玉やだんごの調理法は茹でたり蒸したりが多く、夏場には作る気がそがれてしまい、白玉やだんごは冬場のおやつの定番となっています。
業務スーパーにはあんこや上新粉、もち粉といった和菓子材料が豊富ですが、今回はその中からだんご粉と白玉粉をピックアップします。
目次
だんご粉:250g入り155円

だんご粉とは、もち米とうるち米を原料とした和菓子材料です。
白玉粉やもち粉に比べてこしのある仕上がりになります。歯ごたえのしっかりとした食感で、いわゆる団子を想像していただければよいと思います。
白玉粉:200g入り217円

白玉粉とは、製造メーカーである前原製粉ホームページによると「もち米を精白し、水に漬けて柔らかくし、水ごとすりつぶす。その白い液を圧縮脱水し、大きなかたまりにする。それを細かくけずり乾燥してつくられる」ものだそうです。
ふわふわもちもち、つるりとした食感に仕上がります。
業務スーパーで販売されている前原製粉のだんご粉、白玉粉は国産なのが嬉しいところです。
だんご粉、白玉粉で団子を作る
業務スーパーの商品に多く見られるありがたい点は、パッケージ裏面にレシピが書いてあることです。
しかも、だんご粉のほうには、本格的な作り方と簡単な作り方の2パターンが記載されています。
というズボラな主婦である筆者の気持ちに寄り添ってくれているかのようです。
だんご粉は「簡単な」方法、白玉粉は一般的な方法でつくってみました(詳細な作り方についてはパッケージをご参照ください)。
団子粉の簡単な作り方

分量の水で混ぜて先に電子レンジで加熱してから、すりこぎのようなものでよくつきます。
加熱する前に混ぜたところは、かなりなめらかでとろりとした液状です。加熱後は手指に付きやすくなるので、水をつけて丸めましょう。
1袋で、団子が約30個ほどできました。
加熱後につく過程ではちょっとした餅つき感も味わえて、手伝ってくれた子どもたちも楽しんでおりました。
おすすめちょい足しレシピ

裏面のおすすめレシピに三色団子の作り方も記載されていたのですが、それを真似て筆者は砂糖を加えて作ってみました。
仕上がりは白玉粉よりも歯ごたえのある、まさに「おだんご」です。スーパーなどの和菓子売り場で販売されているお団子にかなり近い仕上がりになりました。
さらにコンロであぶり、砂糖・醤油・水・片栗粉でかんたんなタレをつくり、みたらし風のものも作ってみました。
自分で作るので団子の砂糖少なめ、タレは醤油多めなど、好きにカスタマイズできるのが手作りの醍醐味ですね。
白玉だんごの作り方

白玉粉に水を適量入れ、耳たぶくらいの硬さになるようこねて成型して湯に入れます。
浮いて1分したら水にとり、水を切るとできあがりです。
おすすめちょい足しレシピ

お好みの量のココアと砂糖を混ぜて、ショコラ白玉を作ってみました。
なめらかな食感とココアの風味がマッチして、上品なデザートになります。
ココアと砂糖は「少し多めかも…」という程度に入れると、風味が効いて美味しくなります。
おすすめアレンジ

さらに、業務スーパーの定番アイテム「ほうじ茶ラテプリン」(1kg入り275円)との組み合わせもおすすめです。
だんご粉でも白玉粉でもお好みで組み合わせてプチパフェを作れます。
ほうじ茶ラテプリンに添えて黒みつやきなこ(分量外)をかけるとプチパフェのできあがりです。
写真の分量は白玉3個、ほうじ茶ラテプリン100gなので、あわせて約49.2円です。

大手スーパーのPB商品と価格を比較
だんご粉と白玉粉を安さが売りである大手スーパーA社のPB商品と比較してみました。
同じく国産100%で同程度の内容量の製品で比較しています。
A社のだんご粉は200g入りで198円、1gあたり0.99円です。それに対して業務スーパーのだんご粉は250g入り155円、1gあたり0.62円です。
A社の白玉粉は200g入りで278円、1gあたり1.39円です。一方で、業務スーパーの白玉粉は200g入り217円、1gあたり1.09円です。
安さを強みとしている大手スーパーのPB商品と比べても、業務スーパーのほうに軍配があがりました。業務スーパーの和菓子材料は高コスパだということがわかりました。
業務スーパーには和菓子の製菓材料も豊富
業務スーパーにはだんご粉、白玉粉に限らず、もち粉や上新粉、さらにはきなこやあんこなど和菓子材料も豊富です。
アレンジ食材にも事欠きません。冬のティータイムの定番に加えてみてください。
なお、本文中の価格はすべて税別です。小数点第2位以下を四捨五入している場合があります。
情報は調査時点のものであり内容等が変更になる場合があります。また、店舗によって取扱内容は異なります。
お求めの際には事前にご確認くださいますようお願います。(執筆者:新木 みのる)